風呂上がりにゴクリ!下町フローライフ

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葉村温泉

若い旅人も感激…地元で愛され創業100年

銭湯写真  中崎町は不思議な所だ。ビル群に囲まれた大阪・北区にありながら、昔懐かしい町並みが残る。町屋を改装したカフェやバーは、どこか懐かしく温かい。近代的なビルと古い建物が違和感なく融合した町並みに、自然と肩の力が抜けていく。独特の雰囲気に魅せられるのか、カメラを手に散策する若い人たちが目立つ。

 地下鉄中崎町駅から西へ3分ほど歩くと、創業100年を誇る「葉村温泉」が見えてくる。向かいには対照的に、小粋な赤い建物のフランス料理店が建っていた。

 温泉好きの間では有名な老舗で、マスコミの取材も多い。「最近はインターネットで調べて、遠方から来て下さる方も多いんですよ」と、ご主人の俊治(63)さんが教えてくれた。「昔はお客さんの8割は顔見知りだった。今では知らない人の方が多いね…」と少し寂しい顔をされたのが印象的だった。「客層は変わってきた。でも新しいお客さんとの繋がりも生まれているんだよ」。

 昔ながらのたたずまい。脱衣場や浴場をさりげなく彩るステンドグラス。どこに目をやっても“中崎町”ぽくて味があった。

 一歩浴場に入ると、高い天井と大きなガラス張りの壁が目に飛び込む。開放的な空間の向こう側には夕日に照らされた露天風呂が光っていた。心地よい光が浴室内まで降り注いでいる。

 露天風呂は暦風呂になっており、3日に1回のロ―テで、様々な薬湯が楽しめる。サウナ横にある円型の冷水風呂は、電気でキリリと冷やす徹底ぶりで、お客さんからも人気が高い。浴室内の全てに軟水が使われているため、湯上り後はお肌つるつる、身体はいつまでも温かい。

 中崎町という場所柄から、実は意外な来訪者で連日賑わっている。夜行バスの旅行者が、大きなトランクを抱えて利用するのだ。宿をとらない節約旅行でも、体は清潔にサッパリしたい。ならばと、地元の息遣いが伝わる“銭湯”へと足を運ぶ。「最近の若い人たちは、お金をかけずに上手に旅を楽しんでいるよ」と俊治さんは笑顔で話す。若い旅行者たちとの会話は「ほんまに面白い」と、毎日の新しい出会いも大切にしている。

 初めての町で、初めて訪れた銭湯で、初めて出会った人達と身も心も暖まる。私も今度そんな旅をしてみよう。

銭湯写真銭湯写真
【住所】大阪府大阪市北区中崎西1-7-18
【営業時間】14:30~翌日1:00
【定休日】土曜日
【入浴料】大人390円、中人130円、小人60円
【設備】冷水風呂、露天風呂、サウナ(100円・貸バスタオル付)電気風呂、超音波風呂、気泡風呂
【最寄り駅】大阪地下鉄谷町線中崎町駅4番出口から徒歩3分
【駐車場】4台
みっくちゅじゅーちゅ

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