2009年10月19日
ドラフト注目選手は誰だ!/大学編
第3回は大学編です。運命のドラフトまであと10日!
法大の二神一人投手(高知)は大学3年間で2勝止まりも、今春日本一の原動力となり上位候補へ急浮上。武器は最速150キロのストレートで四隅を突けるところだ。18日の早大戦では6安打を浴びながら完封勝利。調子が悪いながらも持ち前の制球力を生かして試合を組み立てることができる。
同じ法大の武内久士投手(徳島城東)もスケールの大きな本格派右腕。今秋の神宮は武内を目当てに足を運ぶスカウトが多かった。185センチ、95キロの恵まれた体格。中継ぎ、リリーフの短いイニングでは150キロ台を連発する。どちらかといえば天才肌タイプだ。
東京6大学リーグでは立大の戸村健次投手(立教新座)、慶大の中林伸陽投手(慶応)が猛アピール中。ともに140キロ台をマークするが、癖の強いフォームが気がかり。早大・松下建太投手(明徳義塾)の潜在能力も高い。
愛知大の152キロ右腕・祖父江(そぶえ)大輔投手(愛知)。174センチ、72センチで大学から投手を始めた。球種はスライダーのみだが、この切れ味が鋭い。愛知大は04年秋に優勝後、2部に降格した。今秋再昇格したばかりにも関わらず優勝。6勝を挙げた祖父江の力投が再評価されるはずだ。
左腕では立命大のエース・藤原(ふじはら)正典投手(県岐阜商)の評価が高い。故障で思うような投球ができていなかったが、この秋はエースの任務を全うしている。独特のフォームから低目を突く制球力が光る。
日本文理大の左腕・古川秀一投手(清峰)と小野淳平投手(大分商)の本格派コンビ。小野は大学選手権での活躍がドラフト戦線に名乗りを挙げるきっかけになった。短いイニングながら150キロ台を連発。4年間でスピードが20キロ以上速くなり、自己最速は152キロ。
福山大の岸本尚也投手(如水館)、別府大の岩尾利弘投手(津久見)は隠し球候補。いずれも常時140キロ台を出す右腕。指名があれば同大初のプロ野球選手誕生となる。
野手はやや不作。特に外野手は社会人のほうに好素材が多いため、見劣りしてしまうのも否めない。
亜大の中原恵司外野手(武蔵工大二)は3年秋に3試合連続本塁打を放った右の長距離砲。日米大学野球でも4番に座り勝負強い打撃を見せた。
同僚の中田亮二一塁手(明徳義塾)は今月13日に東都大学リーグ通算100安打を達成。172センチ、115キロの巨漢だが俊敏さも兼ね備えている。プロとなれば一塁手か指名打者での起用となるが、果たしてどれだけ需要があるか。
東京農大の松井佑介外野手(大商大堺)は今秋5本塁打を量産。高校時代も指名確実と言われながら、進学表明し周囲を驚かせている。今回は志望届も提出し、その日を待つのみ。
近大の荒木貴裕遊撃手(帝京三)、九州国際大の加藤政義遊撃手(東北)は今年の大学球界を代表する遊撃手だ。
※次回は社会人選手編です。
(ノート)
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