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2008年9月22日

自分に厳しく/壮一帆

 全国ツアーの「外伝 ベルサイユのばら アラン編」(10月17日まで)でアンドレを熱演している花組男役スター壮一帆。

花組男役、壮一帆
花組男役、壮一帆

 彼女にとっては約2年ぶり2度目のアンドレ。当時は雪組だった。「初めてではないという“引き出し”を大いに発揮して、より深いアンドレになれればいいなあと思ってるんですけどね」。ハキハキした受け答え、時に気持ちいいほど笑い“理想の男性像”に例えられることの多いアンドレを地で行けそうだ。

 最近の花組は「ベルばら」と縁がなく、今回も「ベルばら」経験者はわずか1割程度。「タカラヅカに入ったからには絶対に経験した方がいいと思う。例えばけいこ場でも、娘役さんは黒いスカートを履く人はいないし、小公子の役の子は、けいこ場でもヒラヒラのブラウスを着ている。そういう伝統を大切にしている姿勢が経験できる」と目を輝かせた。

 壮は入団直後に花組に配属され、01年夏に雪組に異動。ここで「ベルばら」のジェローデルやアンドレを経験し06年12月、花組に帰ってきた。「その組一筋で、伝統を背負うというのは貴重だと思うけれど、私にとってはあの時、組替えが必要だった。もしあの時組替えしていなかったら甘えていたと思う。自分の身ひとつで、初めての組で自分の力をゼロから表現するっていうのはなかなか大変なことですから」。

 不安を抱えながら異動した雪組では新人公演主役やバウ主役を成功させ、実績を積み上げた。今では古巣の雪組が「心のふるさと」だという。「心のより所があるのは幸せ。自分がいる組というのは、ある種戦場だと思うから」。自分への厳しさは相変わらず。そして最後にこう話した。「組替えをした意味を持たせるのは自分。劇団はチャンスを与えてくれるけど、これに対して結果を出すのは自分の義務。帰ってきて1年半ぐらいだけど、自分の経験を花組の活力に、今回のアンドレに反映させたい」。自覚は十分。頼もしいアンドレが全国の舞台で見られそうだ。【樹】

 ◆「外伝 ベルサイユのばら アラン編」 バスティーユの戦闘から約10年がたったフランス。激闘で右腕を失ったアラン(真飛聖)は廃墟と化したベルイサユ宮殿を訪れ、懐かしい青春の日々を追想する-。

 荒くれ男の集まり、衛兵隊の中でも1番の剣の腕を誇ったアランは、新任の上官が男装の麗人・オスカル(愛音羽麗)と聞いて「女の命令なんか聞けるか」と毒づき、決闘となった。オスカルに敗れたアランだったが、やがて心引かれるようになる。オスカルにいつも寄り添うアンドレ(壮)とともに3人は固い絆で結ばれるが、やがて革命が起こりオスカルとアンドレも志半ばで死んでいった。

 ☆壮一帆(そう・かずほ)8月7日生まれ。兵庫県川西市出身。雲雀丘学園高を経て96年「CAN CAN」で初舞台。花組配属となり01年雪組に組替え。同年10月「愛燃える」で新人公演初主役を果たし翌年バウ公演「ホップ・スコッチ」で立樹遙、音月桂とトリプル主演。03年「春ふたたび」04年「送られなかった手紙」05年「さすらいの果てに」でも主演。「ベルサイユのばら」でアンドレを演じたのは06年7月の全国ツアーだった。同年12月、花組に復帰。身長170センチ。愛称「そう」。


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夢の舞台を創り続けて90年あまり。時代とともにスターを生み、話題作を手掛けてきた宝塚歌劇団。華やかなステージを作り続ける裏側で夕カラジェンヌは日々、厳しいけいこと競争の中で切磋琢磨を続けている。連載「プレシャス! 宝塚」では、そんな夕カラジェンヌの横顔を伝えます。

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