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第20回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞


20周年回顧

第17回
2004年

常連でも喜びひとしお京香

04年、主演男優賞のビートたけしと助演女優賞の鈴木京香
04年、主演男優賞のビートたけしと助演女優賞の鈴木京香

 鈴木京香が清そなイメージから程遠い汚れ役を演じきり、助演女優賞を受賞した。ビートたけし主演「血と骨」。凶暴な夫(たけし)の激しい暴力に耐える妻を演じた。髪をつかまれ殴られ、犯されるシーンも。10代から老いて亡くなるまでを1人で演じきった。

 撮影中はたけしと離れていたという。「談笑してやれるような役ではなかった。怖いとか、憎いという気持ちを保つには楽しいおしゃべりをしていては…」。

 「デビューして16年ですが、自分の役割、責任を果たせたんじゃないかと初めて思える作品です」。言葉に作品への思いと自信、報われた喜びがあふれでたのだろう。いろいろな思いが去来したのか、喜びのスピーチをする京香の目に光るものがあふれた。

 これまでに新人賞、主演女優賞、助演女優賞を2回受賞。女優として最多受賞者でもある。「映画賞で、新人賞からいただいているのは日刊スポーツ映画大賞だけなんです。新人賞の時の新聞は実家で保管してるんです」とうれしそうに明かしたことがある。この年は胸元が大胆に開いたパープルのロングドレスで登場。“常連女優”が登場した授賞式は、いつもにも増して華やかになった。

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