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2010年1月13日

センバツ出場校をズバリ言うわよ2010(2)

 今回の3地区は、選考が難航しそうです!

東海地区(3):大垣日大、中京大中京、中京

 明治神宮大会覇者・大垣日大(岐阜)、東海大会準優勝の中京大中京(愛知)は確定。大垣日大はエース左腕・葛西侑也(かっさい・ゆきや)投手をはじめ、スタメンに1年生が4人。さらに左打者が7人も並んでいる。試合によって主軸が入れ替わるなどチームは成長過程。葛西はスライダー、カーブを低めに投げ分ける。東海大会の常葉学園橘(静岡)戦では内野ゴロばかりで9回2死まで完全試合。片や、神宮大会の今治西(愛媛)戦は12奪三振。センバツではどんなピッチングを見せてくれるだろうか。187センチ右腕・阿知羅拓馬投手(2年)も控える。潜在能力の高い投手だけに、冬の成長次第では2枚看板が出来上がっているかもしれない。

 中京大中京は優勝メンバーの磯村嘉孝捕手(2年)が4番、岩月宥磨外野手(2年)が2番に入る打順。三重(三重)戦は相手より少ない安打で逃げ切った。秋は左腕・浅野文哉投手(1年)が先発し、森本隼平投手(2年)がリリーフする試合が多かった。浅野は県大会決勝の東邦(愛知)戦で公式戦初となる3安打完封勝利を挙げ、東海大会でも全試合で先発登板している。

 残り1枠(神宮枠)を4強の中京(岐阜)と三重が争う。東海大会のスコアは以下の通り。

 決勝戦:大垣日大5-4中京大中京

 準決勝:大垣日大3-2中京、中京大中京5-3三重

 両校とも甲乙つげがたい戦いぶりだった。だが、近年の選考は実力を重視する傾向にあることと、優勝校を苦しめたことが、地域性を上回ると見る。中京は加藤智弘投手(2年)、広瀬直人一塁手(2年)の投打の柱が健在。加藤智はしなやかな投球フォームが魅力の好左腕だ。

北信越地区(2):高岡商、敦賀気比

   確実と言いきれるのは高岡商(富山)だけ。福井県勢が2枠目を狙う。

 準優勝の敦賀気比(福井)は、夏の甲子園経験者3人が残る。4番・吉田正尚外野手(1年)の存在感は変わらずで、北信越大会4試合中3試合で3安打をマーク。チームは決勝で7安打を放ちながら、あと1本が出ず完封負けだった。

 一方で、4強の福井工大福井(福井)は準決勝で高岡商に1点差で惜敗した。試合内容だが、10安打を放って高岡商を追いつめ2安打に抑え込んでいる。さらに秋の県大会と北信越大会における失点も、1試合平均1・1失点と抜群だ(敦賀気比は2・7点)。県大会の直接対決では敦賀気比に2-4で敗れているものの、印象は決して悪くない。2枠目に入る余地は十分にある。

近畿地区(6):神戸国際大付、大阪桐蔭、立命館宇治、天理、智弁和歌山、神港学園

 優勝した神戸国際大付(兵庫)、準優勝の大阪桐蔭(大阪)は当確。今年の大阪桐蔭は守備力の高さが光る。江村直也捕手(2年)を中心にセンターラインが堅く、近畿大会4試合で1失策だった。山口拓也遊撃手(2年)は08年夏の甲子園優勝当時1年生で唯一ベンチ入りいていた選手だ。小柄だが守備の上手さは群を抜く。エース・福本翼投手(2年)は主将としてもチームをけん引する。

 準決勝2試合はコールドだった。それでも地域性で立命館宇治は選ばれそう。卯滝逸夫監督は鳥羽(京都)、北嵯峨(京都)を甲子園に導いた名将。エースは1年生左腕・川部開大投手。旧チームから1、2年生主体だったので経験値は問題ない。

 次に準々決勝の結果だが、神戸国際大付に5-3で敗れた天理(奈良)が有力。出場が決まれば、3年連続のセンバツ。今年は内野聡外野手(2年)など攻撃力の高いチームに仕上がっている。

 残りは2枠。4強の神港学園(兵庫)、8強の智弁和歌山(和歌山)、育英(兵庫)、福知山成美(京都)が候補に挙がってくる。智弁和歌山は地域性はもちろん、西川遥輝外野手(2年)、主砲の山本定寛一塁手(2年)の主軸は破壊力十分。立命館宇治戦で逆転負けを喫したように、投手陣の成長が待たれる状況だ。

 最後の1枠が難しいが、1つ白星の多い神港学園が食い込みそう。準々決勝で延長14回を前仲正志投手(2年)が1人で投げ抜いている。前沖は社(兵庫)戦でも11回を投げており、まさに大黒柱。最速145キロ右腕をセンバツで見たみたい。(つづく)

(ノート)


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コメント:2件

こんにちは。ここまで予想を見させていただきましたが、私と違う点は日大三と三重です。今年は東京から2校出るのでは?と思っているんです。(21世紀枠で水戸桜ノ牧と予想しているため)ただ、東京大会ベスト4の学校を関東大会ベスト8のチームを差し置いて出場させるのか?という疑問はあります。

三重を選んだ理由は地域性と三重1位であることを考慮してほしいというほぼ願望なんです。中京は岐阜3位ですし、もうすでに大垣日大が出ているのでここは…。東海枠が2枠になってから、三重県がほとんど出られなくなってしまい本当に気の毒です。なので今回は三重に…って感じです。近畿は私も神港学園だと思います。

投稿者 yuki : 2010年1月17日 10:48

yukiさん
こんにちは。「関東・東京」と「東海」の最後のイスは、意見が分かれるところだと思います。
日大三でも不思議ではありませんし
三重も地域性という正当な理由があるので可能性は十分です。
中京は岐阜3位ですが、東海大会では三重よりも多い2勝を挙げているため
そこはプラスマイナスゼロと考えています。
三重代表は甲子園でもなかなか勝ち進めず苦しんでいますね。
東海地区でも他3県代表が日本一を含む良いところまで勝っているだけに
頑張ってほしいところです。

投稿者 矢島 : 2010年1月19日 23:49

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矢島彩「アマ〜い野球ノート」
矢島彩(やじま・あや)
 1984年、神奈川県生まれ。5歳くらいから野球に夢中になり、高校時代からアマチュア野球中心に本格観戦を開始。北海道から沖縄まで飛び回り、年間150試合を観る。今春、めでたく都内の大学を卒業したが就職はペンディングし、今年も大好きな野球を追いかける。取材先の監督さんたちからは「若いころの(失礼!)薬師丸ひろ子に似てるね」と言われ、かわいがられているようだ。大好物のオムライスをお腹に詰め込んで、今日も球場に行ってきま~す!

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