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2010年3月02日

交流が交流を呼び電波ジャック

 大衆演劇の劇団同士の交流はさまざまな形で行われている。座長大会、若手大会、役者のゲスト出演、役者同士のユニット、そして合同公演。17日、名古屋市の名鉄ホールでは橘劇団と南條劇団の合同公演が行われた。

 橘劇団は橘菊太郎座長、橘大五郎若座長。南條劇団は南條隆、南條影虎、龍美麗の3座長。ゲストに小林劇団・小林真座長、劇団飛翔・恋瀬川翔飛、劇団九州男の大川良太郎座長。大衆演劇界の有名どころがズラリ。芝居「曾根崎心中」でその実力を見せつけた。舞踊ショーでは、もちろん華々しい舞台で観客を魅了した。劇団や役者が盛んに交流を重ねることで、ファンも新たな役者の魅力を知ることになる。

 その豪華合同公演からほんの2週間前、橘劇団は、北九州市、広島市と続いた新春特別公演ツアーのラストを神戸市で飾っていた。芝居は菊太郎座長の十八番「母恋烏」。菊太郎が、実母・北條寿美子演じる「母」を相手に熱演する舞台。客席からはすすり泣きが漏れた。

 この日のゲストは大川良太郎座長。急きょ友情出演が決まり、松山の公演先から舞踊衣装は緊急に取り寄せたが、芝居では大五郎の衣装を身に着けて用心棒役を演じた。昨年末のNHK紅白歌合戦で、北山たけしが歌う「剣山」で2人そろって舞踊を披露しただけあり、三枚目女中を演じる大五郎と息ピタリ。座長の十八番を支えた。

 「良太郎座長は僕と大体、体格が同じなんです。『ちょうどいい』って、いつの間にか用心棒の衣装を着てるんですから」と大五郎は笑って話す。紅白出場については「北山さんはとても腰の低い人でした。僕たちもこうあるべきだと思いました」としみじみ語っていた。

 交流が交流を呼び、大五郎と良太郎座長は4月からNHK衛星第2の番組「ごきげん歌謡笑劇団」(原則第1・2金曜、午後9~10時)に出演する。綾小路きみまろ司会で全国各地のホールを巡るバラエティー。現在出演中の早乙女太一に大衆演劇界から大五郎、良太郎座長が加わり3本柱でパワーアップする。愉快な芝居と艶やかな舞踊が電波に乗る。

(橘大五郎)


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ニッカン座 人生劇場
ニッカン座・人生劇場
 笑いあり、涙あり、感動あり。毎日、日本のどこかで繰り広げられる人情舞台。その一瞬、一瞬に人生をかけて、全国巡業を続ける大衆演劇のヒーローを追います。
松井誠
 (まつい・まこと)1960年4月8日、福岡県大牟田生まれ。大衆演劇一座に生まれ育ち、85年に「劇団・誠」を結成。商業演劇の座長公演をはじめ、大河ドラマ「風林火山」などに出演。若手劇団「下町かぶき組」の育成のほか、舞踊「誠心流」家元、着物デザインなど幅広く活躍。
竜小太郎
 (りゅう・こたろう)1974年8月2日、東京生まれ。父は大衆演劇役者、母はダンサーで4歳の時に日舞を習い始め、森川長次郎劇団に入団。関西を中心に活躍して7歳の時に「初代・浪花のチビ玉」と呼ばれる人気者に。85年には「必殺・ブラウン館の怪物たち」で映画デビュー。舞台、映像と幅広く活動している。アイエス電話03・3355・3561。
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 (おおかわ・りょうたろう)1978年(昭53)3月6日、静岡県生まれ。大阪府育ち。劇団九州男(げきだんくすお)座長。輝く役者だけのユニット「シリウス(天狼組)」でも活動中。
橘大五郎
 (たちばな・だいごろう)1987年(昭62)1月27日、大分県生まれ。橘菊太郎劇団若座長。大衆演劇の若きカリスマ。2003年、北野武監督の映画「座頭市」に出演。2007年には早乙女太一らとのハワイ公演を成功させた。趣味はタップダンス、映画・舞台鑑賞。

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