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第20回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞


20周年回顧

第7回
1994年

木村拓哉が衝撃の裕次郎新人賞…以後6年該当なく

 木村拓哉が映画デビュー作で石原裕次郎新人賞を射止めた。当時22歳。前年放送のドラマ「あすなろ白書」で不動の人気を獲得し映画「シュート!」で陰りのある高校サッカー選手を熱演。裕次郎新人賞獲得で人気グループSMAPのメンバーとしてだけでなく、1人の俳優として勲章を手にした。受賞スピーチでは「裕次郎さんの名を冠した賞の受賞者という自覚を持たないといけないと痛感しました。まだ僕には荷が重いですが、いつかこの荷を背負えるような人間になりたい」。木村はステージで誓った言葉通り、着実に努力を重ねトップスターとなった。そのあまりの急成長ぶりと圧倒的な存在感が選考委員たちに焼き付き、裕次郎新人賞はその後6年間にわたって選出されなかった。

 授賞式当日は、会場となったホテルニューオータニには、木村見たさにファンが殺到。終了後に真っ白なスポーツカーのタイヤをきしませ、さっそうと会場を後にした姿は、当時からトップスターの風格が漂っていた。

 木村は今年「武士の一分」で主演男優賞と石原裕次郎賞の2冠を獲得。名実ともに映画界のトップスターとなって13年ぶりに授賞式に帰ってくる。

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