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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】36回転目「娯楽のモラル」

11年3月25日 [12:09]

 こんにちは、K松です。震災から今日で丸2週間。人は強いもので、まだまだ大きな被害が残る中、被災された方々は現地で必死に生きてらっしゃいます。その様子を感じてか、各業界とも少しずつ通常に戻りつつあります。「まだ早いのでは?」という声もありますが、普段の日常が戻ることが目標であるならば、これがはじめの一歩なのかもしれません。ただ、娯楽業界はちょっと様子が違います。「節電」という問題のために、いまだに通常には戻っていません。そこで今回は、この非常時だからこそ考えられるべき「娯楽のモラル」についてです。

 娯楽業界は、今非常に厳しい状況に置かれています。24日、プロ野球では開幕日をセ・パともに4月12日に延期することが決まりました。東京・東北電力管内の試合開催、ナイターの実施など、プロ野球運営にかかわる問題で状況は二転三転。特にセ・リーグは最後まで3月中の開幕を目指していました。この対応について、非難の声が多く飛びました。「野球なんてやってる場合じゃない」「この大変な時にナイターはもってのほか」などなど。日本の国技とも呼べる人気スポーツですら、この状況下では娯楽のひとつ。結果的には、ギリギリまで粘ったことがすべて裏目に出る形となりました。

 野球にも増して厳しい目を向けられているのが、他ならぬパチンコ・パチスロ業界です。そもそも業界に縁がない人からは、批判的に受け取られている業界です。ここぞとばかりに不要論を唱える人も少なくありません。「パチンコ屋が全部つぶれれば、節電なんて必要ない」という人もいるくらいです。業界全体では20億を超える義援金や物資が送られ、営業時間も節電エリアでは20%以上カット。節電にも積極的に取り組むホールは多いです。それでも日ごろのイメージからか、ほとんど評価されていないというのが実情のようです。

 娯楽は衣食住がそろった上で、ようやく楽しめるものです。大震災の時に「娯楽なんて」という声は、消えることはないでしょう。ただ「こんな時だからこそ」という声もあります。同じ野球で言えば、甲子園で行われているセンバツを見て「頑張ろう!」と思う被災者の方もいるでしょう。娯楽は心に潤いを与えるもの。決して不快になってはいけません。センバツも、関東であれば開催はされなかったでしょう。関西、しかも日中の試合ということで、一番の問題である「娯楽のモラル」が守られているからこそ、無事開催にたどりつけたのだと思います。

 パチンコ・パチスロ業界は、日ごろからモラルの面でも問題視されることが多いです。だからこそ、この状況でのホール営業は非常にデリケートとならざるを得ません。少なくともモラルを欠いた行動が見えてしまうと、業界全体への批判が強まることは明らかです。娯楽業界全体、非常に苦しい時期ではありますが、ここはじっと耐え、ユーザーの方が気兼ねなく遊びに来てもらえるまで持ちこたえてほしいと祈っています。【K松】

(業界コラム)

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