日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの格闘技ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


2010年2月24日

選手の大型化…スーパーヘビー級導入か

 公平さを保つためプロボクシングの階級は男子の場合、最も軽いミニマム級(約47・6キロ以下)から最重量のヘビー級(約90キロ以上)まで体重別に17クラスに分けられている。近い将来、ここに新たに「スーパー・ヘビー級」が加わる可能性が出てきた。

 今年1月、WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)の首脳陣がメキシコのカンクンで会合を開いた。その際、王座統一戦の規定などとともに議題に上がったのが、スーパー・ヘビー級新設案だった。

 この場では結論は出なかったが、近い将来、この階級が新設されるであろうと予測する関係者は多い。

 たしかに最近の傾向として、ヘビー級トップ選手たちの体格向上は顕著だ。WBA王者のデビッド・ヘイ(英国)こそ身長191センチ、体重98キロだが、WBC王者ビタリ・クリチコ(ウクライナ/米国)が202センチ、112キロ、IBFとWBO(世界ボクシング機構)2団体の王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ/米国)も200センチ、110キロある。ヘイに敗れて王座を明け渡した前WBA王者のニコライ・ワルーエフ(ロシア)にいたっては213センチ、143キロもある。

 こうした大型選手と、たとえば身長185センチ、体重95キロの選手が戦うことになった場合、たしかに不公平感は拭えない。

 60年代から70年代に活躍したモハメド・アリ(米国)が190センチ、約100キロ、80年代から2000年代に席巻したマイク・タイソン(米国)が180センチ、約100キロだったことを考えると、現代のヘビー級トップ陣がいかに大きいかが分かる。

 選手の大型化にともない5年ほど前にヘビー級の下限が約86キロから約90キロに引き上げられた経緯があるが、対応不十分なのは明らかだ。

 いま、クリチコとワルーエフが対戦に向けて交渉中と伝えられる。このカードを「スーパー・ヘビー級初代王座決定戦」にしたら面白いと思うのだが…。


このニュースには全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

原功「BOX!」
原功(はら・いさお)
 1959年(昭34)4月7日、埼玉県深谷市生まれ。日大法学部新聞学科卒業。82年、ベースボール・マガジン社入社。以来18年間「ボクシング・マガジン」の編集に携わり、88年から11年間、同誌編集長を務める。2001年、フリーのライターとして活動を開始。現在はWOWOW「エキサイトマッチ」の構成などを担当。著書に「タツキ」「ボクシング 名勝負の真実・日本編/海外編」ほか。

最近の記事




日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 格闘技
  3. コラム
  4. 原功「BOX!」

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです