こんなに安くてきれいな銭湯は見たことがない。平成13年3月16日に誕生、まだ生まれて6年しかたっていない新しい銭湯だ。マンションの1、2階部分が銭湯のため、月、木、土の3日間は男湯が2階、女湯が1階に、逆に火、金、日の3日間は男湯が1階、女湯が2階とローテーションで風呂を交代する。エレベーターも完備しているので、足腰の弱い老人も心配ない。
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船岡山の麓に来た。「応仁永正戦跡」の石碑をみつけた。そうだ、ここは京都だった。汗が吹き出る。古都の夏は蒸し暑い。
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八尾にやって来た。近鉄八尾駅を北東方向に進む。8月の八尾北商店街はうだるような暑さだ。体中から汗が噴き出す。用和小学校の脇で豊温泉の存在感は際立っていた。「銭湯は地域とともにあるから。地元のポイントマーカー(目印)にならなあかんて。この辺に住んでいて豊温泉の存在、知らへん人おったら悲しいやん」。番台を守る中島彰男さん(41)は地域の拠点としての銭湯を説く。
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駅前の細い路地を入れば、「ふじいでら温泉」と平仮名のフォントが躍る特製看板が出迎えてくれる。のれんをくぐると、モダンな内装に驚く。間接照明を多様、マッサージ機を取り払うなど、スペースを広く見せる工夫がそこかしこに見える。
近鉄バッファローズで知られた藤井寺市に1927年に設立。創業80年を迎えた古豪だ。だが、そんな風格と歴史をあざ笑うかのように、ご主人の廣田好久さん(63)は時代に柔軟だ。照明にこだわった。電球の温かい発色が好きで、あんどん風のライトを取り入れた。「蛍光灯は冷やっこい感じやろ」。平成6年に内装を工事、照明を中心に脱衣所をデザインし直した。
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何の演出もなく昭和の雰囲気がそのまま残る銭湯を東大阪に見つけた。JR片町線の鴻池新田駅から徒歩5分。銭湯までの道のりで新築マンションをいくつも見かけた。元々、京橋直通と便利な立地だったが、JR東西線の開通で人口も増えた。
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