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社内のパチンコ ・パチスロ好きの有志が集って2010年(平22)8月16日に発足。土日、祝日、平日の会社帰りといった、限りある「サラリーマンタイム」での勝利をつかむのが目標。主な活動拠点は東京都内だが、場合によっては遠征もあり。

【コラム】33回転目「時間効率のワナ」

11年3月11日 [11:57]

 こんにちは、K松です。最近、パチスロ業界は元気がよさそうですね。大勝ち大負けの4号機からマイルドな5号機に変更された直後は、だいぶ客足が減ったと聞いていましたが、近ごろはだいぶ戻ってきたようです。一方、苦戦が続いているのはパチンコ業界。早いサイクルで新台がリリースはされていますが、大ヒット作は数えるほど。そんな中でひとつ気になるのが、昨年10月のコラムでも触れた「時間効率」のお話。ここでもう1度、このテーマを考えてみたいと思います。

 前回のコラムでは、緩やか過ぎる出玉のスピードが、楽しみを減少させていると書きました。それから半年。様子はすっかり変わっています。特に最近のパチンコの新台では、うたい文句に「スピード消化」が入っている台が数多く見られます。ダラダラ出るのではなく、無駄な演出などを省いて一気に出た感覚を強める。これはこれで、メーカーとしてはユーザーの声を聞いた対策と言えるでしょう。

 ところが新たな問題も生じてきました。スピード消化するポイントです。たとえば「ST」と呼ばれる機能。簡単に言えば、大当たりしやすい確率変動状態、一般に言う「確変」に回数制限がついたものです。STが50回転という機種なら、大当たりしやすいのが50回転まで、これを過ぎると通常の状態に戻ります。一般的には大当たり後に突入することが多いようです。いつ終わってしまうかわからないドキドキ、ハラハラ感を演出するものとして開発された機能です。ところが最近の機種では、このSTもあっという間に消化してしまう台が増えてきました。

 ひと昔前のパチンコは、確変といえば次回大当たりまで継続が一般的。確変図柄で当たりを引けば、最初の時は大喜び、2度目行こうは「よかった、続いた」とホッとひと安心、といった具合でした。一方、STは回数制限つきですから、大当たりの余韻に浸る間もなく、たとえ確変図柄で当たろうとも、次の大当たりを引き当てることに必死です。中には演出をすっかり省いたせいか、ものの数分でSTを消化してしまう台もあります。これではパチンコの醍醐味であり、最大の楽しみでもある「連チャン」という時間が、非常に短く終わってしまいます。

 ドキドキ、ハラハラする最大のポイントは、やはり大当たり期待度が高いリーチから、最後の当たるか当たらないかの一瞬。見事大当たりを引き当てた後にやって来る連チャン中、今度はウキウキ感に変わります。ドキドキ、ハラハラを強調するのも1つの手です。ただ「確変だけど、次はいつ当たってくれるかな♪」と浮かれるくらい楽しい時間は、どんな形であれできるだけ長く確保してほしいものです。【K松】

(業界コラム)

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