2009年11月08日
結末もう一ひねりほしかった
「大洗にも星はふるなり」(日)
閉店(というのか)した真冬の海の家に、バイト仲間が集まるところから話がスタート。密室に男が集まり、自分たちのマドンナについてあれこれ…ときたら、あの「キサラギ」(07年)を思い出します。あちらが「おバカ+ちょいミステリー+ちょいホロリ+どんでん返し」ならば、こちらは「おバカ×おバカ」な方程式。
シンプルにおバカを繰り返すので、ハマれば笑いっぱなしの1時間43分が待っていることでしょう。わたくし的には、いまいち乗り切れなかったなあ。「笑って!」な感じに引き気味だったかも。
そんな中、山田孝之の壊れっぷりにはかなり引きつけられました。マドンナへの勘違いな愛にどっぷりつかる、ほとんどストーカーな、杉本というベテランバイト店員役。冒頭こそ、山田らしいクールな役柄…と思わせておいて、ものの10分で壊れていきます。はやっ! と突っ込みつつ、本人が壊れっぷりを楽しんでいるのが十分に伝わってきました。気持ちいい。
山田はじめ、男たちのおバカっぷりは楽しめましたが、結末が何とも…。もうちょっとひねってほしかったな。【小林千穂】
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