<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom">
   <title>コラム_芸能：プレシャス！ 宝塚</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/" />
   <link rel="self" type="application/atom+xml" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/atom.xml" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225</id>
   <updated>2009-11-16T08:02:38Z</updated>
   <subtitle>プレシャス！ 宝塚</subtitle>
   <generator uri="http://www.sixapart.com/movabletype/">Movable Type 3.34</generator>

<entry>
   <title>男役の集大成／大空祐飛</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20091116_88248.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.88248</id>
   
   <published>2009-11-16T07:55:04Z</published>
   <updated>2009-11-16T08:02:38Z</updated>
   
   <summary>　名作映画「カサブランカ」が世界で初めて、タカラヅカでミュージカルになった。宙組...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　名作映画「カサブランカ」が世界で初めて、タカラヅカでミュージカルになった。宙組の新トップスター大空祐飛と娘役トップ野々すみ花のお披露目公演。ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが繰り広げた究極のラブストーリーを、名曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」や名ゼリフもそのままに、約１時間４０分だった映画を２時間半の超大作に仕上げた。大空は「ボガートのイメージが強いと思いますが、私なりに作り上げました。大人っぽい見応えあるミュージカル」と絶対の自信を見せた。【土谷美樹】
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20091116-takaraduka.jpg" width="180" height="250"" alt="名画「カサブランカ」の世界初ミュージカル化で熱演する大空祐飛" /></dt><dd>名画「カサブランカ」の世界初ミュージカル化で熱演する大空祐飛</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　モノクロ名画「カサブランカ」が華やかなタカラヅカの舞台で色鮮やかによみがえった。第２次世界大戦の複雑な時代を背景に展開するボガートとバーグマンのラブストーリー。名曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」はもちろん「君の瞳に乾杯！」などの名ゼリフも健在。ボガート演じるリックが、闇ビザを求める市民にわざとカジノで勝たせる場面など名エピソードも存分に生かし映画ファンもホロリとさせる。

　トップお披露目としてはこれ以上ない作品だ。大空も「自分が想像していた以上のモノに仕上がったと思っています。『あの映画がこんな風になるんだ』という感じ。とっても大人っぽいし。見応えあるミュージカルにしていただいた」と謙虚な言葉の中にも絶対的な自信を見せた。さらに「カサブランカみたいな作品でお披露目ができるというのはすごく珍しいケースだと思う。だって男役でいうと集大成みたいな役だし、本当に恵まれていますね。私らしいお披露目にしていただいているかな」と付け加えた。

　１時間４０分程度だった映画を約２時間半の大作ミュージカルに仕上げたとあって、それぞれの人物像がよりくっきり描き出されているのも特徴だ。映画ではボガートとバーグマンのなれ初めやパリ時代を深く描くことはなかったが、舞台では２人の出会いやボガートのバックボーンも描き出した。

　大空自身も映画は通して３度も見たという。「このシーンってどんなだったっけ？」と思えば何度も見直した。「多分映画をご覧になった方はリック＝ボガートのイメージがすごく強いと思います。でも、私は台本でいただくことによってリックの性格とか本質、新たに描かれたエピソードで役を作り上げて私なりのリック像を作っていきたいと思っています」。ニヒルで、いつもどこか冷めた表情が印象的だったボガートのリック。その「理由」が、大空のリックで明かされているのは新たに加えられたエピソードと彼女の丁寧な役作りによるものだ。

　花組から、娘役トップ野々を伴って組替え、宙組トップスターになって４カ月がたった。すでに組にも溶け込み「（トップの）実感は常にある」という。「自分の一言が与える重みが全然違う。言葉だけでなく、自分が発している空気とか…。例えば主演が不安そうにしていると組全体が不安になるような。だからこそ、自然体の自分がいい状態であることが大事だと思っています」と噛みしめるように話した。入団１８年目、遅咲きのトップスターが力強く歩み始めた。

　☆大空祐飛（おおぞら・ゆうひ）６月２２日生まれ、東京都世田谷区出身。田園調布雙葉中を経て９２年「この恋は雲の涯まで」で初舞台。月組に配属となり９８年「ＷＥＳＴ　ＳＩＤＥ　ＳＴＯＲＹ」で新人公演初主役（第１部）。０１年「血と砂」でバウ初主役。昨年１月、花組に組替えとなり準トップとして組を支え同１０月、野々すみ花と主演コンビを組み「蒲田行進曲」を元にした「銀ちゃんの恋」が話題となった。その話題コンビが今年６月、そろって宙組に異動。そのままトップコンビを組むことになった。身長１７０センチ。愛称「ゆうひ」。

　◆映画「カサブランカ」　１９４２年製作、米映画。マイケル・カーチス監督。クランクインの段階で脚本が完成しておらず、バーグマンの演じるヒロイン・イルザはリック（ボガート）とラズロ（ポール・ヘンリード）のどちらと結ばれるか決まっていなかった。結局２通りのラストシーンを撮影し、評価の高い方を採用したという逸話も残っている。しかし、映画は大評判になり第１６回アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞を受賞。日本では４６年に公開された。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>スーパー目力／緒月遠麻</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20091109_88043.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.88043</id>
   
   <published>2009-11-09T06:25:16Z</published>
   <updated>2009-11-09T06:30:25Z</updated>
   
   <summary>　雪組男役スター・緒月遠麻が１４日からスタートする全国ツアー「情熱のバルセロナ」...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　雪組男役スター・緒月遠麻が１４日からスタートする全国ツアー「情熱のバルセロナ」（１２月１３日まで）で大役ラファエルに挑むことになった。同作は、大地真央＆黒木瞳が月組トップコンビに就任した時のお披露目公演で、緒月が演じるラファエルは当時準トップだった剣幸が熱演し話題になった役だ。クールな本格派はもちろん、悪役から３枚目と幅広い役どころで舞台に華を添える緒月に、またひとつ引き出しが増えそうだ。【土谷美樹】
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20091109-takaraduka.jpg" width="180" height="220"" alt="元月組トップスター、剣幸も演じた役に挑戦することになり「プレッシャーですが、新たな気持ちで作りたい」と意欲を見せる緒月遠麻" /></dt><dd>元月組トップスター、剣幸も演じた役に挑戦することになり「プレッシャーですが、新たな気持ちで作りたい」と意欲を見せる緒月遠麻</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　抜群の存在感を生かし、３枚目から悪役と、役の幅を広げてきた緒月に名作の大役が回ってきた。今回は歌唱力を誇った剣が演じた役とあって、歌での聞かせどころが多いのもポイントだ。「そもそも登場が歌なんですよ。それにすごいプレッシャーを感じていて（笑）。アカペラで歌って、しばらくしてジャジャ～ン！って演奏が始まる。一番緊張するパターンでしょ？　初めてビデオを見た時はびっくりしました。さすがに『この登場場面は変わるだろうな』って思ったのに、変わらなかった（笑）」。冗談めかして笑わせたが目は真剣だった。

　トップスター水夏希演じる貴公子・フランシスコと親友であり、彼が事件に巻き込まれ、投獄されるきっかけを作る重要な役どころ。「自由主義の詩人なんですけど、自由奔放にしていながらも政治的な背景を感じ、何かに追われている恐怖感を出すのが難しい。でも、そのあたりをしっかり出したい」と話した。

　剣は大地が退団した後、５年半もの間、月組トップスターに君臨。その歌唱力はもちろん、演技力にもたけた実力派だった。「情熱の－」上演当時、剣は入団９年目。今の緒月より１年下だった計算だ。「今の自分が当時の剣さんと同じようなモノが出せるのか？　て思いますよね。プレッシャーはありますけど、新たな気持ちで作りたい。やる人が違うと違う作品に見えるとも思うし」と言葉を選びながら話した。

　１７４センチの長身に長い手足。加えて日本人離れした顔立ちで、下級生のころから舞台での存在感は抜群だった。最近では飛躍的に役の幅も広げている。「ベルサイユのばら」での男っぽい荒くれ軍人・アランはハマリ役だったし「ＺＯＲＲＯ　仮面のメサイア」での３枚目軍曹は客席を大いに笑わせ新境地を開いた。

　「あの役は本当に楽しかったですね。おバカさんな役だから変な心配がいらないんですよ。例えば歩いてて足をぐねったり、声が裏返ったり…。ついついやってしまいがちな事に変な神経を使ってしまうんですけど、あの役はどんな事してもＯＫでしょ？　だから逆に芝居に集中できた。客席の笑い声も聞こえなかったぐらいですから」。

　「男役１０年」と言われる世界で、今年は大きな節目の年だった。役の幅も広げ飛躍の年となったが、本人はいたって謙虚だ。「全然まだまだですよね。１０年ともなると自分のことだけじゃなくて周りにも気を配らなきゃならないんですけど、いつもどこかに力が入っている。昔からのクセで力を抜いて気楽にやるっていうのができないタチなんです、不器用で。来年こそ、余裕のある上級生になりたいかな（笑）」。

　近くで話をしていても、その目力に圧倒される。舞台メークとなるとなおさらだ。「最近は悪役が回ってくることが多いですが、どんな役でも毎回同じだとダメだと思うんですよね。ちょっとずつでも変えたいし、引き出しを増やしたい。今回の役もそうありたいと思っています」。舞台人として恵まれたルックスに甘えることなく、緒月の挑戦はまだまだ続く。

　☆緒月遠麻（おづき・とおま）１２月３日生まれ、名古屋市出身。菊華高を経て００年「源氏物語　あさきゆめみし」で初舞台。０６年「ベルサイユのばら」新人公演でアランを演じ（本役は水夏希）続く全国ツアー公演では、本役でアランを好演。身長１７４センチ。愛称「きたろう」。

　◆「情熱のバルセロナ」　１８３０年ごろのスペイン・バルセロナ。フランシスコ・ラフォーレ侯爵（水夏希）は、叔母のリンダ（晴華みどり）に誘われ、宮廷の舞踏会に出席。そこで美しい娘ロザリア（愛原実花）に出会い、心を奪われた。後日、フランシスコは友人ラファエル（緒月）を訪ねた酒場で正当防衛ながらも殺人を犯し、投獄されてしまう。しかし、監獄でフランシスコは偶然にもロザリアに再会。彼女は監獄の長官の娘だった。

　同作はフランスの小説家スタンダールの「パルムの僧院」をベースにしたもので、原作の舞台は１７９０年代のイタリアの小公国。専制君主制度を背景に貴族の息子が戦争や恋愛、権力闘争に巻き込まれ僧院に入って生涯を終えるまでが描かれている。タカラヅカではこれを１９世紀のスペインに置き換え舞台化。１９８２年（昭５７）１０月、榛名由梨のあとを受け月組トップスターになった大地真央と、入団２年目でトップ娘役になった黒木瞳のお披露目公演として上演された。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>「何か」を打ち破った優等生／凰稀かなめ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20091026_87351.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.87351</id>
   
   <published>2009-10-26T05:50:29Z</published>
   <updated>2009-10-26T05:55:48Z</updated>
   
   <summary>　星組の準トップスター・凰稀かなめが、ミュージカル「再会」（１１月５日まで全国ツ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　星組の準トップスター・凰稀かなめが、ミュージカル「再会」（１１月５日まで全国ツアー）でコメディーに挑戦中だ。トップスター柚希礼音、彩海早矢とのアップテンポなセリフのやりとりは絶妙で、客席も大ウケだ。雪組から異動してきてまだ半年。その間にはケガも乗り越えた。今やすっかり組に溶け込み、トップコンビ柚希＆夢咲ねねとの華やかなスリーショットは見る者のため息を誘う。組替え後初の全国ツアーへの意気込みと、激動の半年を振り返ってもらった。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20091026-takaraduka.jpg" width="180" height="250"" alt="組替えを経験し、ケガも乗り越え一回りも二回りもたくましくなった凰稀かなめ" /></dt><dd>組替えを経験し、ケガも乗り越え一回りも二回りもたくましくなった凰稀かなめ</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　アップテンポなセリフ、絶妙の間。最後のどんでん返しも加わって、コメディータッチのミュージカルに連日、客席も大いに沸いている。

　「再会」は９９年、専科スター轟悠が雪組トップスター時代に初演され、０２年に再演。今回が３度目の上演となる人気作で、何よりも軽妙なセリフのやりとりが魅力だ。「チエさん（柚希）と（同期の）彩海と私の３人が親友役なんですけど、学年も近いし、普段のコミュニケーションの雰囲気が舞台に出れば、と思っています」。

　凰稀にとっては今回が２度目の全国ツアー。本拠地や東京公演など“タカラヅカ慣れ”しているファンとは違うリアクションが刺激になるらしく「お客さんの反応がホントにおもしろい。客席に降りたりするとウワッーってなってくれるし。私たちにとっても普段味わえない感覚があって楽しい」と笑った。

　今年はいろんな事があった。雪組から組替えでやってきたのはわずか半年前。しかも、一足飛びに２番手スターとして迎え入れられた。その間、左足小指を骨折。大劇場公演への「休演」も頭をよぎるなど波瀾（はらん）万丈の０９年だった。

　「もちろん、１０年間いた雪組を離れるのは寂しかったけれど、実は自分の中で色々悩んでいた時期でもあったんです。自分自身“何かを変えなきゃ”ってもがいていたというのか“もっとこうしたいのに何でできないんだろう？”“何かを壊せたらもっと良くなるんじゃないか”って」。

　そこには下級生のころから注目を浴びてきた優等生ゆえの苦悩が見え隠れする。「いつも“うまくやらなきゃ”ってどこかで思っていたかも知れません。他の人の目が気になって、そういう自分がイヤになっていた。でも、星組にきたら“いいじゃん、けいこで失敗しても”って思えるようになってきた」。組替えを経験したことで、凰稀は自分の中の見えない『何か』を打ち破っていた。

　しかも、星組最初の大劇場公演を前に左足小指を骨折した。初日までわずか３週間。誰もが「休演やむなし」と思っていた。新トップ柚希のお披露目公演、自分にとっても“星組デビュー”の大事な舞台。どうしても出たかった。凰稀は周囲も驚くほど入念なリハビリとケタ外れの精神力で初日に間に合わせたのだ。

　「自分のしんどさより今となったら“折れてようが何しようが、何でもできるんだな”って思いました（笑）」。舞台が終わるころには何倍もの逞しさを備えていた。

　１７３センチの長身に抜群のスタイル。１７２センチの柚希、１６４センチの夢咲との３ショットは華やかで迫力満点だ。「チエさんは１つ上のあこがれの上級生。すごい好きだったし、今コンビを組んでいるのが不思議なくらい。チエさんは太陽みたいなワイルドさで、私は真逆。あえて言うなら月かな？　でもその真逆さが舞台にいい風に出せればいいですね」。そう言ってクールに笑う表情が印象的だ。「太陽と月」。新しい星組には無限の可能性が広がっている。

　◆「再会」　舞台は現代のモナコ。一流ホテルの御曹司でありながら、ジェラール（柚希）は父親の後継ぎを嫌い、ニューヨークで売れない小説を書きながら実家からの仕送りで自由奔放に暮らしていた。ある日、モナコの父から手紙が来た。「モナコに戻り、跡継ぎとして帝王学を学び、しかるべき女性と結婚するなら財産と社長の地位は保証する。そうでなければ今後は仕送りもしない」。

　これに慌てたのはジェラール本人よりも友人の編集者マーク（凰稀）と演劇プロデューサーのスティーブ（彩海早矢）だ。２人はジェラールにお金を貸しており「何が何でも結婚して、社長になってもらわねば困る」と、嫌がるジェラールを無理やりモナコに連れて行く。

　父親のクードレイ社長（英真なおき）が出した条件は「図書館に勤めるサンドリーヌを誘惑して偽りの恋をし、そして彼女を捨てろ」という一風変わったもの。しかもその“偽りの恋”を自伝小説にしろというのだ。プレーボーイでならしたジェラールは自信満々に取りかかるのだが…。舞台はショー「ソウル・オブ・シバ！！」と２本立て。

　☆凰稀（おうき）かなめ　９月４日生まれ、神奈川県出身。順心女子学園中を経て００年「源氏物語　あさきゆめみし」で初舞台。雪組に配属となり０５年７月「霧のミラノ」で新人公演初主役。翌年７月「Ｙｏｕｎｇ　Ｂｌｏｏｄｓ！！」でバウホール公演初主役。昨年５月、米映画「俺たちに明日はない」をもとにした２度目のバウ主演作「凍てついた明日」で、孤独で犯罪に手を汚していくクライドを好演し話題に。今年４月１４日付で星組に組替えとなった。身長１７３センチ。愛称「てる」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>貴公子で生き生き／涼紫央</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20091019_86940.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.86940</id>
   
   <published>2009-10-19T04:49:05Z</published>
   <updated>2009-10-19T04:53:39Z</updated>
   
   <summary>　星組男役スター、涼紫央が大阪・梅田のシアター・ドラマシティで上演中のミュージカ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　星組男役スター、涼紫央が大阪・梅田のシアター・ドラマシティで上演中のミュージカル「コインブラ物語」（２５日まで）ですっきりした貴公子を熱演中だ。主演の専科スター轟悠演じるペドロ王子の妃を、ひたすら愛し守ろうとする近衛隊長役。前回の大劇場公演「太王四神記２」では、世界征服をもくろむ超悪役が評判になった。同公演終了からわずか１カ月。１８０度の変ぼうぶりにファンも驚くが、涼は「今回は絵本のような作品。私もめちゃめちゃこだわってます」と自信を見せた。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20091019-takaraduka.jpg" width="180" height="270"" alt="インタビューに答える涼紫央" /></dt><dd>インタビューに答える涼紫央</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　涼しげな目元に物静かな語り口、舞台では難しいロングヘアのカツラもすっきり決まっている。星組スターの涼が超悪役を経て“得意分野”の貴公子役に帰ってきた。

　「『得意』なんて言ったら“どんだけ自信あんねん！”って言われてしまいそうですが、今回は今までにもたくさん頂いてきたスッキリした役。だから立ち方、カツラとのバランス…。こういうタカラヅカのコスチュームものってすごく気を使うし、超こだわってますよ」。大阪人らしく関西弁と自分へのツッコミも忘れないトーク術。舞台を離れた時の親しみやすさは相変わらずだ。

　同作はポルトガルに伝わる「ペドロとイネスの悲劇」をベースにタカラヅカ風にアレンジしたもので、涼演じるビメンタは一途に妃を守ろうとする近衛隊長。身分の違いを乗り越え、２組のカップルが愛を貫こうとするタカラヅカらしいミュージカルだ。

　涼のイメージと言えば、「ベルサイユのばら」で２度も演じたオスカルのような颯爽（さっそう）とした貴公子。ところが、最近は少しずつ悪役もこなすようになり極め付きは前回の大劇場公演。「太王四神記２」で見せた大長老役だった。一瞬では涼とは分からないほどのメークにタトゥー、長く黒いツメ…。「でもあれ、すごくおもしろかった。悪役というより、あそこまで濃い役は初めてやったし、なかなかタカラヅカではできないツメやタトゥーも、自分なりにめっちゃこだわって、終わるのが寂しかったぐらい」と目を輝かせて振り返った。

　そんな難役を経たからか、本来の持ち味である“正統派”に磨きがかかっているようだ。「やっぱり、オスカルをさせてもらったことがその後の私にはプラスになっていると思います。それからも徐々に勉強していって…。時代物、現代物、コスチュームものっていろいろあるけれど、ある程度『この時はこう』ってタカラヅカのルールの中で型にはめれば、自分の中では自由にやっていけるようになったかな？」。非常に控えめだが、重ねたキャリアに裏打ちされた自信が表情に表れている。

　小さいころから熱烈なタカラヅカファンだった。出待ち入り待ちもしたことがある。ファン時代からスターだった轟との共演は「夢見てるみたい」とも。「今、同じ舞台に立たせていただいているのがすごく不思議。存在が遠過ぎて近づけないけれど、公演中は少しでもくっついていきたい」と話した。

　これが涼にとっては今年のしめくくりの舞台でもある。「大好きなコスチュームものでしめくくれるのはいいですね。これだけの衣装って他の劇団ではできないでしょう？　例えばスーツのお芝居だったら他でやってもかっこいいと思う。でも軍服着させたらタカラヅカが一番。これはパッと夢の世界に入り込める、絵本のような作品。だからこそ、細かい部分までこだわりたいんです」。少しの妥協も許さない涼の姿勢が舞台にも反映している。

　◆「コイブラ物語」　舞台は大航海時代のポルトガル。アルフォンゾ国王（にしき愛）の即位２０周年の祝典で、息子ペドロ（轟悠）は王妃の侍女イネス（蒼乃夕妃）を見初め、彼女も身分違いと知りながら恋に落ちた。

　しかし、そんな２人の気持ちを知ることもなく、国王はペドロを隣国カストロ国の姫・コンスタンサ（優香りこ）と政略結婚させることを決めてしまった。さらに、彼女にもペドロと同様、思いを寄せる近衛隊長ビメンタ（涼）がいたのだ。婚礼の日。コンスタンサの思いも知ったペドロは、彼女に大胆な計画を持ちかける。一方、ペドロの強い思いを知った国王は、家臣を使いイネスを消してしまおうと計画していた。

　☆涼紫央（すずみ・しお）３月９日生まれ、大阪市出身。四天王寺学園を経て９６年「ＣＡＮ－ＣＡＮ」で初舞台。０２年４月「プラハの春」で新人公演初主役。続く「ガラスの風景」でも新公主役を務め０３年「恋天狗」でバウホール初主役。０５年バウ公演「それでも船は行く」翌年「フェット・アンペリアル」でも主演を務め、タカラヅカの伝統的な男役として確固たる人気を誇る。身長１６９センチ。愛称「とよこ」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>最後まで自然体／瀬奈じゅん</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20091012_86701.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.86701</id>
   
   <published>2009-10-12T03:57:11Z</published>
   <updated>2009-10-12T04:09:18Z</updated>
   
   <summary>　月組トップスター瀬奈じゅんのサヨナラ公演「ラスト　プレイ／Ｈｅａｔ　ｏｎ　Ｂｅ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　月組トップスター瀬奈じゅんのサヨナラ公演「ラスト　プレイ／Ｈｅａｔ　ｏｎ　Ｂｅａｔ」（１１月９日まで）が開幕した。歌、ダンス、芝居とどれも抜きんでた実力派トップのサヨナラとあって、劇場は連日超満員。しかし、その熱気とは裏腹に瀬奈本人は「最後だから、という感じはまったくないんです。最後まで押しつけでなく、見た人がいろんな形容詞をつけて下さる男役でいたい」と自然体でのステージを繰り広げている。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20091012-takaraduka.jpg" width="180" height="270"" alt="ショーでは素足で華麗なダンスを披露する瀬奈じゅん" /></dt><dd>ショーでは素足で華麗なダンスを披露する瀬奈じゅん</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　クールな瀬奈らしいラストステージだ。サヨナラ公演というと、それを思わせるセリフや場面がふんだんに盛り込まれることが多いが、タイトルこそ「ラスト」というものの、そんな感傷的な場面やセリフはゼロ。

　しかし、そこが逆に瀬奈らしい。本人も「セリフとか場面より歌詞にグッと来る部分が多い」と話す通り、難しい旋律の曲を丁寧に歌い込む姿が心に残る。「いろんな人の友情、愛情に触れて成長していく男を描いていて、歌もそういうものに感謝している歌詞が出てくるんです。私個人も今までいろんな人、例えばファンの方々であったり、劇団の人…。皆さんの事が思い浮かぶような歌詞で、心情的にかぶるんですよね」と真剣な表情で語った。

　同作は孤児院でピアノの英才教育を受けた青年がコンクールのプレッシャーにおしつぶされ、その後トラウマを抱えながらも成長していく姿を描いた作品。「下級生から“こういう役初めて見ます”って言われたので、最後の作品でも新たな自分が発見できるように演じられたらいい」と最後まで前進を忘れない。

　劇中ではピアノを実際に弾く場面も多く、その腕前は見事。しかし本人は格段「ピアノが得意」というワケではないらしい。音楽学校時代もピアノの成績は「４０人中３８番ぐらい」だったそうだ。「だから先生（演出家）にも聞きましたよ。“なんで私がピアノなんですか？”って。でもピアノを弾くということよりも、ピアノに対しての思い、芝居として心情的なモノを表現したいって言われたので、私にとっても“ピアノを弾く”ことに重きを置いているわけではありません」と話した。

　音楽学校時代から数えてほぼ２０年。男役に没頭してきた。タカラヅカにしかない『男役』を瀬奈は「男性でもなく女性でもなく。夢の世界の生き物」と表現した。「もう、すごくやり尽くしました。燃え尽きましたよ（笑）。あっ、まだそんな事言っちゃいけないのかな」とジョークを交えて語ったが、まんざら冗談ではなさそうだ。

　ミュージカル大作「エリザベート」では狂言回しで暗殺者でもあるルキーニ、エリザベート、そして死トートと主要３役を経験した。これは史上初の快挙だ。タカラヅカの代名詞でもある「ベルサイユのばら」ではアンドレを「風と共に去りぬ」ではスカーレットを演じた。男役があこがれる役をことごとく自分のモノにし、女役の大役まで熱演。「やり尽くした」という言葉は本音に違いない。

　瀬奈は静かにしめくくった。「最後まで押しつけではなく、見てくれるお客様がいろんな形容詞をつけて下さる男役でいたい」。ファンの心にはいつまでもその姿が焼き付くはずだ。

　☆瀬奈（せな）じゅん　４月１日生まれ、東京都杉並区出身。東京文化高を経て９２年「この恋は雲の涯まで」で初舞台。花組に配属となり９８年「ＳＰＥＡＫ　ＥＡＳＹ」で新人公演初主演。０１年「マノン」でバウホール初主役。０４年１２月、月組に組替え。翌年７月、月組トップスターに。身長１６８センチ。愛称「あさこ」。

　◆「ラスト　プレイ」　孤児院で育ったアリステア（瀬奈）はピアノの才能に恵まれ、孤児院の全面的なバックアップでレッスンに励んでいた。しかし大事なコンクール本番、あまりのプレッシャーから彼は演奏中に失った。それ以来、恐怖でピアノに近づくこともできなくなった彼は孤児院を飛び出した。

　ひょんな事から出会ったムーア（霧矢大夢）は刑務所を出てきたばかりの男。彼は裏社会の人間が持ち込む、いわく付きの美術品を売りさばき、大きな収益を上げていた。ムーアはアリステアを仲間に引き入れる。ピアノへの未練を心の底で感じながら、裏社会で生きていくアリステア。ある日、組織の闘争に巻き込まれたアリステアは大ケガを負い記憶を失った。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>娘役極める／天咲千華</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090928_85789.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.85789</id>
   
   <published>2009-09-28T06:06:54Z</published>
   <updated>2009-09-28T06:13:37Z</updated>
   
   <summary>　タカラヅカに新しいヒロインが誕生した。入団４年目の若手娘役・天咲千華が先日、宝...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　タカラヅカに新しいヒロインが誕生した。入団４年目の若手娘役・天咲千華が先日、宝塚大劇場で行われた花組「外伝　ベルサイユのばら～アンドレ編」の新人公演で初ヒロイン・マリーズを好演。男役からの転向、宙組からの組替えとさまざまな試練を乗り越え、可憐（かれん）に成長した姿を見せた。素顔はまだまだ初々しさいっぱいだが、舞台に上がれば一転。情熱的なヒロイン像を作り上げ“演技派娘役”として注目を集める存在になった。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090928-takaduka.jpg" width="180" height="250"" alt="「男役も娘役も関係ない。１人の舞台人として輝きたい」と話す天咲千華" /></dt><dd>「男役も娘役も関係ない。１人の舞台人として輝きたい」と話す天咲千華</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　舞台後のあどけない表情が印象的だ。さっきまでアンドレとの別れを悲しみ熱演を繰り返していた天咲。終演後のインタビューで心からほっとした様子で「お客さまの温かい拍手が何よりもうれしかった」と力を出し切った演技に手応えを感じていた。

　しかし反省も忘れない。「豪華なセットやドレスに助けられた部分がすごくあったと思います。こんな豪華なドレス、どう扱っていいかも分からなかったし。今日の反省をぜひ東京公演で生かしたい」と表情を引き締めた。

　初めてのヒロイン。しかも伝統ある「ベルばら」だ。最初は戸惑いだらけだった。「配役を聞いたときはただただビックリの一言で。それから時間がたつにつれ、今度は“どうしよう？“って不安だらけだった。でも幸い、本公演でマリーズの子ども時代を演じているので１人の女性として気持ちは同じだし、そういう意味では恵まれていましたね」と振り返った。

　この作品とはよほど縁があるのだろう。今回の本公演では子どものマリーズを、宙組時代には、子ども時代のアンドレを演じている。幼いながら結婚を約束するシーン、再会までの約束に大切なリボンと母親の形見を交換する場面…。物語はこのエピソードを軸に展開するため子役とはいえ大事な役回りだ。「アンドレをやったからこそ見えてくるものもあるし。そういう心情を大事に演じたい」と話した。

　入団４年目と、まだまだこれからの成長株だが、わずかの間にも足跡はなかなか劇的だ。音楽学校の予科生時代は娘役だったが、小さいころからの夢をあきらめきれず男役に転向。入団当初も男役だった。しかし、その身長、柔和な表情を客観的に判断し、入団後に娘役に再び転向した。新公などで注目され始めた今年２月、今度は宙組から花組に組替え。最初の大劇場公演で新公初ヒロインが決まったのだ。

　特に娘役への再転向は大きかった。宙組時代、ＤＶＤを見て自分の小ささにショックを受けた。同時期、娘役のキレあるダンスに魅了され思い切って決断したという。「男役が好きで、やりたかったからこそ大事にしたかった。でも、私では自分の理想の男役はできない。理想からかけ離れた男役になるより、娘役での理想を目指すのもありなんじゃないか」。

　今は娘役に誇りを持ち、とことん極めたいと思っている。「男役さんをステキに見せることとか、娘役としての大事なことは押さえつつ、タカラヅカのいち舞台人として、男役も娘役も関係なく１人の役者として輝けるようになりたい」と目を輝かせた。初めての新公ヒロインを成功させ、今大きな１歩を踏み出したばかり。自分の理想に向かい、道のりはまだまだ続く。

　◆「外伝　ベルサイユのばら　アンドレ編」　フランス革命を目前に控えたパリ。男装の麗人オスカルにその人生をささげてきたアンドレ（望海風斗、本役・真飛聖）は平民出身だったが早くに両親を亡くし、オスカルのジャルジェ家に引き取られ共に大きくなった。

　アンドレの生まれ故郷プロバンスには、８歳の時に離ればなれになった幼なじみマリーズ（天咲、本役・桜乃彩音）がいた。別れの日、リボンとどんぐりの実を交換し「大きくなったら結婚しよう」と約束した２人。マリーズは大人になってもその約束を忘れることができず、彼を探す旅に出た。パリに着き酒場で働くようになったマリーズ。ある日、店に出入りするブイエ将軍（真瀬はるか、本役・星原美沙緒）が彼女を養女にしたいと自分の屋敷に引き取る。すっかり貴族のレディーになったマリーズと再会したアンドレ。マリーズは胸に秘めた思いをぶつけるが、アンドレの心の中にはオスカルしかいなかった。やがてフランス革命が始まる。本公演は１０月５日まで。

　★天咲千華（あまさき・ちはな）　６月５日生まれ。東京都墨田区出身。女子聖学院高を経て０６年「ＮＥＶＥＲ　ＳＡＹ　ＧＯＯＤＢＹＥ」で初舞台。当初は男役だったが、入団後に娘役に転向。宙組に配属となり今年２月２４日付で花組に組替えとなった。父は大相撲の元関脇・逆鉾。（現・井筒親方）身長１６４センチ。愛称「あまちゃき」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>「十分やりきった」／遼河はるひ</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090921_85473.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.85473</id>
   
   <published>2009-09-21T03:52:07Z</published>
   <updated>2009-09-22T06:56:48Z</updated>
   
   <summary>　月組の３番手男役スター遼河はるひが次回公演「ラスト　プレイ」で退団を決めた。１...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　月組の３番手男役スター遼河はるひが次回公演「ラスト　プレイ」で退団を決めた。１７３センチの長身を生かしたダンス、都会的な雰囲気と深い低音で下級生のころから根強い人気を誇っていたが、あこがれの「グレート・ギャツビー」「エリザベート」での熱演で「十分、やりたいことをやり切った」と卒業を決めた。今回はトップスター瀬奈じゅんとの同時退団。注目度の高い公演で遼河も完全燃焼を誓った。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/f-et-090921-1510.jpg" width="180" height="270"" alt="月組男役の遼河はるひ（撮影・宮崎幸一）" /></dt><dd>月組男役の遼河はるひ（撮影・宮崎幸一）</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　現在は、退団公演のけいこ真っ最中。卒業の日までのカウントダウンが始まり感傷的な部分もあるかと思ったが、当の本人は意外にあっけらかんとしていた。「自分でも不思議なんですけど“さほど…”なんですよね。逆に普段より平常心でいられるぐらい」。ゆったりとした口調には余裕さえ感じられる。

　「ラスト　プレイ」はトップスター瀬奈じゅんのサヨナラ公演でもあり、娘役スター城咲あい、羽桜しずくと多くのスターが退団する公演とあって注目度も高い。遼河の役どころは裏社会の一味・ジークムント。「これが最後だから、なんて思わず地にしっかり足を付けて役を作っていきたい」と強調した。

　遼河の頭に「退団」の２文字がよぎったのは昨年９月。東京・日生劇場での「グレート・ギャツビー」に出演した直後だったという。同作は９１年（平３）、杜けあき、一路真輝らの雪組で上演した「華麗なるギャツビー」を１７年ぶりに再演したもので、遼河にとっては学生時代、これを見てタカラヅカを受験しようと決めたあこがれの作品。

　この作品で、遼河は一路が演じたヒロインの親せきで、物語のキーマンでもあるニックを好演した。「自分のやりたい芝居ができたって思えたんです。やってる途中からホントに楽しくて楽しくて、もう満足かな」と退団を考えるようになったという。

　その後今年５月、ミュージカル大作「エリザベート」で悲劇の皇太子・ルドルフを好演したことで決断した。ルドルフは下級生の青樹泉、明日海りおとのトリプルキャスト。全体練習でルドルフとして参加できるのは３回に１回しかない計算だ。下級生と比べられるプレッシャーもあった。

　しかし「それが逆に私にはよかったかも知れません。（けいこ数が）少ないから１回１回を大事にできたし、あそこまで演じられなかったと思う」と胸を張った。トートを演じた瀬奈からは「神懸かり的」と絶賛されるほどのデキで「あの舞台はプレッシャーも緊張も全然なくて。あんなに周囲からの反応が良かったのも初めて。もう十分」。みじんの後悔もなく、潔くタカラヅカを去る決心をしたという。

　彼女は以前から自分のことを「相当な負けず嫌い」と分析する。だからなのか厳しいタカラヅカでも辛い思い出はほとんどない。

　「私、負けず嫌いの超プラス思考なんです。人に負けるのが嫌いというよりも自分に負けるのが嫌い。だから落ち込むことや、くよくよする自分が悔しいので常に前向き。これからもそうやって生きていくと思う」。

　気は早いが退団後のプランを聞いた。自分でも「どうなるんだろう？」と楽しみにしているそう。やりたい事はヤマのようにあるそうで「英語も習いたいし、お芝居も続けたい。いろんな世界を見てみたいから」と芸能界に進むことも示した。

　「多分、このままだと脱力感もあんまりないと思う。旅行ぐらいはしたいけど、ほっとするというより、この勢いに乗ってダダダっといきたいですよね」。最後まで笑顔だった遼河。まずはタカラヅカでの“ラスト　プレイ”をビシっと決め、次のステージへと突き進む。

　◆「ラスト　プレイ」　孤児院で育った青年アリステア（瀬奈じゅん）はピアノの英才教育を受け世界的コンテストに参加するまでになったが、重圧から最終選考で演奏中に失神。これがトラウマとなり、以降ピアノに近づくことさえできなくなっていた。ある日、彼が公園で行き倒れたところ、１人の男が青年を救う。

　年月が流れ、２人は裏社会で一目置かれる存在になっていた。そんな時、アリステアが車にはねられ記憶を失う…。

　☆遼河（りょうが）はるひ　２月２日生まれ、名古屋市出身。椙山女学園高を経て９６年「ＣＡＮ－ＣＡＮ」で初舞台。月組に配属され０１年９月宙組に異動となった。翌年「鳳凰伝」で新人公演初主役。０３年「春ふたたび」０５年「ル・プティ・ジャルダン」でバウホール公演主役を果たす。０６年７月、再び月組に組替えとなり３番手スターとして活躍。４歳から習っていた日舞では「西川栄綾」という名取名を持つ。身長１７３センチ。愛称「あひ」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>アンドレに運命感じた／真飛聖</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090907_84696.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.84696</id>
   
   <published>2009-09-07T06:20:03Z</published>
   <updated>2009-09-07T06:31:50Z</updated>
   
   <summary>　花組トップスター真飛聖が“究極の男役像”アンドレにふんした「外伝　ベルサイユの...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　花組トップスター真飛聖が“究極の男役像”アンドレにふんした「外伝　ベルサイユのばら」が幕を開けた。再演、続演を繰り返す名作で２９人目のアンドレとなった真飛は、幼なじみマリーズ（桜乃彩音）に思いを寄せられながらも、オスカルへの一途な愛を貫く姿が印象的だ。花組の頂点に立って約１年半。トップスターとして脂が乗ってきたこの時期にアンドレを演じることに「右も左も分かってきたこの時期に、タカラヅカの財産である作品で、しかも本拠地で主演できることに運命を感じる」とノリノリだ。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090907-takaraduka.jpg" width="180" height="270"" alt="激しい戦闘の末、銃弾に倒れるアンドレ（真飛聖）。迫真の演技を披露した" /></dt><dd>激しい戦闘の末、銃弾に倒れるアンドレ（真飛聖）。迫真の演技を披露した</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　トップスターとして１年半を歩んできた自信が、真飛アンドレには漂っていた。幼なじみから告白されても迷うことなくオスカルを守り抜き、クライマックス、民衆を引き連れての戦闘シーンは鬼気迫るものがある。

　「オスカルを思って思って、最後は彼女を守って天国に行く。第三者で見てた時はアンドレってかわいそうだと思っていたけれど、自分がやってみてこういういちずな生き方って幸せで格好いいなあって改めて思っています」。

　自身、これが３度目の「ベルばら」だ。研７だった０１年、新人公演で主役オスカルを演じ、本公演では“荒くれ男”アランを熱演。昨年の全国ツアーでは、そのアランを７年ぶりに演じ話題となった。“ハマリ役”だったアランを演じながら、実はアンドレにどんどんひかれていく自分がいたという。

　「アランを演じながら、アンドレってやっぱり男役としては魅力的だな～って思いながらやってたんです、実は（笑）。アランは感情をあらわにすることが多いので演じやすかったんですが、アンドレをやって思うことは一番自分が素直にやれる」。

　「ベルばら」とは不思議な縁もある。学生時代、友人が「ベルばら」を見てタカラヅカにはまり、真飛に勧めたことで彼女はタカラヅカを目指そうと決意した。「私の人生を変えた作品。しかも宝塚に入っても『ベルばら』をできない人だっているのに私はこれで３回目。タカラヅカの財産で、それだけの重みもある。トップになって右も左も分からない状態だったらアップアップだっただろうけれど、今１年半たっていろんなモノが見えてきた状態で主演としてできる…。すっごい縁を感じますよね」。しみじみ語った。

　それにしても今年は話題作がめじろ押しだ。お正月公演は韓流スター、ペ・ヨンジュン主演の「太王四神記」でヨン様と同じタムドクを熱演。７月にはミュージカル大作「ＭＥ　ＡＮＤ　ＭＹ　ＧＩＲＬ」で究極のシンデレラボーイを演じ、このアンドレをはさんで年末には映画やテレビドラマでもヒットした「相棒」で杉下右京を演じることが決まっている。

　「今年は作品にも恵まれて、年末まで本当に忙しい１年。私だけじゃなくて花組がそれだけ充実してるって感じられるのが何よりもうれしい」。

　最近になって、ようやく主演男役としてのスタンスが分かってきたという。「最初は“こうあるべき”“こうありたい”って欲ばっかりが出ちゃって疲れてしまった。最近は“型にはまるとおもしろくない”って思えるようになって自分の道が見えてきたんです」。トップとして充実期に入った真飛のアンドレ像には風格が漂っている。

　◆「外伝　ベルサイユのばら　アンドレ編」　フランス革命を目前に控えたパリ・ベルサイユ。男装の麗人オスカルにその人生をささげてきたアンドレ・グランディエ（真飛）は、平民出身だったが早くに両親を亡くし、オスカルのジャルジェ家に引き取られオスカルの護衛役として過ごしていた。

　アンドレの生まれ故郷プロバンスには、８歳の時に離ればなれになった幼なじみマリーズ（桜乃彩音）がいた。「大きくなったら結婚しようね」と約束した２人。マリーズは大人になってもその約束を忘れることができず、とうとう彼を探す旅に出る。

　旅の途中、行き倒れになったところをある酒場の女主人に助けられ、やがてそこで働くようになった。そんなある日、店に出入りするブイエ将軍（星原美沙緒）が彼女を養女にしたいと、自分の屋敷に引き取る。すっかり貴族のレディーになったマリーズと再会したアンドレ。マリーズは胸に秘めた思いをぶつけるが、アンドレの心の中にはオスカルしかいなかった…。ショー「ＥＸＣＩＴＥＲ！！」と２本立てで１０月５日まで。

　☆真飛聖（まとぶ・せい）　１０月１３日生まれ、神奈川県出身。中延学園高を経て９５年「国境のない地図」で初舞台。星組に配属され９９年「我が愛は山の彼方に」で新人公演初主役。０１年「花の業平」「ベルサイユのばら」でも新公主役を務め翌年「ヴィンターガルテン」でバウホール初主役。０３年の日生劇場公演「雨に唄えば」では悪声の女優・リナ役で出演。初めての女役、しかも３枚目要素の強い役を好演し話題になった。０５年８月、花組に組替えとなり０７年１２月、退団した春野寿美礼の後を受け花組トップスターに。身長１６９センチ。愛称「ゆう」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>思いっきりやるゾ!!／望海風斗</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090831_84261.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.84261</id>
   
   <published>2009-08-31T04:42:00Z</published>
   <updated>2009-08-31T04:51:30Z</updated>
   
   <summary>　花組の男役ホープ望海風斗が２度目の新人公演主役を射止めた。９月２３日に行われる...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　花組の男役ホープ望海風斗が２度目の新人公演主役を射止めた。９月２３日に行われる「外伝　ベルサイユのばら」でアンドレを演じる。小さいころから劇画を読み、あこがれたという大役。１月に行われた「太王四神記」に続く連続主役だが「今回は勢いだけではだめ。でも小さくまとまらず、最後の新公だし、思いっきりやりたい」と宣言した。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090831-takaraduka.jpg" width="180" height="250"" alt="舞台映えするルックスに歌唱力もバツグンの望海風斗" /></dt><dd>舞台映えするルックスに歌唱力もバツグンの望海風斗</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　初めて体験する「ベルばら」で１回きりとはいえ、あこがれのアンドレを演じることになった。思わず表情が緩む。「タカラヅカの男役にとってはすごくうれしいことだと思います。タカラヅカを知らない人でもアンドレって名前は聞いたことあるでしょ？　おけいこ場も『ベルばら』ってだけでいつもとちょっと違うんですよね」。衣装合わせにも胸が高鳴った。「着てみたいって思ってた衣装だったから、うれしくてうれしくて」。劇画と同じになっていく鏡の中の自分が誇らしかった。

　今年１月、韓国ドラマをベースにしたミュージカル「太王四神記」で新人公演で初主役。若き王・タムドクを好演し、若手スターの誕生を予感させた。初めてとは思えないほど堂々とした演技に舞台映えするルックス、安定した歌唱力。関係者も驚くほどのスケールの大きさだ。

　しかし、そんな高評価にも浮かれた気分はない。「宝塚での新公は『勢い』でやり切ったって感じだったんですね。でも何なんだろ、１カ月後の東京ではなぜか“勢いだけではできない！”って思ってしまって。舞台に出る瞬間、今までにない恐怖感っていうか“これが舞台の怖さか”っていうのを感じたんです」。

　この独特の「恐怖感」を今度は舞台に生かしたいと思っている。最近では、２作連続の新公主役は珍しくなってきた。「２回目っていうことは重く受け止めています。やっぱり初めてとは違うし、さっきの話と重なりますが『勢い』だけじゃダメだなって思う」と責任感を漂わせた。

　しかも、前回の新公ではちょっと悔いも残ったそうだ。それはカツラや衣装の着こなし。「けいこ中はお芝居の事で頭がいっぱいで。そこまで頭が回らなかった。ホント、こんなことじゃ失格なんですけど、直前になって慌ててしまって」。ファンなら誰もが思い浮かべるアンドレの髪形に深いブルーの軍服、ブーツ…。芝居や歌など技術以上に“見た目”は大事。「ベルばら」となればなおさらだ。舞台では２回目ならではの細かい配慮が見られそうだ。

　小さいころから歌が大好きだった。将来は「歌に関係ある仕事を」と思いながら過ごしていた高校生のとき、タカラヅカを観劇し受験を決意。その歌唱力は今や大きな武器だ。地声が低いのも男役にとっては大きなメリット。

　「正直、前回の新公は“どうしよう？”“落ち着かなきゃ”ってばかり思っていた。でも、今回は少し落ち着いて受け止められる自分がいる。私にとってはこれが最後の新人公演。こういう機会に感謝しながらも小さくまとまらず、失敗を恐れずにやりたい」と完全燃焼を誓った。

　☆望海風斗（のぞみ・ふうと）１０月１９日生まれ、横浜市出身。法政大学女子高を経て０３年「花の宝塚風土記」で初舞台。今年１月、「太王四神記」で新人公演初主演。身長１６９センチ。愛称「だいもん」。

　◆アンドレとは　正式にはアンドレ・グランディエ。平民として生まれるが幼いときに両親を亡くし、祖母マロン・グラッセが働く由緒ある貴族・ジャルジェ家に引き取られる。同家の六女がオスカル。以後オスカルの遊び相手、兼護衛として、ともに育った。その後、跡取りのいなかったジャルジェ家で、男装の麗人として活躍するオスカルを表向きは従僕として、実際には幼なじみ兼親友として見守り、仕える。いつしかオスカルを女性として愛するようになり、身分違いの愛に苦しむ。

　ある日、オスカルに付き従っている際、黒い騎士に襲われ、負傷。徐々に視力を失うが、心配するオスカルには死の直前まで隠し通しフランス革命のさなか、オスカルを守って命を落とす。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>２人で新しい“何か”を生み出す／大空祐飛</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090810_83258.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.83258</id>
   
   <published>2009-08-10T05:07:38Z</published>
   <updated>2009-08-10T05:21:05Z</updated>
   
   <summary>　宝塚歌劇団・宙組の新トップコンビ大空祐飛、野々すみ花のお披露目公演「大江山花伝...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　宝塚歌劇団・宙組の新トップコンビ大空祐飛、野々すみ花のお披露目公演「大江山花伝」が福岡・博多座で開幕した。花組から２人そろって組替え→即トップコンビ就任と異例の人事を乗り越え、大空は「大好きな夏にスタートが切れるのはうれしい。これから２人でどんな作品を作っていけるのか、自分も楽しみ」と新しい自分に大きな夢を描く。「飽き性で不器用だった」と話す少女が、入団１８年と時間をかけてつかんだ“頂点”でどんな夢舞台を見せてくれるのか。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090810-takaraduka.jpg" width="180" height="230"" alt="「２人できっと新しい“何か”を生み出したい」と語り、お披露目公演で茨木童子を演じる大空祐飛（右）と野々すみ花" /></dt><dd>「２人できっと新しい“何か”を生み出したい」と語り、お披露目公演で茨木童子を演じる大空祐飛（右）と野々すみ花</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　荘厳な衣装に幻想的なストーリー展開。平安時代に伝えられた鬼伝説を元に仕立てたラブストーリーで、宙組の新トップ大空が力強い一歩を踏み出した。

　「毎年夏が来るとワクワクするタイプ。そんな大好きな夏に（トップスターとして）スタートが切れるのはうれしいです」。暑い中、重厚な作品で鬼を演じているとは思えないほど、舞台を降りた大空は満面に笑みを浮かべた。

　入団１８年目（研１８）でのトップ就任は決して順風満帆とは言えない。しかも、同時にお披露目となった野々と２人そろって花組から組替え→即トップ就任は異例の人事だ。普通とは違う気を使うこともあっただろう。大空は淡々と、そして正直に組替え当初を振り返った。

　「自分の立場も変わり、組も変わり。それが同時にやってきて、どっちが大きな変化なのかつかみきれなくて…。最初の１週間ぐらいは自分のペースをつかむ、というか、この変化に自分が対応するのに時間がかかりました」

　それでも、同時に組替えしてきた野々を思い「彼女は私以上に戸惑い、不安になっていると思う。だから私がしっかりしなきゃって。それに彼女は不思議な強さを持っているので、これから一緒にどんな仕事ができるのか？　っていう楽しみの方が大きいんです」とも話した。

　タカラヅカの舞台を踏んだからには誰もが目指すトップスターという頂点。だが執着はまったくなかったという。「自分のタカラヅカでの男役像を“確立したい”っていうのを目標に、ずーっと黙々とやってきたんですね。で、ふと顔を上げてみたら頂上に着いていたって感じ。だからこの１８年“もう、やだ～！”って言ったことはありますけど本気で辞めようと思ったことは１回もないんです」。

　大空は自分を「この上なく不器用な人間」と分析する。「本当は飽き性だ」とも。小さいころの習い事はほとんど続かなかった。ピアノは家で１回も練習せず、行きづらくなって辞めてしまった。「サボってサボって、いつも自然にやめちゃう、みたいな子だった。でもここ（タカラヅカ）は全然違った。器用じゃないから全然できなくて、飽きるどころか１８年もかかったんです。簡単にできるモノだったらもう辞めていたかもしれないな」。

　今はバウホール組（逆転裁判２）と２手に別れているため、本来の規模ではないが新生宙組が発進した。「組をどんな風にしたいか、なんて今はまったくありません。でも私と野々が来たことで宙組のみんなも“どんな人たちなんだろう？”って手探りながら進んでいくと思うんです。その中できっと新しい何かが生まれると思うし、その“何か”は必ず生み出したい」。気負いはないが静かに力強く、トップスター大空祐飛が歩み始めた。

　◆「大江山花伝」　平安時代、大江山に住む鬼・酒呑童子（しゅてんどうじ＝十輝いりす）の一味は京で略奪を繰り返し恐れられていた。一味の１人、茨木童子（大空）は酒呑童子と人間の間に生まれた男で、幼いころに出会った国守の娘・藤子（野々）との恋を心に秘めながら生きていた。

　時は流れ、ついに帝の命令を受けた渡辺綱（北翔海莉）が酒呑童子退治に乗り出すことになる。いざ、綱が大江山に乗り込もうとした時、下女が同行を願い出る。この下女こそ藤子であり、彼女は大火事で家族を失い、自らも顔に大やけどを負っていた。藤子も茨木童子との再会だけを待ち続け生きていた。

　しかし茨木童子は勇敢な綱に次第に友情を感じるようになる。綱がこの下女を慕っていることを感じ取り二人を都へ帰らせようとする。同作は木原敏江さん原作のコミックを元にしたミュージカルで１９８６年（昭６１）平みち率いる雪組で上演された。レビュー「Ａｐａｓｉｏｎａｄｏ！！２」と二本立てで２５日まで。

　☆大空祐飛（おおぞら・ゆうひ）６月２２日生まれ、東京都世田谷区出身。田園調布雙葉中を経て９２年「この恋は雲の涯まで」で初舞台。月組に配属となり９８年「ＷＥＳＴ　ＳＩＤＥ　ＳＴＯＲＹ」で新人公演初主役（第１部）。０１年「血と砂」でバウ初主役。昨年１月、花組に組替えとなり準トップとして活躍。同１０月、野々すみ花と主演コンビを組み「蒲田行進曲」を元にした「銀ちゃんの恋」が話題となった。今年２月、元宙組トップだった大和悠河の後を受け同組トップスターになることが内定し６月、花組から異動してきた。身長１７０センチ。愛称「ゆうひ」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>新境地、コミカルに／水夏希</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090803_82933.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.82933</id>
   
   <published>2009-08-03T06:14:08Z</published>
   <updated>2009-08-03T06:25:23Z</updated>
   
   <summary>　雪組トップスター水夏希が魔法使いになった！？　奇想天外な設定とストーリー展開で...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　雪組トップスター水夏希が魔法使いになった！？　奇想天外な設定とストーリー展開で話題のスクリューボール・コメディー「ロシアン・ブルー」が開幕した。新娘役トップ愛原実花を迎え、アップテンポなセリフのやりとりや、コメディーに欠かせない微妙な“間”など、早くも相性はバッチリ。米ソの緊迫した時代を舞台に、トップの２人が「魔女狩り」時代に迫害された一族の末裔（まつえい）だったことで巻き起こるラブストーリー。トップスターとして３年目に突入し円熟期を迎えた水率いる“新生雪組”が新たな一歩を踏み出した。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090803-et-takaraduka.jpg" width="180" height="240"" alt="ロシアン・ブルーで白熱の演技を披露する水夏希" /></dt><dd>ロシアン・ブルーで白熱の演技を披露する水夏希</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　キザなセリフもなければ、一本筋の通った男でもない。水演じる米国人アルバートは、ソビエトの女性局員に持ち上げられ退出させられるは、愛原演じるイリーナに顔を近づけては「気色ワルッ」と顔を背けられるは、キャラクター的には全然格好よくない。タカラヅカのトップスターらしからぬ役どころだが、その人間臭さが共感を呼ぶ。

　「確かに新たなタカラヅカの主演像ですよね。自分は真剣に生きているんだけど、知らないうちにおちゃらけていったり、軸がぶれたり…。主役があまり格好よくない、正直（笑）。でも“それもアリ”みたいなことができたらなって思ってます。だから三の線に行き過ぎないように、そのサジ加減が難しくって。コメディーってホント難しいですね」

　トップスターになって３年目。円熟期を迎えた水をも悩ますキャラクターだが「そういう意味では、また新たな挑戦。これで役の幅が広がるといいんですけど」と貪欲（どんよく）な姿勢は変わらない。

　前作で退団した白羽ゆりから、相手役がぐっと若手の愛原実花にバトンタッチした。それだけで組の印象もかなり変わった。水自身も刺激を受けているという。

　「みなこ（愛原）と組むことで新しい発見がありますね。私自身（トップスターとして）いろんな事にも慣れてきて新鮮さがなくなる時期というか、慣れて貫禄（かんろく）が出てきて落ち着くのではなく、慣れた上でまた新しい発見ができる。自分でもワクワクしていて“もっともっと新しいことをやっていきたい”って思わせてくれる」。そう目を輝かせた。相手役が変わったことがいいカンフル剤になっているようだ。

　さらに、ショー「ＲＩＯ　ＤＥ　ＢＲＡＶＯ！！」では客席を巻き込んでの“サプライズ演出”が待っていた。鮮やかな赤の羽を背負った水が客席に現れたと思えば、金色のポンポンを持ったスターたちがズラリと銀橋に居並び、客席を誘ってリオのカーニバルばりに激しいダンス。手に同じポンポンを持って振りかざすファンもいて最高潮に盛り上がる。

　水も「その日の出演者と客席とのキャッチボールなので、最高の瞬間。テレビや映画と違う生の舞台ならでは、ですね」と最高の笑顔を浮かべていた。【土谷美樹】

　◆「ロシアン・ブルー」　舞台は米ソが対立する以前の１９３０年代モスクワ。アメリカの下院議員アルバート（水）は、ソビエトの革命２０周年を祝うレビュー公演のため、モスクワにやってきた。それを迎え入れるソ連の女性官僚イリーナ（愛原実花）。アルバートはこの訪問で成果を上げ上院議員に転出したいと考えていたが「鉄の女」の異名を取るイリーナは断固として上演を許さない。共産党中央委員のエジェフ（未来優希）から、文化事業にかこつけスパイが侵入する危険性を示されていたからだ。

　何かといがみ合う２人だが、実は魔法使いと魔女の末裔（まつえい）。自分たちの思惑を胸に、２人は「今こそ魔法を使うべき」と決断する。アルバートとイリーナが手にしたのはどちらも同じ「ほれ薬」。ある夜、同じ薬を手にした２人はそれぞれの飲み物に「ほれ薬」を混入するのだが…。ショー「ＲＩＯ　ＤＥ　ＢＲＡＶＯ！！」と２本立てで７月３１日～８月３１日まで。

　☆水夏希（みず・なつき）８月１６日生まれ、千葉市出身。県立千葉女子高を経て９３年「ＢＲＯＡＤＷＡＹ　ＢＯＹＳ」で初舞台。月組に配属となり９５年「ＭＥ　ＡＮＤ　ＭＹ　ＧＩＲＬ」で新人公演初主役。翌年「ＣＡＮ－ＣＡＮ」でも新公主役を務め９７年１０月、花組に組替え。９９年「ロミオとジュリエット」でバウホール公演の初主役を果たした。００年７月、宙組に異動、０５年４月に雪組に変わり０７年２月、前トップ朝海ひかるの後を受け雪組トップスターに。同年８月、彩吹真央、音月桂、彩那音、凰稀かなめと「ＡＱＵＡ５」を結成、ＣＤデビュー。身長１６９センチ。愛称「ちか」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>初日に向けて必死なんですぅ／愛原実花</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090727_82702.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.82702</id>
   
   <published>2009-07-27T05:30:32Z</published>
   <updated>2009-07-27T05:35:22Z</updated>
   
   <summary>　雪組の新娘役トップ・愛原実花のお披露目公演「ロシアン・ブルー／ＲＩＯ　ＤＥ　Ｂ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　雪組の新娘役トップ・愛原実花のお披露目公演「ロシアン・ブルー／ＲＩＯ　ＤＥ　ＢＲＡＶＯ！！」が３１日に開幕する。ダンスが得意で演技派としてならした彼女だが、今回の大抜てきに「今は自分のことでいっぱい、いっぱい。大劇場でこんなにセリフいただいたこともないし。初日に向けて必死なんです」とまだまだ初々しい。父親で劇作家つかこうへい氏も主演娘役の就任に「すっごい喜んでくれた」という。不安と期待が交錯する現在の心境を聞いた。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090727-takaraduka.jpg" width="180" height="270"" alt="「今は自分のことでいっぱい、いっぱい」と語る雪組の新娘役トップの愛原実花" /></dt><dd>「今は自分のことでいっぱい、いっぱい」と語る雪組の新娘役トップの愛原実花</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　涼しげなノースリーブのワンピースに、軽くウエーブがかかったロングヘア。「今はもう与えられたことをこなすのにいっぱいいっぱい。初日に向けて必死なんですぅ」と訴える姿が初々しい。

　前娘役トップ・白羽ゆりの後を受け、大抜てきの昇進だった。今後コンビを組むトップスター水夏希にとっても、これまでは「大勢のうちの１人」（水）。経験は決して多くない。新人公演ヒロイン２回、バウホールでのヒロインはワークショップでのわずか１回だけ。新公で初めてヒロインを務めたのもわずか１年半前。しかし、初ヒロインとは思えない堂々とした演技力で注目を集め、ちょうど１年前、バウホールでヒロインを演じた「凍てついた明日」で評価を確実なものにした。

　この短期間での“大出世”は誰よりも自分がびっくり仰天したという。内定の知らせを受けたときも「ちょうど劇団の応接室でうかがったんですけど、もう“へなへなへな～”って感じ。漫画みたいに“へた～”って力が抜けていくのが分かりました。あの時の空間は一生忘れないと思います」と、今も興奮気味に振り返る。

　父にはすぐに報告した。「宝塚に入った時点で“すごいね”って言われてて、新公のヒロインの時も驚いていた。今回は“まさか！”って。めちゃめくちゃびっくりしていました」。厳しさで知られるつか氏も娘に関しては“フツーの父親”らしく手放しで祝福してくれたようだ。

　先日、大劇場で行われたイベント「百年への道」がトップ娘役としての“プレお披露目”だった。プロローグ、トップを切って大階段を下り、割れるような拍手を体感した。「『緊張』っていうのはこういう事を言うんだなと。あり得ないぐらいテンパってまして、舞台袖で水さんが“大丈夫？”って声を掛けるぐらいひどかったらしいんです」。

　小さいころからタカラヅカの大ファンだった。学生時代、お小遣いをためては「ＴＣＡスペシャル」のビデオを買っていたと言い、「そんなタカラヅカを代表するイベントに自分が出ていること自体スゴい！　って思います」。

　「どんなに端っこでも大劇場に立ちたい」とあこがれ、舞台に出ることが、ただ楽しかった下級生時代。「お金を払って見に来て下さるお客様に楽しんでもらいたい」とプロ意識に目覚めた新公ヒロイン時代。しかしどこかに「生徒」という甘えがあったという。「今は水さんの横にいてタカラヅカ全体のことを、例えば“９５周年だから”って思うことができるようになってきました。もちろん、まだまだですけど今は１日が濃い～（笑）」。

　トップスター３年目に突入した水もそんな彼女の奮闘に目を細める。「私はすっごいスパルタです（笑）。でも今日言ったことは明日、必ず直してくる。彼女を相手役にして良かった」。

　ヒロインとしての経験は少ないが無限大の可能性を秘めたニューヒロインだ。

　◆「ロシアン・ブルー」　舞台は米ソが対立する以前の１９３０年代モスクワ。舞台芸術家の訪問団を率いてアメリカの下院議員アルバート（水夏希）がモスクワにやってきた。それを迎え入れるソ連の女性官僚イリーナ（愛原）。アルバートはこの訪問で成果を上げ上院議員に転出したいと考えていたが「鉄の女」と異名を取るイリーナは彼をスパイと疑い監視の目を緩めない。何かといがみ合う２人だったが、そんな２人が実は魔法使いと魔女の末裔（まつえい）だった…？！それぞれの思惑を胸に２人が作った「ほれ薬」があらぬ騒動を巻き起こす。愛原の役どころはバリバリのキャリアウーマン。「しっかりした女性だけど、ふと見せる表情で弱さやかわいさを出したい」と話した。ショー「ＲＩＯ　ＤＥ　ＢＲＡＶＯ！！」と２本立てで３１日～８月３１日まで。

　☆愛原実花（あいはら・みか）１２月１４日生まれ。東京都北区出身。日本女子大付属高を経て０４年「スサノオ」で初舞台。雪組配属。その年の阪急電鉄初詣でポスターモデルを務め、注目を集める。昨年１月「君を愛してる」で新人公演初ヒロイン、同年５月「凍てついた明日」でバウ初ヒロインを務め演技派娘役として注目の存在に。今年２月、前娘役トップ白羽ゆりの退団に伴い次期雪組の娘役トップへの内定が発表され、同３月「ＺＯＲＲＯ　仮面のメサイア」で２度目の新公ヒロインを務めた。身長１６３センチ。愛称「みなこ」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>変身／蒼乃夕妃</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090720_81902.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.81902</id>
   
   <published>2009-07-20T05:34:52Z</published>
   <updated>2009-07-20T05:42:34Z</updated>
   
   <summary>　星組期待の若手娘役・蒼乃夕妃が「太王四神記Ｖｅｒ．２」（２７日まで）で“かっこ...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　星組期待の若手娘役・蒼乃夕妃が「太王四神記Ｖｅｒ．２」（２７日まで）で“かっこいい娘役”に変身した。トップスター柚希礼音演じるタムドクの近衛隊を率いる女武将。キレのある立ち回りに歯切れのいいセリフ、まるで韓国版オスカルといったところだ。先日行われた新人公演ではヒロイン・キハも熱演。３度目の新公ヒロインで「前回（の新公）よりは広がりはあったかな？」と自身も手応えを感じるほどの完成度だった。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090721-takaraduka.jpg" width="180" height="230"" alt="「立ち回りはやってみたかったので毎日楽しいんです」と充実した表情で話す蒼乃夕妃" /></dt><dd>「立ち回りはやってみたかったので毎日楽しいんです」と充実した表情で話す蒼乃夕妃</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　長い髪をひとつに束ね、鮮やかな剣さばきに長いヤリも難なくこなす。「並みの男には負けません！」。セリフ回しもサバサバしていて、まさに韓国版オスカルといったところだ。

　蒼乃演じるカクダンは、今年１月の花組バージョンでは男役が演じていた。「実は立ち回りをやってみたかったんです。男役さんの立ち回りを見る度に“かっこいいな～”ってうらやましくて。でも見るとやるでは大違い。未知の世界への挑戦でした」。最初は剣の構え方さえ分からず、見よう見まねでやっても決まらない。普段使わない筋肉を駆使するため「なんでこんなところが？」と思わぬところが筋肉痛になり、自分で笑ってしまったという。

　一転、先日行われた新人公演ではヒロイン・キハを熱演。カクダンとは対照的にソロで透明感あるソプラノを聞かせるなど、３度目の新公ヒロインということもあり完成度の高い演技を見せた。「毎回、毎回、少しでも階段を上がって行かなければって思っているんですけど…。今回は自分の中では前回より（演技の）広がりはあったかな？　って思います」。謙虚さの中にも確実な手応えを感じていたようだった。

　初めての新公ヒロインはがむしゃらだった。前回は「舞台度胸はついたかな、って思うけど度胸だけじゃダメだって気付かされた」という新公だった。今回は「勢いも若さも大事だけど、自分の身になるモノがなければ（ヒロインを）させていただく意味がない」と自分に課題を与えた。

　このところの活躍は目を見張るものがある。昨年４月のバウ公演「ＡＮＮＡ　ＫＡＲＥＮＩＮＡ」では不倫に走ってしまう貞淑な貴婦人アンナを好演し、評判となった。これをきっかけに劇団での存在感も増し、新公ヒロインはもちろん前回の大劇場公演「マイ・ディア・ニューオーリンズ」での妊婦役など本公演でも強烈なインパクトを放っている。

　「ＡＮＮＡ－」がターニングポイントと思われがちだが、実はその前に出演した「Ｋｅａｎ」が「私を変えた」という。

　「若いハツラツとした役だったけど“何もできなかった”という印象しか残らなかった。“こんな思いは２度としたくない”って思って真っ白な状態にリセットしたんです」。悔しさをバネに「ＡＮＮＡ－」で好演し、その後３度の新公ヒロインで少しずつ階段を上ってきた。１０月には大阪・梅田のシアター・ドラマシティで上演される「コインブラ物語」でヒロインを演じることも決まっている。今後も目が離せない娘役だ。

　◆「太王四神記Ｖｅｒ．２」　韓国・高句麗には２０００年に１度「チュシンの星に輝く日に生まれた王が世界を統一し平和をもたらす」という伝説があった。ある晩、ついにチュシンの星が輝き王族に２人の男の子タムドク（真風涼帆、本役・柚希礼音）とヨン・ホゲ（麻央侑希、本役・凰稀かなめ）が生まれた。

　いとこ同士の２人は仲良く成長していったがヨン・ホゲの母親が自分の息子に王位を継承させようと、タムドクの父ヤン王に毒を盛ったことで対立。さらにホゲが思いを寄せていた炎の巫女（みこ）キハ（蒼乃、本役・夢咲）がタムドクを愛していることを知り、ホゲは一方的に対抗心を燃やす。しかし、タムドクは剣の力でなく、人心を掌握しながら真の王へと成長するのだった。

　☆蒼乃夕妃（あおの・ゆき）９月１２日生まれ。岡山市出身。山陽女子高を経て０４年「スサノオ」で初舞台。翌年３月「それでも船は行く」でバウ初ヒロイン。昨年７月「スカーレット・ピンパーネル」で新人公演初ヒロインを務め、今年２月の「マイ・ディア・ニューオリンズ」「太王四神記」と連続３作で新公ヒロインを務めた。身長１６４センチ。愛称「まりも」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>息ピタッ／華形ひかる、真野すがた</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090713_81523.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.81523</id>
   
   <published>2009-07-13T05:14:49Z</published>
   <updated>2009-07-13T05:18:16Z</updated>
   
   <summary>　花組の男役スター華形ひかる、真野すがたがＷ主演するバウホール公演「フィフティ・...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　花組の男役スター華形ひかる、真野すがたがＷ主演するバウホール公演「フィフティ・フィフティ」が開幕した（２０日まで）。現代社会の歪みを巧みに描いた軽いタッチの作品で９９年入団、同期生２人の息の合った掛け合いと力強いコーラスは必見だ。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090713-takaraduka.jpg" width="180" height="120"" alt="最後は思わぬ落とし穴もあってハッピーエンド。ジョナサン（中央左下＝華形ひかる）ヴィクター（中央＝真野すがた）も真人間になりピースサイン" /></dt><dd>最後は思わぬ落とし穴もあってハッピーエンド。ジョナサン（中央左下＝華形ひかる）ヴィクター（中央＝真野すがた）も真人間になりピースサイン</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　目鼻立ちのくっきりした華やかなルックスで人気の華形と、長身で涼しげな印象の真野。花組を支える同期の男役スター２人が主演コンビを組み、息の合った演技を見せている。

　舞台は現代のアメリカ。ルックスも考え方も最先端だが、現代社会からは弾き出された若者２人が、ひょんな事から廃村危機に直面する過疎の村に住むことになり、村人と交流する中で本来の姿を取り戻すまでを描く力作。

　孤児院育ちで幼なじみの２人は、今やインチキ不動産ブローカー（華形）と結婚詐欺師（真野）として生きていた。マフィアにスカウトされても「上下関係が面倒くさい」と断るほどの男たち。ある事件に巻き込まれ、逃げついた先が過疎の村だった。アウトローでも必要としてくれる人がいるだけで、真人間になろうとする２人。やがて過疎の村でそれぞれ“彼女”を見つけることになるのだが、最後にはクスッと笑わせる落とし穴が潜んでおり最後まで飽きさせない。

　華形と言えば先日、宙組トップスターになった大空祐飛主演の「銀ちゃんの恋」で準主役ヤスを好演。つかこうへい氏原作の「蒲田行進曲」をミュージカル化したもので、映画では平田満が演じた大部屋俳優を個性的に演じ演技の幅を広げた。一方の真野は大劇場公演「太王四神記」で青龍の神器の守り主・チョロでも見せたように、顔をほとんどマスクで隠していても際だつ存在感とスタイルの良さ、丁寧な役作りが印象的だ。ともに入団１１年目。男役として充実期を迎えた２人の競演は見逃せない。

　◆「フィフティ・フィフティ」　孤児院で一緒に育ち、お互いを熟知しているジョナサン（華形）とヴィクター（真野）。ジョナサンはインチキ不動産ブローカー、ヴィクターは結婚詐欺で生計を立てていた。ある日、裏組織の男に襲われ、もみ合っているうちにジョナサンの発砲した銃弾がその男に当たってしまった。慌てて車で逃げ出す２人。ついた先は過疎化が進み廃村危機にある「ベンソン村」だった。移住希望者と勘違いされ、ジョナサンは不動産管理専門の自治体職員、ヴィクターはイケメン牧師に仕立て上げられた。戸惑いながらも村人と交流を深めるうち、ジョナサンはクララ（白華）と、ヴィクターはパメラ（華耀）といい雰囲気になるのだが…。

　★華形（はながた）ひかる　９月２６日生まれ。東京都中野区出身。区立第十一中を経て９９年「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台。花組に配属。０５年１１月「落陽のパレルモ」で新人公演初主役。昨年１０月、つかこうへい氏原作の「蒲田行進曲」を元にした「銀ちゃんの恋」ではヤスを熱演。「階段落ち」も再現し話題に。身長１６８センチ。愛称「みつる」。

　★真野（まの）すがた　７月１２日生まれ。神奈川県横須賀市出身。清泉女学院を経て９９年「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台。月組に配属となり０５年１０月「ＪＡＺＺＹな妖精たち」で新人公演初主役。翌年８月、花組に異動となり昨年２月「蒼いくちづけ」でドラキュラ伯爵を演じバウ初主役を務めた。身長１７３センチ。愛称「めお」。]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>進化し続ける／柚希礼音</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/entry/20090629_80805.html" />
   <id>tag:www5.nikkansports.com,2009:/entertainment/takarazuka//225.80805</id>
   
   <published>2009-06-29T06:04:38Z</published>
   <updated>2009-06-29T06:15:13Z</updated>
   
   <summary>　新トップスター柚希礼音率いる新生星組が力強く発進した。ヨン様ことペ・ヨンジュン...</summary>
   <author>
      <name></name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www5.nikkansports.com/entertainment/takarazuka/">
      　新トップスター柚希礼音率いる新生星組が力強く発進した。ヨン様ことペ・ヨンジュン主演のドラマで大ヒットした「太王四神記」の舞台化第２弾が開幕。タカラヅカでは今年１月、花組版に続く続演となるが、花組トップ真飛聖演じたタムドクとはひと味もふた味も違った柚希タムドクに仕上がった。研１１でのトップ就任は最近では異例の早さだが「トップになったことがゴールではない。まだまだ成長していきたい」とさらなる進化を目指す逞しい新時代のトップスターだ。
      <![CDATA[<dl id="zukaphoto" style="width: 180px;"><!-- img(改行不可) --><dt oncontextmenu="return false"><img src="/entertainment/takarazuka/T-f-P20090629-takaraduka.jpg" width="180" height="330"" alt="剣を手に迫力いっぱいにタムドクを演じる柚希礼音" /></dt><dd>剣を手に迫力いっぱいにタムドクを演じる柚希礼音</dd><!-- /img(下一行空け) --></dl>

　重厚なコスチュームにも負けない存在感と豪快さ。ケガで出演が危ぶまれていた準トップ凰稀かなめも初日に間に合い、大型トップスターの名にふさわしいエネルギッシュなお披露目公演になった。

　演目はヨン様主演のドラマでもなじみの「太王四神記」。待ち望まれた若い王の誕生を皆が祝福する－。まさにお披露目にはぴったりのストーリー展開だ。柚希も「ヨン様タムドクをまねするだけじゃなくて、ちゃんと私のタムドクになるようにしたいんです。今までの自分にないところを今回のタムドクで出していきたい」と熱く語った。その言葉通り、豪快さだけではなく時には繊細な表情で見せ、人間ドラマとして完成度も高い。

　柚希は今回、自分が演じることになって初めてヨン様のドラマ版の第２４話を見たという。「ヨン様うますぎ！　でした（笑）。最初は義務的に見てたけど、終わるのが惜しくなってきて見るのを渋るぐらい、ゆっくり見てたんです」と超ハマったようだ。

　前トップで女優に転身した安蘭けいからは、心優しいアドバイスを受けた。「１作目は“組を自分色に染めよう”とか“下級生を育てよう”とか、そんな事は考えず自分のことだけに集中してやりなさい」と。お披露目公演のけいこ場に立ってみて、そのアドバイスが身に染みたという。

　音楽学校在学中から、そのダンス力とスター性は話題になっていた。鳴り物入りで入団し、新人公演でも早くから役につくなど着実に成長。研１１でのトップ就任は最近では異例の早さだ。「本当にこの１１年はあっという間でした。でも、いつも大きい役が来てもできない自分と戦い続けていたんです。責任感も下級生のころから妙にあってプレッシャーでがんじがらめだった」。周囲の期待と自分とのギャップに悩む日々だった。

　しかし準トップになったころ「自分に変にプレッシャーをかけるのは辞めよう。とにかく自分なりに進んでいこう」と決めたという。準トップ時代に役の幅を広げ、以前は課題だったという歌も大きく音域を広げ魅力に変えた。

　満を持してのトップ就任、力強く発進した柚希は最後にこう言った。「自分としてはトップになったことがゴールではないし、まだまだ未熟なところが山のようにある。だからどんどん成長していって、いろんな側面を見せられる人間になりたい」。進化し続けるトップスターとして自覚も十分だ。【土谷美樹】

　◆「太王四神記Ｖｅｒ．２」　韓国・高句麗には２０００年に１度「チュシンの星に輝く日に生まれた王が世界を統一し、平和をもたらす」という伝説があった。ある晩、ついにチュシンの星が輝き王族に２人の男の子タムドク（柚希）とヨン・ホゲ（凰稀かなめ）が生まれた。

　いとこ同士の２人は仲良く成長していったがホゲの母親が自分の息子に王位を継承させようと、タムドクの父ヤン王（一樹千尋）に毒を盛ったことで対立。さらにホゲが思いを寄せていた炎の巫女（みこ）キハ（夢咲ねね）がタムドクを愛していることを知り、ホゲは一方的に対抗心を燃やすのだった。

　今年１月に上演された花組バージョンでは、冒頭で２０００年前の神話時代を描いていたが、星組ではこの神話部分を割愛。高句麗時代に焦点を絞りタムドク、ヨン・ホゲの友情や対立する過程が丁寧に描かれている。

　☆柚希礼音（ゆずき・れおん）６月１１日生まれ、大阪市出身。四天王寺学園を経て９９年「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台。星組配属。その年の阪急電鉄初詣でポスターモデルを務め、０３年１月「おーい春風さん」でバウホール初主演。新人公演では同年７月「王家に捧ぐ歌」で初主演を務め、その後「１９１４／愛」「花舞う長安」「長崎しぐれ坂」「ベルサイユのばら」と連続で新公主役を務めた。０７年３月「さくら／シークレットハンター」から準トップスターとなり今年４月、安蘭けいの退団を受け星組トップスターに。身長１７２センチ。愛称「ちえ」。]]>
   </content>
</entry>

</feed>
