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2008年2月25日

内面磨き最高難度の役に挑戦/野々すみ花

 25日、中日劇場で千秋楽を迎える「メランコリック・ジゴロ」で、花組の新進娘役・野々すみ花が2番手娘役のティーナを好演中だ。花組の新トップスター真飛聖の実質的なお披露目公演としても注目の1作。しかも安寿ミラ&真矢みきという90年代を代表する花組コンビの傑作再演とあって注目度は高い。野々の役は当時、娘役スターとして人気があった華陽子が演じていた役で彼女の代表作のひとつだ。

新人公演やバウホールでのヒロインを務めるようになり、舞台への心構えも変わってきたという野々すみ花
新人公演やバウホールでのヒロインを務めるようになり、舞台への心構えも変わってきたという野々すみ花

 しかし、普段の自分とはまったく違う女性像らしく「最高に難しい難易度だった」と分析した今回の役柄。「とっても自由で自分の気持ちに素直な人。自分がこうだったらすごく楽しいだろうなあと思うんです」と見た目通り? おっとりした口調で噛みしめるように話した。

 昨年、新人公演の初ヒロインを務めてからバウホール、2度目の新公ヒロインと抜てきが続き心構えも随分変わったという。「これまでまったくの無趣味人間だったんです。でもそれじゃ、役って平面的にしか演じられないでしょ? これからは自分自身の中身を磨いていきたい」。

 まずは手っ取り早く、タカラヅカ以外の舞台を見に行くようになった。一人でも劇場に足を運び、自分で電話を掛けて必死でチケットをゲットすることも。多分、おっとり屋の彼女にとっては画期的なことだろう。「外の舞台を見て改めてタカラヅカの良さが分かるというか、娘役として品位だけは失わないようにしなきゃ、と自分に言い聞かせています」とくっきり浮かんだエクボが印象的だった。【樹】

 ☆野々すみ花(のの・すみか)2月27日生まれ。京都府出身。聖母学院高を経て05年「エンター・ザ・レビュー」で初舞台。昨年2月「明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴」で新人公演初ヒロイン。6月には「舞姫」でバウ初ヒロインを務め、10月「アデュー・マルセイユ」でも新公ヒロインを務めるなど昨年は大躍進の1年だった。身長161センチ、愛称「すみか」。

[2008年2月25日12時14分 紙面から]


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夢の舞台を創り続けて90年あまり。時代とともにスターを生み、話題作を手掛けてきた宝塚歌劇団。華やかなステージを作り続ける裏側で夕カラジェンヌは日々、厳しいけいこと競争の中で切磋琢磨を続けている。連載「GO!GO!宝塚」では、そんな夕カラジェンヌの横顔を伝えます。

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