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2008年7月14日

関西人の血騒ぎます!/蘭寿とむ

 大阪・梅田芸術劇場で上演中の名作ミュージカル「雨に唄えば」(21日まで)で宙組の準トップ蘭寿とむが華麗なタップで客席を沸かせている。

 主役でサイレント映画界の大スター、ドン(大和悠河)の親友で作曲家という役どころ。バイオリンを弾きながら大和とのデュエットタップ、ショー並みの大掛かりなパフォーマンス、早口言葉で笑わせるシーンなど、見せ場はたっぷりだが「実はすごい大変なんです。最初、振りをつけてもらった時もあまりにしんどくて“これ、ホントに大丈夫なんですか?”って真顔で聞いたぐらい」。夏真っ盛り、華麗なステップの裏には「顔で笑って大汗かいて」(蘭寿)の奮闘が隠れている。

 同作は1952年、ジーン・ケリー主演の同タイトル映画でも知られるミュージカルコメディー。タカラヅカでも03年、現在星組トップの安蘭けい主演で上演され話題となった。

 出演するにあたり、映画版も見たという蘭寿は「私の役をやってるドナルド・オコナーの表情がすごいおもしろかったんです。百変化って言ってもオーバーじゃないぐらい表情がコロコロ変わって。あそこまではできないにしても、コメディータッチな動きが入れられたらなあって日々研究しています」。

 実は彼女『笑い』のセンスもかなり高い。05年に主演した古典落語を題材にしたバウ公演「くらわんか」でも絶妙な間で客席を沸かせ、本人も「コメディアン的要素はある、と言えばありますね。関西人の血が流れてますし『くらわんか』の時も“一番、楽でしょ?”ってよく言われましたからね」と話す。事実、すべてにおいて“間”が絶妙だ。関西人としての特性を十分生かし? 名作舞台でも華を添えている。【土谷美樹】

 ◆雨に唄えば 無声映画の黄金時代、ハリウッド映画の大スターコンビ、ドン(大和悠河)とリナ(北翔海莉)は映画の中と同様、私生活でも憧れのカップルだと思われていた。当のリナでさえ、ドンが自分を愛していると思い込んでいるほど映画の影響力はすさまじかった。実はドンは駆け出しの女優キャシー(花影アリス)に心をひかれていた。
 そんな中、トーキーの波がハリウッドにもやってくる。映画会社はドンとリナが作りかけていた「闘う騎士」を無理矢理トーキーにすることを思いつく。しかし、リナの悪声と奇妙なセリフ回しはとてもトーキーに耐えられるものではなかった。そんな中、ドンの親友で作曲家コズモ(蘭寿)はリナの吹き替えにキャシーを抜てきしようと提案する。激怒したリナはキャシーを表舞台に出さず「一生自分の吹き替えをさせる」と言い出した…。

 ☆蘭寿(らんじゅ)とむ 8月12日生まれ。兵庫県西宮市出身。武庫川学院を経て96年「CAN-CAN」で初舞台。花組に配属され華やかなルックスとダンス力で入団当初から注目の存在だった。01年「ミケランジェロ」で新人公演初主演。翌年「琥珀色の雨にぬれて」「エリザベート」新公でも主演を務め「月の燈影」でバウホール初主演。06年4月、宙組に異動。身長170センチ。愛称「とむ」。


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夢の舞台を創り続けて90年あまり。時代とともにスターを生み、話題作を手掛けてきた宝塚歌劇団。華やかなステージを作り続ける裏側で夕カラジェンヌは日々、厳しいけいこと競争の中で切磋琢磨を続けている。連載「プレシャス! 宝塚」では、そんな夕カラジェンヌの横顔を伝えます。

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