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第20回 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞


20周年回顧

第12回
1999年

志麻、裕次郎と共演したら大ベッドシーン!?

99年、ステージに立つ篠田正浩監督と妻の岩下志麻
99年、ステージに立つ篠田正浩監督と妻の岩下志麻

 石原裕次郎賞を受賞した「梟(ふくろう)の城」の表彰では、篠田正浩監督と妻の女優岩下志麻がステージに上がった。岩下は同作で北政所を演じた。スピーチで岩下は意外な告白をした。

 「私、実は裕次郎さんのファンで、映画を見まくったんです。1度も仕事する機会はありませんでしたが、この賞をいただいてファンとしてうれしく思います」と明かした。松竹の看板女優として活躍してきた岩下は、裕次郎さんと仕事をする機会がなかったことを残念がった。裕次郎さんの妻まき子さんの返しも絶妙だった。「(裕次郎さんが)志麻さんと共演したら、大ベッドシーンがあったかもしれませんね」。

 「梟の城」は、篠田監督が、親交のあった司馬さんへのオマージュとして映画化。受賞に「私の才能では(ヒットは)絶望的と思ったこともあったが、勇気が出ました」と言葉を詰まらせた。すでに次回作「スパイ・ゾルゲ」で引退を表明していたが、まき子さんから「引退は困ります」と言われ、困ったように笑った。篠田監督は本当に「-ゾルゲ」で引退してしまった。授賞式は貴重なショットとなった。

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