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2011年2月20日

「生と死」考えるきっかけに

◆ヒア アフター(米)

 死後の世界はあるのか? 昔からある人類のテーマに、クリント・イーストウッド監督が答えを出してみせた。ただ、この映像を通じての受け取り方は、見る側の判断や想像力に委ねられる。ぜひ、あなた自身で考えてください。

 パリ、ロンドン、サンフランシスコ。この3都市で暮らす3人が主人公。性別、年齢、職業すべてバラバラだが、それぞれの立場で“死”と向き合っていた。大津波であわや死にかけた女。双子の兄を不慮の事故で失った少年。そして、死者とコミュニケーションできる霊能者ながら、その能力を封印した男。3人を取り巻くドラマが進んでいくうちに、やがて3本の糸がひとつに紡がれていく。このあたりの展開は、見応えがある。

 こんな内容の作品だから、度肝を抜くアクションも、甘いラブロマンスも、腹を抱えて笑えるシーンもほとんど出てこない。ただ、静かに「生と死」を見つめるには格好の機会。50歳をすぎた記者は「死後の世界があるとか、ないとか考える余裕があるなら、生きているうちに楽しいことをたくさんしたい」と望む現実的な楽天家。それでも、この映画を見た後は、心を静め、いろんなことを想像してみた。

 映画とは、見る者に刺激を与えてなんぼ。ふだんとは違った気分にさせてくれたこんな映画もあっていい、と今は切に思う。

 出演はマット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ジェイ・モーア、ジョージ&フランキー・マクラレンら。【三宅敏】

(このコラムの更新は毎週日曜日です)


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