2009年11月04日
長谷川、次でバンタム級の集大成
史上最長の「長谷川政権」-12月18日、神戸ワールド記念ホールでアルバロ・ペレス(ニカラグア)を相手に10度目の防衛戦が決まっているWBC世界バンタム級チャンピオンの長谷川穂積(28=真正)。勝てば具志堅用高氏の13度防衛に次いで日本では史上2人目の2ケタ防衛となる。その記録に隠れて見逃されがちだが、すでに長谷川は世界チャンピオンとしての在位期間では具志堅氏を越えており、日本人としては最長記録保持者となっているのだ。
長谷川がウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)を破って戴冠を果たしたのは05年4月のこと。12月で在位は4年8カ月となる。具志堅氏の在位(76年10月~81年3月)が4年4カ月だから、すでに4カ月更新したことになる。
ミニマム級V7の新井田豊氏が4年2カ月、スーパー・フライ級V6の渡辺二郎氏が3年11カ月、さらに40年以上前にバンタム級で4度の防衛を果たしたファイティング原田氏の在位期間が2年9カ月。これらと比較してみれば、いかに「長谷川政権」が長期にわたっているかが分かるだろう。
ちなみに日本のジム所属の世界チャンピオンとしては、ロシア国籍のフライ級V9王者ユーリ・アルバチャコフの5年4カ月という最長記録がある。しかし、これは1年2カ月のブランクを含んだ数字であることを付記しておく必要があるだろう。
記憶と記録の両面で際立った活躍を続ける長谷川だが、ペレス戦を最後に王座返上、転級が濃厚と見られている。12月18日、どんなかたちでバンタム級の集大成を見せるのか。長谷川のリング・パフォーマンスに注目だ。
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