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おくやみ
山本孝史氏(民主党)が胸腺がんのため死去
死去した山本孝史氏
参院本会議でがんを告白、闘病を続けながら今夏の参院選で再選された民主党の山本孝史(やまもと・たかし)氏が07年12月22日午後11時50分、胸腺がんのため東京都内の病院で死去した。58歳。自宅は大阪市天王寺区。親族のみで密葬を行う。
大阪市出身。5歳の時に兄を交通事故で失い、交通遺児育英会の活動を経て93年衆院選で日本新党から初当選した。01年から参院(大阪選挙区)で活動。05年末にがんを告知された。06年5月、参院本会議の質問でがんを告白するとともに、がん対策基本法の早期成立を訴えた。山本氏の訴えは与野党の壁を取り払い、法案はスピード成立。今年4月から施行された。
比例代表に立候補した参院選では、週1度の抗がん剤治療を受け、移動式酸素吸入器を携えながら街頭に立ち「国民の命を守るのが政治家の役割」と訴えた。同党最後の20議席目で当選。「時間を無駄に過ごさず、今できる仕事をやる。体をいとおしみながらやれば、3年でも6年でもできる」と述べ、がん対策や医療格差解消に取り組む意欲を示していた。山本氏の死去に伴い、同党の比例代表名簿から元衆院議員の大石尚子氏(71)が繰り上げ当選する見通し。