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2010年12月14日

センバツ21世紀枠候補校をズバリ言うわよ!

 センバツの出場校を予想するズバリシリーズ(?)。しかし・・・毎年的中率が低く、各方面から「全然違うじゃないか!」と叱られています。トホホ。。気を取りなおして、今回は初めて21世紀枠候補の地区代表9校を予想してみます。正式発表は15日です!

<北海道=稚内大谷>
 全道大会出場校から選出される。ここでは全道で1勝した稚内大谷と予想する。日本最北端の高校で名寄支部に所属している。名寄支部からは、いまだかつて甲子園出場がない。稚内大谷も北北海道大会準優勝が最高戦績だ。03年は21世紀枠の補欠校だった。それから部員が10人だった時期もあったという。現在は15人で活動中だ。教育機関の統廃合ラッシュからも、稚内は急速な過疎化が進んでいるのが痛いほど伝わってくる。

<東北=大館鳳鳴>
【候補校】青森東(青森)宮古商(岩手)大館鳳鳴(秋田)北村山(山形)東陵(宮城)原町(福島)
 大館鳳鳴が03年以来の最終候補入りを目指す。東北大会は県1位で臨んだ。初戦で強豪・青森山田に3-4で逆転負けしたが、県大会からディフェンス力を武器に戦ってきた。1912年から中馬庚が第7代校長に就任している。ベースボールを野球と最初に訳してから18年後のエピソードだ。創部107年の古豪だが、意外にも甲子園出場はない。

<関東・東京=太田一か大田原>
【候補校】太田一(茨城)大田原(栃木)前橋育英(群馬)慶応志木(埼玉)専大松戸(千葉)八王子(東京)藤嶺藤沢(神奈川)帝京三(山梨)

 私立が6校を占める。前橋育英は2年連続3回目と常連の勢いだ。今回選出されれば群馬県勢初の最終候補入りとなるが、一般枠の推薦に滑りこむ確率が高い。さらに関東は5年連続で公立が選ばれているので、やはり太田一か大田原になりそう。両校とも県大会ベスト8、推薦理由に文武両道が入るなど共通点が多く、どちらが選ばれても不思議ではない。

<北信越=佐渡>
【候補校】佐渡(新潟)高岡南(富山)金沢商(石川)丹生(福井)飯山北(長野)

 佐渡が唯一北信越大会に出場し、実力的にも一歩リードする。練習試合などの離島のハンディはあるが、地元市民が支援している。佐渡は21世紀枠の困難克服や地域密着などの条件を複数満たすチームだ。深井浩司監督の指導力も光る。就任3年目の08年に夏の県大会準優勝している。深井監督は03年に21世紀枠で出場した柏崎(新潟)の部長だった。以前、スポーツ店利用に関する取材をした際に「部員がグラブを手にとって買いたくても専門ショップは島内に2店くらい。ほとんどがインターネットで注文です」と話したのが印象的だった。学校は来年に創立115年を迎える。

<東海=磐田東か松阪>
【候補校】磐田東(静岡)津島(愛知)岐阜工(岐阜)、松阪(三重)

 東海地区は21世紀枠での出場が過去に1度(08年の愛知・成章)しかない。
 東海大会出場校は磐田東と松阪のみ。磐田東は私立で、近年めきめきと力をつけてきた。一方の松阪は県下有数の進学校で、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)にも指定されている。今回は文武両道が評価されての選出だ。野球部は今回31年ぶりに県大会決勝へ進出した。松葉健司監督は久居農林(三重)で12年間指導し、02年に夏の甲子園にも導いた。06年に松阪へ異動。久居農林でも松阪でも部員から絶大な信頼を得ている。

<近畿=太成学院大高>
【候補校】守山(滋賀)北稜(京都)太成学院大高(大阪)伊川谷(兵庫)奈良朱雀(奈良)那賀(和歌山)

 近畿地区は伝統校や進学校を選出する傾向があり、今年もそれが続くなら、奈良朱雀や那賀、守山だろう。特に守山は近畿大会で1勝しているのもプラス要素だ。ただ、彦根東(滋賀)や向陽(和歌山)のようなインパクトには欠ける。
 近畿は2年連続で21世紀枠でのセンバツ出場がある。3年連続を狙うためには、他地区にも劣らぬ特徴のある学校を推薦したいところだ。それならば実力勝負で初めて私立を選んでもいい。太成学院大高のエース左腕・今村信貴投手(2年)は、守山が11失点した履正社(大阪)を4点に抑えている。この日の試合で最速146キロもマークした。近畿地区高野連が慣例を破ってくるか、それとも今まで通りなのか注目したい。

<中国=総合技術か鳥取中央育英>
【候補校】水島工(岡山)総合技術(広島)鳥取中央育英(鳥取)出雲(島根)宇部工(山口)

 中国大会ベスト4の総合技術と鳥取中央育英のどちらかになりそう。総合技術は一般枠での出場にも可能性を残す。鳥取中央育英は“育英”の文字と体育コースがあるため私立と誤解されやすい。県央にある県立高校。野球部員も体育コースにはほとんど在籍してない。今年急逝した元巨人の小林繁投手(享年57)の母校として有名だ。統廃合前の由良育英時代から、何度も甲子園に手が届きそうで届かず。今秋の中国大会でも紙一重で決勝進出を逃している。昨年に続き今年も出場機会に恵まれていない点を考慮されたようだ。今年は逆転試合が多く、攻撃力のあるチームに仕上がっている。

<四国=城南>
【候補校】高松北(香川)城南(徳島)三島(愛媛)土佐(高知)

 土佐以外は過去に1度の推薦経験がある。4校の中では城南の印象が強いか。旧制中学の流れを汲む、県屈指の進学校。卒業生に仙谷由人内閣官房長官がいる。今秋は県大会初優勝を飾った。四国大会では準優勝の香川西(香川)に6-7で惜敗。スコアの通り、得点力の高いチームである。

<九州=西都商>
【候補校】嘉穂東(福岡)唐津商(佐賀)佐世保工(長崎)熊本西(熊本)大分(大分)西都商(宮崎)志布志(鹿児島)首里東(沖縄)

 3校が九州大会に出場するなど、実力を兼ね備える学校が目立つ。唐津商、嘉穂東は好投手を擁するチームだ。特に唐津商の北方悠誠(ゆうじょう)投手(2年)は最速149キロを誇り、来年のドラフト候補である。そんな中で注目したいのが西都商だ。今年、川島(徳島)が部員16人で選ばれ話題を呼んだが、西都商はわずか12人。内訳は1年生が2人と厳しい状況だ。それにも関わらず秋の県大会では日南学園などを敗って準優勝を果たしている。夏に1回戦敗退したチームとは思えぬ健闘ぶり。口蹄疫感染被害のあった地元に活気を与えたのは言うまでもない。毎朝の清掃とあいさつ運動などの取り組みも地元で評価されている。困難を克服したことで地域にも貢献できる。これは他校にとっても良いお手本だろう。

(ノート)


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矢島彩「アマ〜い野球ノート」
矢島彩(やじま・あや)
 1984年、神奈川県生まれ。5歳くらいから野球に夢中になり、高校時代からアマチュア野球中心に本格観戦を開始。北海道から沖縄まで飛び回り、年間150試合を観る。今春、めでたく都内の大学を卒業したが就職はペンディングし、今年も大好きな野球を追いかける。取材先の監督さんたちからは「若いころの(失礼!)薬師丸ひろ子に似てるね」と言われ、かわいがられているようだ。大好物のオムライスをお腹に詰め込んで、今日も球場に行ってきま~す!

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