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2007年11月 アーカイブ

2007年11月02日

第二栄温泉

 市営地下鉄・鶴見緑地線の終点駅「門真南」から徒歩8分、鶴見ブロッサムの脇にその銭湯はあった。ガラス張りの銭湯とコインランドリーに挟まれるように「写真屋」も併設、ユニークな玄関が印象的だ。2代目ご主人の谷内田(やちだ)博志さん(49)は、今ではスタンダードになりつつある「オールガス風呂」のパイオニアでもある。94年に業界に先駆けてガス化、「まさに(NHKで放送された番組)『プロジェクトX』の世界でしたわ」と胸を張る。見どころ満載の「第二栄温泉」を取材した。

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2007年11月06日

清水湯

 大阪ミナミは心斎橋アメリカ村に来た。古着屋やサーフショップなどが集う関西の一大カルチャー発信地だ。その繁華街の中心に清水湯はある。ご主人の八田計三さん(74)はキャリア57年のベテランで、30歳のとき北海道から大阪へ来た。いまでは全国的に有名な銭湯となった「清水湯」を取材した。

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2007年11月09日

紅梅温泉

日本一の長さを誇る天神橋筋商店街のそばに「紅梅温泉」はある。大阪天満宮横の天満天神繁昌亭からわずか400メートル。寄席のあとに銭湯で汗を流すなんていう、粋な和の世界が目に浮かぶ。

 昭和37年に初代の田中正男さん(88)が開業した。昔の地名「紅梅町」にちなんで紅梅温泉と名付けられた。銭湯内は天井が高く、日の光が差し込み気持ちがいい。中央に主風呂、奥には超音波気泡風呂、水風呂、薬湯と並ぶ。この薬湯は電気風呂も兼ねており、よく体が温まる。体の湿疹がよくなったと喜ばれるお客さんの声もあった。水風呂と薬湯は「ライオンの口」から水がでるという昔懐かしい造りで、見ているだけでもなぜか飽きない。

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2007年11月13日

めがね温泉

 生野区を南北に貫く今里筋を南下、田島地区、村田病院の南の通りを入ったところに個性的な名前の銭湯はある。「この銭湯ができた当時、昭和20~30年頃までは、生野区はレンズ産業が盛んやってん。プラスチックじゃない、ガラスレンズや。東洋一やで」。2代目ご主人の宮前博一さん(51)は得意げに教えてくれた。「田島のめがねレンズ」は、“生野区よいとこ田島のめがね”と明治・大正の古い本にも紹介されているように、その名を知られた。お客さんも関連工場の労働者が多く、店名も「めがね温泉」とした。正確には前の営業者から看板ごと引き継いだ。「銭湯自体は大正時代からここにあった」。

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2007年11月16日

出世湯

 JR環状線の桃谷駅と寺田町駅の中間に「出世湯」はある。生野の風呂屋はいきなり細い路地裏にあったりして、見つけにくい場合もある。だが、この湯の場合とても分かりやすいので助かる。さらに、入り口も南北に2カ所。訪ねた午後2時前には開店を待ちきれないお客さんでいっぱい。風変わりな名前もそうだが、興味津々でのれんをくぐった。

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2007年11月20日

石橋温泉

 子供の時代に戻れるものなら、親にせがんで毎日でもやってくるだろう。仲間を誘って遊びにくるだろう。「石橋温泉」はまるで遊園地のような銭湯だ。「えっ!」「わぁ!」と驚きの連続。プール、滑り台に露天風呂。階段を巧みに使って、ジャングル探検のように遊び心を満喫させてくれる。

 お風呂、サウナを合計すると11種類の設備が、銭湯内にある階段により、上下左右に散らばっている。まずは1階に、円形の大きな浴槽が3つある。目を引くのは「あわあわ風呂」と呼ばれるクリニックバス。入浴剤入り気泡風呂には溢れんばかりの細かい泡がはじけ、パチパチと音をたてる。すべての湯には軟水が使用されているため、肌や髪がツルツルして美肌効果がある。主風呂は深めの造りでゆったり腰かけられる。隣の浅風呂は、一部の仕切内だけ電気風呂も兼ねている。

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2007年11月27日

錦湯

 錦の銭湯として洛中に知られる。東西に延びる京の台所・錦市場を堺町筋沿いに曲がると「湯」と書かれた長屋がある。スタジオジブリの映画作品「千と千尋の神隠し」に登場する温泉旅館のようなどっしりとした3階建ての外観(実際は2階建て)で存在感があり、どこか懐かしい。主人の横山さんは、たまにサングラスをかけていたりするので、映画に登場する「釜爺」そのものだ。

 元々、八百屋があった場所だという。江戸時代の絵師・伊藤若冲の生家の八百屋「升達」も錦にあったり、昔は「角々に八百屋があった」。昭和2年に初代が銭湯にして、3代目まで守った。脱衣所の棚には、今では珍しくなった柳行李が並ぶ。所有者の名前が書かれ、籠の中にシャンプーなど道具を入れてキープする。「おじいさんが使っていた籠を、今では孫の娘さんが受け継いで使ってはる。長く使っても籠が壊れてない。昔の職人さんのいい仕事や」。浴室のタイルなども昭和風モダンレトロなもので、こだわりが見える。湯船には子供が乗った鯉の口から湯が注がれて、おもしろい。

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