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<title>コラム_シネマ：ハリウッド直送便</title>
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<title>ブッシュ映画「Ｗ」ストーン監督で今秋公開</title>
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<summary type="text/plain">　バラク・オバマ上院議員とヒラリー・クリントン上院議員による熾烈な米大統領選の民...</summary>
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<![CDATA[<p>　バラク・オバマ上院議員とヒラリー・クリントン上院議員による熾烈な米大統領選の民主党候補指名争いが続いているアメリカですが、退任が間近となってきたジョージ・Ｗ・ブッシュ大統領の伝記映画「Ｗ」が、いよいよ始動しました。ルイジアナ州にオーバルオフィスと呼ばれる大統領執務室をはじめ、ホワイトハウスの内部を再現したセットが組まれており、１２日についにクランクインしました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　メガホンを取るのは、「プラトーン」など社会派作品で知られるオリバー・ストーン監督。「ＪＦＫ」「ニクソン」など歴代の大統領を題材にした映画を製作しているストーン監督ですが、現役大統領の伝記は初めて。しかも、米大統領選を直後に控えた１０月１７日に公開が予定されているだけに、気になるのはその映画の中身です。</p>

<p>　ブッシュ大統領の映画と言えば、まっさきにマイケル・ムーア監督が製作した反ブッシュ政権を描いた「華氏９１１」が思い浮かびますが、「Ｗ」は反ブッシュ映画とは一線を画す内容となりそうです。「反ブッシュのメッセージを伝えるものではなく、公平で真実の姿を描きたい」と語るストーン監督。元大統領である父との関係やアルコール依存の克服、キリスト教への改宗などブッシュ大統領の真実の姿が、この作品で浮き彫りとなることでしょう。</p>

<p>　気になるブッシュ一族が勢ぞろいするキャスティングは、かなり難航したと伝えられています。と言うのも、ハリウッドのショウビズ界は民主党支持者が多く、反ブッシュ政権が根付いているだけに、何人もの役者が出演を断ったとうわさされました。そんな中、ブッシュ大統領には今年のアカデミー賞受賞作品「ノーカントリー」などで知られるジョシュ・ブローリン。ファーストレディー、ローラ夫人は「スパイダーマン３」などで知られるエリザベス・バンクスが選ばれました。父ブッシュ元大統領にはジェームズ・クロム、母親にはエレン・バースティンが決まっています。ほかにも、ライス国務長官役には「Ｍ：Ｉ－２」などで知られるアンディ・ニュートン、パウエル元国務長官には「００７　カジノ・ロワイヤル」で知られるジェフリー・ライトが、配役されています。</p>

<p>　「ハリウッドの人々はブッシュ大統領が大嫌いなんだよ。なぜ、私が彼の映画を作るのか理解できないようだ。それに、自分自身が彼の映画に出演するなんて、まったく想像すらできないらしい」と、ストーン監督はエンターテイメント誌のインタビューで語っています。ブッシュ大統領を演じるブローリンは、「ビデオで歩く姿などを観察し、テキサスなまりも特訓中」と役作りに余念がないことを明かしていますが、「最初にストーン監督から話を聞いた時は、なぜそんな役をやらないといけないんだ？　と思った」と語っています。しかし、有名な父、強い母を持つ点など多くの共通点があることをストーン監督から指摘され、挑戦する決意をしたといいます。</p>

<p>　大統領選前に現役の大統領の映画が、全米のスクリーンで上映されるのはとてもまれ。８年続いたブッシュ政権のクライマックスに合わせた絶妙なタイミングでの公開には、賛否両論があるようです。内容を妥協せずに自由に製作するために、配給は大手インディペンデントのライオンゲートと契約し、中国やオーストラリア、ドイツなどアメリカ国外から出資社を募ったといわれています。</p>

<p>　「ブッシュ大統領は、史上最悪の大統領になるかもしれない。でも、だからと言って彼自身の物語がつまらないということにはならない」と語っており、ブッシュ支持者も反ブッシュを唱える人々にとっても、知らなかった真実を知る機会になると自信を見せています。公開まで約５カ月。撮影、編集と短期間での作業を強いられますが、「今までの最短記録になるけど、できないことはないよ」と余裕を見せています。</p>

<p>　同時期にエール大学で学ぶなど、意外な共通点もある２人ですが、面識はなかったといいます。「もし、当時会っていても覚えていないと思う」と語るストーン監督は、０１年の大統領選の際には「ブッシュが当選すれば、テロが起きるだろう」と発言して話題にもなったこともありました。そんなストーン監督だけに、どのように現役大統領を料理するのか、今からとても楽しみです。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>待ち遠しい！今夏は大作やヒット作続編が続々</title>
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<summary type="text/plain">　ハリウッド映画がもっとも熱くなるサマームービーの季節が今年もやってきました。今...</summary>
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<![CDATA[<p>　ハリウッド映画がもっとも熱くなるサマームービーの季節が今年もやってきました。今年はアクションにコメディに大ヒット作の続編と、盛りだくさん。大混戦が予想されています。</p>]]>
<![CDATA[<p>　「夏の陣」の先陣をきった「アイロン・マン」は、週末３日間で１億ドルを超える興行収入で記録的なスタートをきりました。ロバート・ダウニー・Ｊｒを主演に迎え、不滅の人気を誇るアメリカンコミック（アメコミ）の初の映画だけに、まずは期待通りといったところでしょうか。</p>

<p>　そして今週末には、日本のアニメ「マッハＧｏＧｏＧｏ」を映画化した「スピード・レーサー」が公開されます。「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟監督が５年ぶりにメガホンを取ったことでも話題で、こちらもヒットが確実視されています。そして２２日にはいよいよ今夏の最大の目玉である「インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国」が封切られます。</p>

<p>　１９年ぶりのシリーズ復活となる同作は、ハリソン・フォードが主人公の考古学者を演じ、スティーブン・スピルバーグ監督がメガホンを取り、ジョージ・ルーカスが制作総指揮と、夢の顔合わせが再び実現。徹底した秘密主義でストーリーの詳細すらほとんど明らかになっておらず、ファンの期待度も日増しに高まっています。５月最後の注目作は、大ヒットドラマを映画化した「セックス・アンド・ザ・シティ」。ドラマのキャストがそのままスクリーンにも集結しているだけに、女性ファンには必見の作品でしょう。</p>

<p>　こう見ても、５月だけでも毎週末のように大作が公開されることが分かるでしょう。６月に入ると、今度はコメディー映画が大挙して公開を控えています。アダム・サンドラー主演の「Ｙｏｕ　Ｄｏｎ'ｔ　Ｍｅｓｓ　ｗｉｔｈ　ｔｈｅ　Ｚｏｈａｎ」、マイク・マイヤーズ主演の「Ｔｈｅ　Ｌｏｖｅ　Ｇｕｒｕ」、スティーヴ・カレル主演の「Ｇｅｔ　Ｓｍａｒｔ」が次々と公開を控えており、まさに人気コメディアンが軒並み出演する今夏はコメディー戦争も激化しそうです。その合間には、アニメ「カンフーパンダ」やエドワード・ノートンが緑の怪人を演じるアメコミの映画化「ジ・インクレディブル・ハルク」なども公開され、混戦模様が予想されます。</p>

<p>　７月にはウィル・スミスが嫌われ者のスーパーヒーローを演じる「ハンコック」、「バットマン」シリーズ最新作「ダークナイト」、人気テレビドラマの映画化第２弾「Ｔｈｅ　Ｘ－Ｆｉｌｅｓ：Ｉ　ｗａｎｔ　ｔｏ　Ｂｅｌｉｅｖｅ」などがラインナップされています。</p>

<p>　昨夏は、「スパイダーマン３」「シュレック３」「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン／ワールドエンド」の続編３本と、「トランスフォーマー」の４作品が、３億ドルを突破する大ヒットで年間興行の１位から４位を独占していることからも分かるように、夏はハリウッド映画にとって一番の稼ぎ時。５月から８月の４カ月間で年間興行収入の４割以上を稼いでいると言われています。</p>

<p>　特に今年はまだ１億ドルを超える作品が２本しかなく、前年比３・１％マイナスと、スローなハリウッド。今夏の盛り返しに大きな期待がかかっています。今夏のアメリカは、オリンピック観戦よりも涼しい映画館で過ごす人が増えることでしょう。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>全米各地に嵐ファン！多さにビックリ</title>
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<summary type="text/plain"> 　ハリウッドの映画人たちに多大な影響を与えてきた黒沢明監督。ジョージ・ルーカス...</summary>
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<![CDATA[<p class="photoWrap" style="float:right; width:220px;"><img alt="嵐ファン" src="http://www5.nikkansports.com/entertainment/chitose/hari-080429-1.jpg" width="220" height="152" /></p>

<p>　ハリウッドの映画人たちに多大な影響を与えてきた黒沢明監督。ジョージ・ルーカス監督もその一人で、「スター・ウォーズ」シリーズは、「隠し砦の三悪人」なくしては存在しえなかったとまで言われています。</p>]]>
<![CDATA[<p>　その「隠し砦の三悪人」が５０年ぶりに嵐の松本潤主演でリメイクされ、ルーカス監督の母校、南カリフォルニア大学（ＵＳＣ）でプレミア上映が行われました。作品にちなみ、「スター・ウォーズ」シリーズ全６部作でロボットＣ－３ＰＯを演じたアンソニー・ダニエルズも、特別ゲストとして招かれ、舞台挨拶しました。Ｃ－３ＰＯはオリジナル版に登場する２人の農夫をモデルにしたと言われており、アンソニーは、「私のキャラクターの相棒は言葉を話さないロボットだったから、潤さんの演じた役の友情に嫉妬をしました」と話し、観客を笑わせる場面もありました。</p>

<p>　この上映会には、同大学の学生ら３００人が招待され、上映終了後は映画学科の学生らが松本や樋口真嗣監督らに質問する時間も設けられ、黒澤映画をリメイクすることの難しさや役作りについてなど率直な質問が飛び交い、アメリカでの関心度の高さが伺えました。</p>

<p>　大声で笑ったり、手をたたいたりするアメリカ人観客の反応を目の当たりにし、「皆で楽しむというのは、イメージとして知ってはいましたが、すごく驚きました。ちゃんと観てくれてすごく嬉しかったですね。後半とか自分も立ち上がってＹＥＳ！　と叫びたい気分になりました。最初の空気で変な緊張が抜けて観れました」とハリウッド流観客の反応の良さに松本も思わず笑顔を見せていました。</p>

<p>　さらに、会場には学生に混ざって多くのアメリカ人ファンが集結していたことも大きな驚きだったようです。会場前には早朝から並んだという全米各地から駆けつけたファンらが、日本のコンサート会場さながらにプラカードやうちわ片手に嵐のヒット曲を歌う場面には、正直びっくりしました。日本のアニメやホラーなどサブカルチャーが大人気のアメリカですが、こんなにも大勢の嵐ファンが全米各地にいるとは知りませんでした。アメリカで数千人規模のファンクラブ「嵐シークレット・エージェント」も発足されていることが分かり、あらためて人気の高さを伺い知ることができました。インターネットを駆使し、情報を入手しているというアメリカ人のファンたちは、この日のためにニューヨークやシアトル、ラスベガスから駆けつけ、「もっとアメリカにもファンがたくさんいることを知って欲しい！」と、黄色い声援を送っていました。</p>

<p>　「嬉しいけど、不思議」と率直な感想を述べていた松本は、「コンサートという形がよいかは分からないですが、こちらの人たちにも見ていただける機会があればいいですね。この映画が公開されたらより嬉しいです」と、現地での人気ぶりに驚きながらも全米進出も視野に入れていることを明かしていました。そして、「ちゃんとやんなきゃなと改めて思いました。次に来るときは通訳を返さずにできるように、スキルアップしなくては…。言葉の壁はあると思いますが、それは今後の課題として、チャンスがあれば挑戦したい」と、ハリウッド挑戦にも意欲を見せていました。</p>

<p>　オリジナル作品に、新たな息吹を吹き込みまったく新しい作品に仕上がった今作。「この５０年で演技のスタイルも変わっています。オリジナル版は歌舞伎のようなオーバーな演技がありましたが、今作はもっとリアルな演技でより楽しむことができました。ＣＧが多用されることを心配していましたが、素晴らしい作用をしていました。演技を損なうことなく、物語を理解するうえでよい効果になっていました」と、はるばる英国からこの日のために駆けつけたアンソニーも大絶賛していました。</p>

<p>　日本公開は５月１０日。北米と欧州での公開も視野に入れ、現在交渉中とのことですが、ハリウッドで上映される日も近いことでしょう。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>大ヒット！ジャッキー＆ジェットが初共演</title>
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<summary type="text/plain">　ハリウッドで人気の２大アクションスター、ジャッキー・チェンとジェット・リーが初...</summary>
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<![CDATA[<p>　ハリウッドで人気の２大アクションスター、ジャッキー・チェンとジェット・リーが初共演した「Ｔｈｅ　Ｆｏｒｂｉｄｄｅｎ　Ｋｉｎｇｄｏｍ（邦題：ドラゴン・キングダム）」が、週末３日間で２０９０万ドルの興行収入を記録し、初登場１位に輝きました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　２０年来の親友という２人ですが、意外にも共演は初めて。マーシャルアーツ作品としては約４年ぶりの大ヒット作となり、改めて２人の人気の高さがうかがえます。</p>

<p>　同作品は、中国の２大スターの共演というだけでなく、ワインスタインＣｏ．が立ち上げたアジア作品のリメークやアジアを題材にした作品のためのアジアン・フィルム・ファンドの第１弾としても注目を集めていました。同ファンドは、「イングリッシュ・ペイシェント」などを手がけたハーヴェイ、ボブ・ワインスタイン兄弟が昨年、債権と株式で２億８５００万ドルを集めて設立したもの。その第１弾にふさわしい、２大スターの夢の共演で贈るファンタジーと東洋アクションが融合した作品となっています。</p>

<p>　製作費７０００万ドルといわれる同作は、西遊記をモチーフにしたもので、米国人少年がひょんなことから中国にタイムスリップし、ジャッキーやジェットと共に悪の将軍に捕らわれている孫悟空を助ける旅に出る冒険物語。もちろん、２大スターの豪華アクションシーンも満載です。２人の対決シーンは、「グリーン・デスティニー」や「マトリックス」で知られる武道指導者ユエン・ウーピン氏が担当しているだけあり、激しいアクションの連続に瞬きする暇もないほど。</p>

<p>　撮影中、互いに気合が入っていたようで、動きが早すぎて観客が動きについていけないと、監督から「スローダウン」の指示が出て、編集でも速度を落としたと言われています。ジャッキーはインタビューで、「まるでダンスするように動いていた。あ・うんの呼吸だった」とジェットとの初共演の感想を述べています。一方のジェットも、対決シーンを「卓球のようだった」と表現。息の合った本気対決に注目です。</p>

<p>　アジア・フィルム・ファンドでは、今後も黒澤明監督の名作「七人の侍」のリメークや、渡辺謙が出演することが発表されている「Ｓｈａｎｇｈａｉ」など、目玉作品の製作が次々と発表されています。現在、劇場用作品２０本以上が企画中といわれており、今後も次々と面白そうなアジアンテイストの作品が登場することでしょう。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>大いに盛り上がったロスの日本映画祭</title>
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<summary type="text/plain">　ロサンゼルス近郊で唯一の日本映画のみを扱う映画祭ジャパン・フィルム・フェスティ...</summary>
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<![CDATA[<p>　ロサンゼルス近郊で唯一の日本映画のみを扱う映画祭ジャパン・フィルム・フェスティバル（ＪＦＦ）が１１日、リトルトーキョーの劇場で開幕しました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　それに先立ち１０日、リトルトーキョーの全米日系人博物館で前夜祭が開かれ、ロサンゼルスで活躍するすずきじゅんいち監督や「ラスト・サムライ」で渡辺謙の息子役を演じた小山田真、「硫黄島からの手紙」などハリウッドで活躍するカネダアキラら豪華ゲストに加え、インディーズ作品にの一つに選ばれた「今日という日が最後なら」の柳明菜監督、エンディングを担当したサンプラザ中野くんも日本からスペシャルゲストとして駆けつけ、豪華なパーティーとなりました。</p>

<p>　日米の映画関係者、マスコミ、招待客ら約１５０人が参加したパーティーは、すずき監督の乾杯の音頭にはじまり、豪華ゲストが次々に壇上に登場。英語や日本語によるスピーチが行なわれたほか、歌やカネダが主催するハリウッドエンターテイメントアカデミーの生徒らによる空手パフォーマンスなどもあり、大いに盛り上がった３時間でした。</p>

<p>　意外にもロサンゼルスは初めてという中野くんは、「マイ・ネーム・イズ・サンプラザナカノ・クン」とまずは英語で自己紹介し、「ブルースカイ、グレイト・シティ、アイラブＬＡ！」と続けて、会場から大きな拍手で迎えられました。前日にはレンタカーでサンタモニカビーチを訪れた話も披露し、さっそく駐車違反で切符を切られました」と話し、笑いを誘う一幕も。</p>

<p>　同映画祭の招待作品である短編「良い地（グッド・ソイル）」で主演、プロデュースを務める小山田は、流暢な英語で「僕がアメリカに来た８年前に比べて、ハリウッドでは日本を題材にした作品が増えてきました。この映画祭を通じて多くの人たちに日本映画を見てもらい、より理解を深めてもらえたら素晴らしいことです」と挨拶。在米日本人だけでなく、アメリカの映画関係者の注目も集めるＪＦＦらしい、前夜祭となりました。</p>

<p>　ＪＦＦでは、「フラガール」「Ａｌｗａｙｓ　三丁目の夕日」「電車男」など、日本で大ヒットした作品から「ＳＡＹＵＲＩ」でハリウッドデビューした桃井かおりの初監督作品「無花果の顔」、黒澤明監督の名作「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」、アニメ、ホラー、ドキュメンタリーなど３９作品を上映。公募した短編や長編作品なども公開される多彩なラインナップは開催前から注目を集めており、初日から大勢の人々で劇場はにぎわい、改めてハリウッドにおける日本映画の注目度の高さがうかがえました。</p>

<p>　アメリカでより日本映画を浸透させ、映画を通じて日米文化の相互理解の場となることを目的に開催されているＪＦＦは１７日までリトルトーキョーで開催され、１８日からはオレンジ郡アーバインに場所を移して３日間行われます。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>Ｊａｐａｎブームは続くが、これからが本当の挑戦</title>
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<modified>2008-04-08T03:00:58Z</modified>
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<summary type="text/plain">　「リング」「呪怨」などＪホラー（ジャパニーズ・ホラー）が次々とリメークされ、一...</summary>
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<![CDATA[<p>　「リング」「呪怨」などＪホラー（ジャパニーズ・ホラー）が次々とリメークされ、一大Ｊホラー・ブームを巻き起こしたハリウッド。今年は「ドラゴンボール」「マッハＧｏＧｏＧｏ」などアニメの実写版が次々に制作されており、Ｊａｐａｎブームはまだまだ続いています。そんな中、「世界における日本映画の過去・現在・未来」というテーマで、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（ＵＣＬＡ）でシンポジウムが開催されました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　アメリカで活躍する映画監督・プロデューサーのすずきじゅんいち氏、細谷佳史氏、日本映画に造詣の深い映画評論家のロビン・メンケン氏、ニコラス・ラッカ氏が、パネルディスカッションを行い、ハリウッドにおけるＪホラーブームの実態や日本映画が世界進出するにはどうしたら良いかなどをテーマにディスカッションが行なわれました。</p>

<p>　「マリリンに逢いたい」などで知られるすずき監督は現在はロサンゼルス在住で０６年にはアメリカで「ホーンテッド　ハイウェイ」を監督、プロデュースしています。ロス在住の細谷監督は、９７年にニューヨークで暮らす日本人の姿をコミカルに描いたインディーズ映画「Ｓｌｅｅｐｙ　Ｈｅａｄｓ」で長編映画デビューを果たしています。南カリフォルニア大学など様々な学校で映画と舞台の脚本について講義するなど世界各国で幅広く活躍するメンケン氏、日本在住歴もあるラッカ氏を交えたパネルディスカッションには、アメリカ在住の日本人だけでなく、日本映画や文化に興味のあるアメリカ人らが大勢集まりました。</p>

<p>　なかでも興味深かったのは、ラッカ氏がＪホラーブームを「まるでカリフォルニアロールのようだ」と揶揄した点。カリフォルニアロールは、アメリカで生まれた新しいお寿司。つまり昨今のＪホラーは、日本のテイストがするアメリカ生まれのホラーであると言うのです。</p>

<p>　「リング」「呪怨」のリメーク版が大ヒットし、Ｊホラーブームを巻き起こしましたが、ラッカ氏によるとＪホラーは２０００年までに死んだという。それ以降は、ハリウッドでリメークされることを目的に作られるようになり、ハリウッドはこぞってそのリメーク権を買い取り映画化しているのが現状だと説明。Ｊホラーのリメークは、低予算で簡単に制作することができ、固定ファンもいるためため収益が見込めると言われていますが、ラッカ氏は「ハリウッドの人たちは、自分たちならもっと素晴らしい作品を作れるはずだと思っている」という鋭い指摘もありました。</p>

<p>　また最近ではタイで社会現象となったホラー映画「シャッター（邦題：心霊写真）」や、「ＴｈｅＥｙｅ」などＪホラーではないアジアのホラー作品もリメークされていますが、この点に関しても「日本人監督を起用すればＪホラーのように見えると思っているが、これらはＪホラーではない」と指摘するなど、鋭い視点でＪホラーブームを斬っていたのが印象的でした。</p>

<p>　リメーク作品やアニメの実写版が次々と作られる中、邦画がアメリカで上映されることはまれ。映画産業が発達しているハリウッドでは、わざわざ外国語映画を見る必要がないということもありますが、それ以上にアメリカには字幕文化がないことが大きな要因と言われてきました。しかし、それ以外にも「日本映画は小津（安二郎監督）作品や後期の黒沢（明監督）作品のように、プロットや起承転結があまりないことが特徴で、それは外国人には理解し難い」（すずき監督）という意見も出ていました。</p>

<p>　ハリウッドの物まねをする必要はないが、これからは海外の人も理解できる起伏のあるプロットが必要とされるのではないかとすずき監督は語っていました。他にも、アメリカと日本の製作費の違いや、労働組合がない日本とアメリカのシステムの違いなども世界に通用する作品を生み出せない理由の一つであると細谷氏は指摘。「１０００万ドルを日本映画に出資してくれたら、ゴジラ級のすごい作品が作れる」と語っていました。</p>

<p>　一方でＪホラーやアニメなど日本のサブカルチャーの普及で日本映画に興味を持つアメリカ人は確実に増えています。特に若い世代は生まれた時から日本アニメやゲームに親しんできただけに、パフィーがアメリカでブレイクしたように今後は日本映画そのものにも注目が集まってくるかもしれません。ハリウッド流の作品作りで世界に飛び出した韓国映画のように、日本からも世界を狙える作品が生まれることを期待したいと思います。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>「ストップ・ロス」米国内のイラク感情に一石</title>
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<summary type="text/plain">　９・１１同時多発テロから６年半。長引く戦争にうんざりの国民も多い中、多くの米軍...</summary>
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<![CDATA[<p>　９・１１同時多発テロから６年半。長引く戦争にうんざりの国民も多い中、多くの米軍兵の心の叫びを代弁するような映画「ストップ・ロス」が公開されました。「ストップ・ロス」とは任期を満了したはずの兵士が、兵士不足解消のために政府の一存で再び戦地に送られる軍隊制度の名称。つまりは、死ぬまで戦い続けなければならないことを意味し、地獄を体験してきた兵士たちにとっては耐え難い現実に再び引き戻されることになるこの制度は、アメリカでは大きな問題となっています。この作品は、そうした本来は除隊するはずだった多くの兵士が、政府の勝手な命令で再びイラクに送られている現状にスポットライトを当てた実話を元にしています。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ライアン・フィリップ演じる兵士ブランドンは、故郷テキサスに帰還し、ヒーローとして迎えられ、久々に家族や友人との再会を満喫。数日後に迫った任期満了を心待ちにしている中、大統領命令により再びイラクに戻ることを命じられてしまう。目の前で多くの仲間を失い、罪のない一般市民の死を目の当たりにし、自らも死の危険と隣り合わだったブランドンは、イラクに戻ることを拒み、命令に反発。そのまま基地を脱走し、逃亡生活を始めることになるのです。</p>

<p>　この作品を見るまでそういう制度があることも、命令に反して逃亡生活を送る兵士が大勢いる現実も知らなかっただけに、かなりショッキングでした。戦争の悲惨さはもちろんのことながら、彼らが直面する恐怖感、罪悪感、義務感など多くの感情がストレートに表現されており、見る者の心に響く作品です。再度イラクへの派遣を命じられた直後に上官に向かって、「大統領なんてクソ食らえだ」と反発する場面は、今のアメリカの現状を的確に示しているような気がし、試写会でもその場面では大きな歓声が挙がったのが印象的でした。</p>

<p>　ハリウッドでは昨年、イラク戦争や９・１１同時多発テロを題材にした作品が多く公開されましたが、いずれも興行不振に悩まされました。オスカーも受賞しているポール・ハギス監督がメガホンを取った「告発の時」、ロバート・レッドフォードがメガホンを取り、トム・クルーズ、メリル・ストリープが主演した「大いなる陰謀」、ジェイミー・フォックスが主演した「キングダム ／見えざる敵」など、いずれも観客の関心を集めることができませんでした。</p>

<p>　しかし、なぜかハリウッドではこの「ストップ・ロス」以降もイラク戦争を題材にした作品の企画が進められているようなのです。ＡＢＣニュースのホワイトハウス担当記者が執筆した「ザ・ロング・ロード・ホーム」を映画化する企画や、バグダットの米軍管理区域で薬を飲まされレイプされたと主張するジャネット・リー・ジョーンズの伝記の映画化、イラクで戦死したアメフト界のスター、パット・ティルマンの伝記「ザ・ヒーロー」の映画化などもそんな中の一つです。</p>

<p>　今年はブッシュ大統領がホワイトハウスを去ることが決まっているだけに、多くの国民がイラク戦争にも終止符を打つことを期待しています。そんな期待感が、こうしたイラク戦争を題材にした作品の制作ラッシュへと繋がっているのかもしれません。しかし、イラク戦争はまだ現実に起きていることだけに、娯楽として純粋に作品を楽しむ気にはなれないのが現実なのかもしれません。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>待ちきれない「24」新作！ちょっと情報を…</title>
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<summary type="text/plain">　今年１月から放送開始予定だった「２４」シリーズ７は、米脚本家組合（ＷＧＡ）のス...</summary>
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<![CDATA[<p>　今年１月から放送開始予定だった「２４」シリーズ７は、米脚本家組合（ＷＧＡ）のストライキの影響で放送が延期となり、がっかりしている人も多いはず。昨年１１月５日から始まったＷＧＡストライキの影響で脚本が出来上がらず、８話まで撮影が完了したところで撮影は中止となってしまいました。結局、シーズン７は、来年１月まで放送が延期されることが発表され、１年も先延ばしとなってしまったのです。</p>]]>
<![CDATA[<p>　シーズン７では、初めて舞台をロサンゼルスからワシントンＤＣへ移し、初の女性大統領も登場する予定で、楽しみにしていた人も多いことでしょう。そのため、ＦＯＸテレビは、シーズン６と７のギャップを埋める内容で、今秋に２時間の特番を制作することを発表しました。放送日は明らかにされていませんが、４月にもクランクインするとのこと。しかしそれも待ちきれないという「２４」ファンに朗報です。</p>

<p>　同シリーズのスピンオフであるデジタル短編が制作され、現在ネットで公開されています。今月１７日から配信されている「Ｔｈｅ　Ｒｏｏｋｉｅ:　Ｄａｙ　３　Ｅｘｔｒａｃｔｉｏｎ」は、１話３～５分の短編で、毎週１話づつ公開されていきます。スピンオフということで残念ながら、ジャック・バウアーらおなじみのキャラクターは出演していませんが、舞台はもちろんＣＴＵロサンゼルス。ロドニー・チャーターズ撮影監督やら「２４」のスタッフが大勢集結して制作しているとあって、「２４」さながらの出来栄え。短編ながら、「２４」らしい緊迫感もあり、充分楽しめる内容となっています。</p>

<p>　タイトルから想像するようにルーキー（新米）ＣＴＣ捜査官ジェイソンが主人公の番外編で、ジェイソンの成長ぶりが見られるのも楽しみの一つとなっています。もともと、家庭用品メーカーのユニリーバの商品Ｄｅｇｒｅｅ Ｍｅｎのタイアップとして制作されたもので、すでにＤａｙ１とＤａｙ２は公開済み。Ｄａｙ１は、上司からコーヒーのお使いを頼まれたジェイソンが偶然、銀行強盗に入ろうとする武装集団を目撃し、１人で裏口から潜入するというストーリー。そして、Ｄａｙ２は、ボスのＰＤＡを届けるよう命じられたジェイソンにボスと勘違いしたテロリストから脅迫電話がかかってくるという内容になっています。</p>

<p>　気になるＤａｙ３の今シリーズは、罠にはめられ拉致された上司を麻薬カルテルから救い出そうするジェイソンの活躍を描いており、４月２１日の最終話まで全６話で構成されています。</p>

<p>　主人公ジェイソンを演じるジェレミー・レイ・ヴァルデズは、実はドラマ版「２４」にも１話だけ出演しています。シーズン５の５ａｍ－６ａｍのエピソードで、潜水艦で唯一生き残ったルーニー軍曹を演じているので気になる方は、ＤＶＤでチェックしてみては？</p>

<p>　ジェイソンがネット上で人気者となった暁には、本家「２４」にもレギュラー出演なんてこともあるかも？日本語字幕はありません、メイキングも見られるので、、興味のある方はhttp://www.fox.com/24/degreerookie/index.htmにアクセスしてみてはいかが？（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>ハリウッドには欠かせない警官のアルバイト</title>
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<summary type="text/plain">　ハリウッドでは警察官のアルバイトの需要が年々高まっています。日本では、現役警察...</summary>
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<![CDATA[<p>　ハリウッドでは警察官のアルバイトの需要が年々高まっています。日本では、現役警察官が非番の日にアルバイトをしたり、副業を持つこと自体ありえないことですが、ここロサンゼルスではごく当たり前のこと。多くの現役警察官が、副業を持っています。</p>]]>
<![CDATA[<p>　映画「ハリウッド的殺人事件」で、ハリソン・フォード演じるベテラン警察官が不動産業の副業に精を出し、コンビを組んでいた若手刑事も俳優を目指しながらヨガのインストラクターをしていたことを覚えている方も多いでしょう。この作品の脚本家も、警察官だったこともあり、かなりリアルに警察官の副業が描かれています。こんな風に、ロサンゼルスの警察官たちは日常的に様々な副業を行い、生計を立てているのです。</p>

<p>　ハリウッドでもっとも人気な副業は、ハリウッドセレブのボディーガードやアカデミー賞アフターパーティーなど各種イベント、パーティーでの警備員。ストーカーに付きまとわれたり、いつなんどき変質者に襲われるかも分からないセレブたちは、自費でボディーガードを雇っています。普段から訓練をつみ、いざという時には拳銃などの武器も所持している警察官は、やはりボディーガードとして人気が高いようです。元警察官が経営する警察官のボディーガードや警備員を斡旋する業者もあり、そこに登録すると仕事を紹介してもらえるシステムになっているようです。</p>

<p>　先日、知り合ったロス市警の警察官も、「今までパリス・ヒルトンと一緒にいたんだよ」と打ち明けてくれました。パリスが新しい友人を捜し求める新リアリティー番組の記者会見とその後のパーティーで、パリスのボディーガードを務めたとのこと。「会場はピンク一色だったよ」と裏話を披露してくれただけでなく、パリスの顔写真がプリントされたチョコレート、ピンク色のクッキーやカップケーキまでお土産に持ってきてくれました。彼は、他にもジェシカ・シンプソンや妹のアシュリーのボディーガードも務めたことがあるほか、アカデミー賞授賞式後の公式パーティーの警備員も担当したそうです。</p>

<p>　ハリウッドではこうしたセレブが出席するパーティーが数多くあり、そこで見かけるガタイの良いお兄さんたちは実は現役の警察官だったりするのです。その他にも、映画の撮影現場で警備に当たる警察官たちも非番のアルバイトです。ロサンゼルスでは映画のロケには、必ず警察官が警備に当たることが義務付けられています。混乱や交通渋滞、事故を避けるための処置ですが、道路を封鎖して行なう大規模な撮影には大人数の警察官が駆り出されています。そのため、日中にダウンタウンやハリウッド近郊など人通りの多い場所で行なわれる撮影も、大きな混乱もなく行なうことができるのです。</p>

<p>このような合理的なシステムが整っているからこそ、セレブも安心して出歩け、大掛かりな撮影やスターが大勢出席するようなイベントもスムーズに執り行うことができるのです。（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>「私生活切り売り」で人気復活狙うスターたち</title>
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<summary type="text/plain">　パパラッチという言葉が一般に知られるようになって久しいですが、四六時中パパラッ...</summary>
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<![CDATA[<p>　パパラッチという言葉が一般に知られるようになって久しいですが、四六時中パパラッチに追いかけ回されるセレブたちも実はたくみに話題作りの一環として私生活を切り売りすることもあります。キャリアの落ち目になった時や、セレブとしてのステータスを保つためなどさまざまな理由があるでしょうが、このところメディアでその名前を見ない日はないあのお騒がせセレブ２人が、リアリティー番組に出演するようです。</p>]]>
<![CDATA[<p>　「リアリティー番組」とは、演技や台本のないバラエティー番組。出演者たちがさまざまな体験をする様子を公開したり、私生活に密着するなどリアリティーを追求し、アメリカでは絶大な人気を誇り、さまざまな番組が製作されています。</p>

<p>　パーティー大好きなパリス・ヒルトンが親友二コール・リッチーと共にゴージャスな私生活を捨てて田舎暮らしを体験する「シンプル・ライフ」に出演し、一躍人気者となりました。また、最近では電撃結婚したブリトニー・スピアーズが、結婚生活を公開する番組に出演したり、ビクトリア・ベッカムが、ロサンゼルスへの引越しの様子を公開する番組に出演するなど、セレブが自らの私生活を公開する番組も年々増えています。</p>

<p>　度重なる飲酒運転と薬物所持ですっかりイメージダウンしてしまい、女優としてほとんど仕事がない状態だったリンジー・ローハン一家が主人公のリアリティー番組が製作されています。今夏放送予定の同番組は、リンジー自身が主役ではなく、ステージママとして知られる母ディナさんと妹アンジーにスポットライトを当てる趣旨になるのだとか。アンジーがスターに成長する過程を描き、その過程でリンジーもカメオ出演するそうです。</p>

<p>　親子２人が暮らすニューヨークからアンジーのデビューアルバムを収録するラスベガスのホテルに引越しする様子から始まり、歌手デビューするまでの様子を描く内容で、ラスベガスを舞台に親子のＶＩＰぶりがお茶の間の話題となることでしょう。ひょっとすると先輩リンジーが、アンジーに指導したり、アドバイスする様子なども見られるかもしれません。リンジー自身、復活をかけてニューヨーク誌でヌードに挑戦するなど、このところなりふり構わず仕事をこなしていますが、このままでは妹にスターの座を奪われる日も近いかもしれません。</p>

<p>　一方、昨年夏の刑務所入りでダーティーなイメージが付き、先月８日に公開された主演映画「Ｔｈｅ　Ｈｏｔｔｉｅ　ａｎｄ　ｔｈｅ　Ｎｏｔｔｉｅ」が大コケしてしまったパリス・ヒルトンも、人気回復の切り札としてリアリティー番組へ出演するようです。新しい親友を求める過程を描くものになるとのことで、「シンプル・ライフ」よりも、よりプライベート色が強い番組になりそうです。シーズン５まで製作された「シンプル・ライフ」を超えることができるのかこちらも注目です。</p>

<p>　リアリティー番組は、若者視聴者を取り込むことができ、人々の「のぞき見したい」欲望も満たすとあって、高視聴率が期待できます。かつて、ジェシカ・シンプソンも夫ニックとの新婚生活を描いたリアリティー番組「ニューリーウェッズ」に出演して、番組の大ヒットと共に人気が回復し、再ブレークしています。脚本もいらないため、ドラマよりも手軽に作れるのでテレビ局にとっても好都合の番組といえるでしょう。</p>

<p>　最近では、１６歳で妊娠したブリトニー・スピアーズの妹ジェイミー・リンの妊娠を扱うリアリティー番組が制作されると噂されたこともあるなど、話題性のあるセレブを担ぎ出そうとする動きも活発に行われています。そこで気になるのは、両者の番組の視聴率。互いに「女王様」意識が強く、不仲説も囁かれるパリスとリンジーだけに、こちらのバトルにも注目したいところ。</p>

<p>　ところで、ハリウッドではセレブとメディアは「もちつもたれつ」の関係を築くことも意外に多いのです。パパラッチが狙いやすい場所にわざわざ出かけて写真を撮らせたり、時には自ら情報を提供することだってあります。そうやって、セレブとしてのステータスをキープしてきたパリスやリンジーだけに、今後もメディアにさまざまな話題を振りまいてくれることでしょう。</p>

<p>　（このコラムの更新は毎週火曜日です）<br />
</p>]]>
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<title>一難去ってまた一難、今度は俳優組合ストの危機</title>
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<summary type="text/plain">　大きな損失をもたらせた脚本家組合（ＷＧＡ）のストライキがようやく解決し、活気が...</summary>
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<![CDATA[<p>　大きな損失をもたらせた脚本家組合（ＷＧＡ）のストライキがようやく解決し、活気が戻ったばかりのハリウッドですが、今度は６月３０日に現役契約が満了する俳優組合（ＳＡＧ）が、ストライキに入るのではないかと、戦々恐々となっています。</p>

<p>　契約満了を数カ月後に控えたＳＡＧは、すでにストライキに備えた動きが活発化しており、関係者たちの間では悪夢が甦るのではとの声が日増しに強まっています。昨年１１月初旬から約３カ月間に及んだＷＧＡのストライキは、ハリウッド映画、テレビ業界を巻き込み多大な損害を出したことは記憶に新しいところですが、２月２４日に行なわれた第８０回アカデミー賞授賞式を目前にようやく解決。延期されていたテレビドラマや映画の撮影も再開され、ようやく業界に活気が戻ってきたばかり。そんな中で、ＳＡＧは７月からスト突入も辞さない強硬姿勢を見せているため、今後の動向に大きな注目が集まっています。</p>

<p>　スタジオ側との契約が満了するＳＡＧには、大物俳優を含む１２万人の会員がいます。渡辺謙らハリウッドで活躍する日本人俳優も会員になっており、スト突入となればハリウッドで活躍するほとんどの俳優が仕事ができなくなってしまいます。当然ながら、撮影は中止され、ＷＧＡのストライキ以上の損害が出ると予想されています。</p>

<p>　１本の映画で数億円を稼ぐトップ俳優は、例えストになっても生活苦に陥ることはありませんが、末端の俳優たちの多くは撮影が休止すればすぐに食うにも困る状況に陥ることは一目瞭然。しかし、ＳＡＧのアラン・ローゼンバーグ会長は７月にもスト突入の強気な姿勢を崩しておらず、ジョージ・クルーニー、トム・ハンクスと言ったスターたちからも批判の声が出始めています。陳情に訪れた彼らは、ストを回避するために一刻も早く交渉の場につくように強く要請したと伝えられています。</p>

<p>　１０００人の署名も集め、新契約の是非を問う投票は迅速かつ公平に行なうために全会員ではなく、俳優として実際に生計を立てている人のみを対象にすべきだとの要請を行なうなど、スト回避に向けた活動も内部で活発化しています。<br />
　これまで交渉がいつ始まるのかすら決まっていなかったＳＡＧですが、ローゼンバーグ会長は早ければ４月にも交渉の場につくことを先日、発表しました。これにより、一歩前進との見方も強まっていますが、業界ではすでにストに備えた動きも出始めています。</p>

<p>　大手保険会社は、スタジオにスト突入の期限となる６月３０日までに撮影を終えることができなかった作品に対し、保険金が支払われるというストライキ用の保険を提案。これによると、事故や俳優の病気など突発的な事情で撮影が終了できなかった場合、撮影費用を補償するというのです。</p>

<p>　ＷＧＡのストでは、多くのテレビドラマが撮影中止に追い込まれ、大作映画も脚本の書き直しができないことなどを理由に撮影が延期になった背景が、こうした保険に結びついたと言えるでしょう。しかし、スト突入の場合の経済損失は大きく、ハリウッドが再び大きな打撃を受けることは避けられません。スタジオ側はすでに、現時点で６月３０日までにクランクアップできないと予想される作品には撮影許可を出さないなど、ストに備える準備に入っています。</p>

<p>　「４月以降に交渉開始」と発表された後も、「故意に引き伸ばし、時間稼ぎをしている」との批判の声が絶えず、ＷＧＡスト同様に最後の最後まで「ストライキ」という切り札を散らつかせる両者間攻防戦が続くことになりそうです。</p>

<p>　ゴールデン・グローブ賞授賞式の中止などハリウッドの歴史に残る大事件となったＷＧＡストで暗いムード漂うハリウッドだけに、１日も早い解決を願ってやみません。（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>

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<title>華やかさに欠けたアカデミー賞、サプライズもなし</title>
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<modified>2008-02-26T02:46:19Z</modified>
<issued>2008-02-26T02:39:12Z</issued>
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<summary type="text/plain">　第８０回アカデミー賞授賞式が２４日、ハリウッドのコダック・シアターで行われ、下...</summary>
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<![CDATA[<p>　第８０回アカデミー賞授賞式が２４日、ハリウッドのコダック・シアターで行われ、下馬評通り「ノーカントリー」が作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞の最多４冠に輝きました。今年は長引いた米脚本家組合（ＷＧＡ）のストライキの影響で例年よりも寂しい賞シーズンとなっただけでなく、小規模作品のノミネートが多かったことで全体的に華やかさに欠けるアカデミー賞となりました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　カザフスタン映画「モンゴル」で外国語作品賞にノミネートされていた浅野忠信は、日本人関連作として３２年ぶりとなる受賞が期待されていましたが、残念ながら受賞には至りませんでした。同賞はオーストラリアから出品された「ヒトラーの贋札」が受賞。そして２年連続でメーキャップ賞にノミネートされていた辻一弘さんも受賞を逃し、日本人の受賞は今年も実現しませんでした。</p>

<p>　今年のアカデミー賞の最大の特徴は、バイオレンスでヘビーな内容の作品が多かったこと。司会のジョン・スチュワートも冒頭で「今年のノミネート作品はとても暗いね。１０代の妊婦に感謝！」と１０代で妊娠する女子高生を描いた「Ｊｕｎｏ／ジュノ」を引き合いに絶妙なトークで会場を沸せていました。作品賞にノミネートされていた５作品は、受賞作「ノーカントリー」をはじめ、大作は皆無。どれもが一般受けする内容ではないことから、開催前から今年は視聴率の低迷も避けられないと予想されていました。</p>

<p>　今年のアカデミー賞はＡＢＣテレビが独占生中継していますが、過去の視聴率を振り返ると、大作がノミネートされた年ほど高視聴率をたたき出していることがわかっています。「タイタニック」が圧勝した９９年は、過去３０年で最高となる視聴率をたたき出し、近年では「ロード・オブ・ザ・リング・リング」が過去５年で最高の視聴率となっていました。そのため、今年は期待するほどの視聴率が集められないのではないか、と誰もが予想しています。</p>

<p>　主演男優賞は、予想通り「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のダニエル・デイ＝ルイス。主演女優賞は「エディット・ピアフ～愛の賛歌～」のマリオン・コティヤールがフランス人女優としては４９年ぶりとなる受賞を果たしました。助演男優賞は予想通り、「ノーカントリー」のバルデン・バルデム、助演女優賞は大方の予想を裏切り、「フィクサー」のティルダ・スウィントンが受賞しました。</p>

<p>　しかし、特に大きなサプライズもハプニングもなく、第７８回以来２度目の司会となったジョンもそつのない軽快なトークで切り盛り。しかし内容的には、世論を反映するかのような、近年まれに見る地味なアカデミー賞となりました。業界的にも、アカデミー賞のアフターパーティーとして最大の規模を誇ったヴァニ<br />
ティ・フェア誌のアフター・パーティーが中止となるなど、お祭りムードを自粛する傾向が強く、かなり地味な一夜になったことは否めません。</p>

<p>　そんな中でレッドカーペットでひときわ目立っていたのが、出産ラッシュを迎えているハリウッド女優たち。司会のジョンが、妊娠中の女優をネタにトークを繰り広げていましたが、今年は二コール・キッドマン、ジェシカ・アルバ、ケイト・ブランシェット、アンジェリーナ・ジョリー、ハル・ベリーと、妊婦がとても多かったのです。数日後には彼女たちのファッションがタブロイド誌を飾ることでしょう。</p>

<p>　米社会の闇を描いた作品が多かった２００８年のアカデミー賞ですが、来年はどんな作品、俳優、監督が栄光を手にするのでしょう。来年は華やかなアカデミー賞となることを期待しましょう！</p>

<p>　 （このコラムの更新は毎週火曜日です）<br />
</p>]]>
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<title>今年のアカデミー賞、予想しちゃいます！</title>
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<summary type="text/plain">　今年もアカデミー賞の季節がやってきました。２４日にハリウッドのコダック・シアタ...</summary>
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<![CDATA[<p>　今年もアカデミー賞の季節がやってきました。２４日にハリウッドのコダック・シアターで行われる授賞式を前に、今年のアカデミー賞の行方を予想してみました。</p>]]>
<![CDATA[<p>　昨年１１月から続いた米脚本家組合（ＷＧＡ）のストの影響で、今年は前哨戦といわれるゴールデン・グローブ賞授賞式が中止となり、アカデミー賞も一時は開催が危ぶまれていました。そんな暗いハリウッドの現状を反映するかのように、８０回を迎えた今年のアカデミー賞は、米社会の闇を描いた作品が目立っています。血が吹き飛んだり、銃が乱射されるなど暴力的な表現が多いことが最大の特徴で、保守的なアカデミー会員たちにこの残虐性がどこまで受け入れられるかが注目されています。</p>

<p>　作品賞は、最多８部門にノミネートされている「ノーカントリー」と「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の一騎打ちとなるでしょう。テキサスを舞台に米国社会の暴力性に迫る「ノーカントリー」はコーエン兄弟がメガホンを取り、コイントスで殺人を決める冷酷な殺し屋と昔かたぎの保安官を対比させながら、独特の世界感で人間の闇を描いています。カリフォルニアの石油王にのし上がった男性の半生を描いた「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」は、ダニエル・デイ＝ルイス演じる主人公の偏執的なまでに成功にこだわる姿が印象的です。対抗馬は、もみ消し屋をしていた主人公（ジョージ・クルーニー）が、大企業の陰謀を知り、告発を決意する社会派ドラマ「フィクサー」。また、高校生の妊娠を描き、小品ながらノミネートされた「ＪＵＮＯ　ジュノ」も、台風の目となるかもしれません。</p>

<p>　主演男優賞部門も、残虐なキャラクターが目立っています。「スウィーニー・トッド　フリート街の悪魔の理髪師」は、ノミネートされたジョニー・デップが演じる理髪師が、家族を奪われた復讐から剃刀で客の首を次々とかき切る残虐シーンが話題となりました。また、ビゴ・モーテンセンがノミネートされた「イースタン・プロミセズ」も、サウナで全裸で刺客との立ち回りを演じるなど、過激な暴力描写が多く登場します。</p>

<p>　本命は「ゼア・ウィル・－」のダニエル・デイ＝ルイスでしょう。しかし、ノミネート８度目でゴールデン・グローブ賞を初受賞したジョニデも有力候補です。しかし、ダニエルも同じくゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演男優賞を受賞しており、ドラマ部門受賞者がアカデミー賞も受賞するケースが多いことから、ダニエルが１歩リードというところでしょうか。また、「告発のとき」で予想外のサプライズ・ノミネートを果たしたトミー・リー・ジョーンズの健闘も期待大です。</p>

<p>　助演男優賞は、「ノーカントリー」で不気味な殺人鬼を「怪演」したハビエル・バルデムが最有力。対抗馬は、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、全米映画批評家協会賞を受賞している「ジェシー・ジェームズの暗殺」のケイシー・アフレックでしょう。兄ベン・アフレックの初監督作品にも主演し、高い評価を受けていただけに、サプライズ受賞もあるかもしれません。</p>

<p>　主演女優賞は、混戦が予想されます。俳優組合賞、ゴールデン・グローブ賞など重要な賞を総なめしている「アウェイ・フロム・ハー　君を想う」のジュリー・クリスティが１歩リードかと思われていますが、「エディット・ピアフ～愛の賛歌～」でマリオン・コティヤールが演じたエディット・ピアフの鬼気迫る演技はオスカー好み。ゴールデン・グローブ賞も受賞しており、オスカー受賞の可能性も十分です。また、「ＪＵＮＯ　ジュノ」で１６歳で妊娠する高校生をさわやかに演じたエレン・ペイジも受賞の可能性があるでしょう。</p>

<p>　助演女優賞部門は、「アイアム・ノット・ゼア」でボブ・ディランを演じたケイト・ブランシェットが１歩リード。ゴールデン・グローブ賞、全米映画批評家協会賞などを受賞しており、主演女優賞とのダブル受賞にも期待がもたれています。</p>

<p>　監督賞は「ノーカントリー」で、「ファーゴ」以来２度目のノミネートを果たしたジョエル＆イーサン・コーエン監督が優勢でしょう。ただ、暴力描写が票割れを招く恐れもあります。対抗馬は、「ゼア・ウィル・－」のポール・トーマス・アンダーソン監督です。</p>

<p>　日本人絡みでは、外国語作品賞にノミネートされた浅野忠信主演のカザフスタン、ロシア、ドイツの合作映画「モンゴル」と、エディ・マーフィ主演の「マッド・ファット・ワイフ」で特殊メイク賞にノミネートされたメイクアップ・アーティストの辻一弘さんの受賞も期待したいところです。</p>

<p>　質と共に興行成績も大きな判断基準となるアカデミー賞。まだまだ保守的な一面もあり、正統派な作品が好まれる傾向が強いために、最後の最後でドンデン返しがあるかもしれません。</p>

<p>　 （このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>ＷＧＡストは終わりそうだが…残った大きな傷跡</title>
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<summary type="text/plain">　昨年１１月から始まり３カ月を超えた米脚本家組合（ＷＧＡ）のストライキが、ようや...</summary>
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<![CDATA[<p>　昨年１１月から始まり３カ月を超えた米脚本家組合（ＷＧＡ）のストライキが、ようやく終結の時を迎えることになりそうです。インターネット配信や他の新しいメディア、ＤＶＤの売り上げによってもたらされる収益の配当金を巡って始まったストライキは、過去２０年間で初めての大規模なものとなりました。その影響は計り知れず、テレビ、映画業界を巻き込んで多大な損失を生んだ３カ月となりました。映画やテレビが製作されるロサンゼルスが被った経済損失は、ロサンゼルス・タイムズ紙によると、３億８０００万ドルから１５億ドルにのぼると算出されています。</p>]]>
<![CDATA[<p>　テレビ業界では、「２４」や「ＨＥＲＯＥＳ」など人気ドラマが次々と製作中止に追い込まれ、スト開始直後から深夜の人気トーク番組は再放送に切り替わる事態に陥りました。映画の宣伝をかねて出演予定だったスターのスケジュールは白紙となり、映画の宣伝にも多大な影響が出ました。痺れを切らせたＮＢＣテレビの人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」が脚本家なしで放送を始めると、司会者のジェイ・レノに脚本家たちから避難の声が集中しました。お茶の間には台本のいらないリアリティ番組やドラマの再放送があふれ、広告収入の激減などテレビ各局も大きな損害を被りました。</p>

<p>　テレビに比べて影響が少なかったと言われる映画界ですが、脚本の手直しが出来ないために撮影が中止される作品が続出しました。トム・ハンクス主演の「天使と悪魔」やジョニー・デップ主演の「Ｓｈａｎｔａｒａｍ」など大作がその影響を受けて、製作が延期。その結果、大物スターのスケジュールが空白となる異常事態に。また、脚本の書き直しができないことでブラッド・ピットが「ステイト・オブ・プレイ」から降板するアクシデントにも見舞われました。</p>

<p>　しかし、ジョージ・クルーニーら大物スターが次々とＷＧＡ支持を表明。その結果、スターの多くがＷＧＡ会員がピケを張る授賞式に出席することができず、各種授賞式が中止になる最悪の年となりました。特にアカデミー賞の前哨戦として知られるゴールデン・グローブ賞授賞式の中止は、業界全体に大きな影響を及ぼしたことは言うまでもありません。一時はグラミー賞授賞式の中止も噂されたほど、今年の授賞式シーズンは最後の最後まで何が起こるかわからない波乱万丈なものとなりました。ゴールデン・グローブ賞授賞式の独占放映権を持つＮＢＣテレビは、２０００万ドルと言われる広告収入を失い、授賞式主催者も５００万ドルの放映権を失う結果に。さらにこれら賞レースに関わる作品の興行にも大きくな影響が出たことは言うまでもありません。</p>

<p>　各授賞式が中止になっていることで、例年のようなアフターパーティーが開催されず、イベント会社や会場となるレストランなどにも多大な損失が生まれました。毎年多くのスターを集めることで知られるアカデミー賞のアフターパーティーとしては最大のヴァニティ・フェアが主催するパーティーも早々に中止が発表されました。こうした損失だけでも、２５０万ドルはくだらないと試算されています。</p>

<p>　解決の糸口が見つからないストライキに苛立つスタジオは、社員やプロデューサーらを解雇する苦肉の策に出て、映画関連の仕事をする人々の生活が窮地に追い込まれたことも忘れてはいけません。１月初めにワーナー・ブラザースが１０００人の社員を一時解雇することを発表。ＡＢＣスタジオがお抱えの脚本家やプロデューサーを解雇したのを筆頭に、各スタジオも契約するプロデューサーを放出。被害を被ったのはスタジオで働く人々だけではありません。ロサンゼルスには小道具や衣装を貸し出す会社や撮影時の食事を提供するケータリングなど間接的に映画製作に関わる職に就いている人が大勢います。当然ながら、テレビや映画の製作が中止になると彼らの職も失われることになり、結果的に彼らが普段利用しているレストランも閑古鳥が鳴いて休店開業状態に陥いるなど、ロサンゼルス全体がストライキの影響を受けたといえるでしょう。</p>

<p>　ハリウッド全体が大きな痛手を負ったストライキですが、非常に意義のあるものだったと言う意見が多く聞こえています。果たしてこのストライキは、メディア構造の変革に繋がったのでしょうか。ハリウッドが再び、活気付く日は、もうすぐそこです。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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<title>ヒース・レジャーの死巡り問われるメディアの質</title>
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<name>motai</name>


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<![CDATA[<p>　先月２２日にニューヨークの自宅で遺体で発見されたヒース・レジャーの薬物使用が疑われる映像をめぐり、ハリウッドが大騒ぎとなっています。</p>

<p>　ヒースの死因は現在も特定されておらず、さまざまな憶測が取りざたされる中、自ら薬物を使用していることを語る衝撃の映像が存在したことが発覚。ＣＢＣテレビの芸能番組が、その映像を独占入手し、「エンターテイメント・トゥナイト」と「インサイダー」で放映すると予告したことで、ハリウッドに大きな衝撃が走ったのです。</p>]]>
<![CDATA[<p>　２年前に撮影された問題の映像は、ハリウッドセレブ御用達のシャトーマーモント・ホテルの一室で行われたパーティーの様子を撮影したもの。映像には人物を特定できない男性が、コカインを吸引する様子などが映っており、薬物が並んだテーブルをヒースら数人が囲んでいる様子などもとらえられています。別室に当時恋人だったミッシェル・ウィリアムズと生後３カ月の長女マチルダちゃんが宿泊していたことも映像からはうかがえ、「こんなことをしたら（ミッシェルに）ひどく怒られちゃう」と話し、「１日にマリファナを５本吸っている」とも語っています。</p>

<p>　１月３０日に翌日放送と予告編が流されると、ＣＢＳテレビには抗議が殺到。ヒースの広報事務所ＩＤ　ＰＲは、すぐに「恥ずべき最低な金もうけ」とコメントを発表し、無神経なストーリーをでっち上げるために大金を投じたと、映像を購入した番組に抗議しました。「ブロークバック・マウンテン」で共演したジェイク・ギレンホールをはじめ、ナタリー・ポートマンやロビン・ウィリアムズ、サラ・ジェシカ・パーカーらハリウッドスターも同様に、映像公開に抗議をしたといわれ、すぐにＣＢＳが「家族を尊重して放送を中止にします」と声明を発表する騒動となりました。</p>

<p>　問題の映像はお蔵入りしましたが、米メディアではヒースの薬物使用疑惑を報じています。ＵＳウィークリー誌は、コカイン、ヘロインなどさまざまな薬物とアルコールの中毒であったと報じています。０６年にアカデミー賞にノミネートされた直後に、ミッシェルはリハビリ施設への入所を勧め、マリブにある高級リハビリ施設まで連れて行ったものの、ヒースは入所を拒み、それ以来２人の間で口論が絶えなくなったと伝えています。２人の破局の原因も、ヒースの薬物中毒にあったといわれており、破局後は寂しさを紛らわすためにさらに薬物に手を出すようになったともいわれています。</p>

<p>　しかし、初期の司法解剖では違法薬物は一切検出されておらず、死因をめぐっては、睡眠薬など処方薬を誤って大量に摂取したことが原因との見方が強まっています。</p>

<p>　今回の騒動の背景には、パリス・ヒルトンの収監やブリトニー・スピアーズの奇行がトップニュースとして扱われる昨今のメディアのあり方があります。イラク戦争やさまざまな世界情勢など報道するべきニュースがたくさんある中で、多くのメディアがハリウッドセレブのスキャンダルをトップニュースで報じることに疑問を投げかける声も数多く聞こえています。今回の１件もそんなセンセーショナリズムを追求しすぎるメディアへの反発と取ることもできるでしょう。</p>

<p>　若すぎるヒースの死は多くのハリウッド関係者にも大きな衝撃を与えています。２日にロサンゼルスで行われたヒースをしのぶ会には、トム・クルーズとケイティ・ホームズ夫妻やシエナ・ミラー、シャニン・ソサモンら多くの俳優仲間、監督らが参列。もちろんミッシェルの姿もありました。ミッシェルは「どうか静かに彼の死を悼む時間をください。私の心は張り裂けそうです」とプライバシーの尊重を求めるコメントを発表しています。</p>

<p>　亡くなった人の薬物使用疑惑を興味本位に今更暴くことに何の意味があるのでしょうか。大切な人を失った遺族やファンの気持ちを察すると、このような映像に莫大（ばくだい）な金額を支払い、放映することに意義は感じられません。</p>

<p>（このコラムの更新は毎週火曜日です）</p>]]>
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