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2009年10月12日

ドラフト注目選手は誰だ!/高校野手編

 第2回は高校生野手編です。いよいよ今週15日に志望届の提出が締め切られます。

 横浜高(神奈川)の筒香嘉智三塁手は通算69本塁打の主砲。「(高校生活)最後3カ月くらいは調子が悪くても打つことができるようになった。プロでもホームランバッターで活躍する」。地元・横浜が1位での獲得を表明している。オフの日は横浜スタジアムに行って練習から観戦するなど筒香にとっても愛着のあるチームだ。 

 右打ちからは2人。中京大中京(愛知)の堂林翔太投手は今夏の活躍で評価も急上昇だ。夏の甲子園は23打数12安打。このうち7本が長打で広角に打てるところが持ち味だ。高校ではエースとしても活躍したが「プロには野手で行く」と繰り返してきた。愛知県出身だが好きな球団は巨人。

 もう1人は明豊(大分)の今宮健太内野手。171センチ、70キロと小柄だが、62本塁打、投げても154キロと野球センス抜群だ。本人は野手でプロを意識する。センバツ以降、苦手だった内角打ちを克服して本塁打を30本も量産した。ちょっぴりやんちゃで、オン・オフの切り替えができる性格もプロ向き。入団後、どのようなタイプの選手として生き残っていくのだろうか。

 好捕手が多いのも今年の特徴だ。大学・社会人に上位候補がいないだけに、高校生に注目が集まるのは間違いない。

 福岡からは九州国際大付の河野元貴捕手と、東筑紫学園の小関翔太捕手。夏の予選で、この2人が同じ球場で試合をした日があった。スカウト陣は2人を比較するように見ていたという。実績では甲子園でも存在感を残した河野が上回る。河野は“阿部2世”と評される通り、強打がアピールポイントだ。

 横浜商大高(神奈川)の中村亘佑捕手は広島の入団テストに合格済みだ。

 また、近大高専(三重)の鬼屋敷(きやしき)正人捕手は初の高専選手指名で注目されている。二塁送球のベストが1・64秒と実力も申し分ない。

 尾道(広島)の中下敬二郎外野手もミート力に自信を持つ中距離打者。入学直後から試合出場し、2年時からエースで4番とフル回転だった。それでもけがは不注意で1度手の指を骨折しただけ。幼いころからバレーボールなどの様々なスポーツで鍛えた、強い体(180センチ、83キロ)が魅力だ。

 打撃の良い常葉学園橘(静岡)の庄司隼人投手もプロ志望の強い選手。「少しでも可能性があるならプロでやりたい」を語気を強める。中学でも高校でも部の歴史を塗り替えてきた。同校初のプロ野球選手になれる可能性も十分だ。

※次回は大学生編

(ノート)


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矢島彩「アマ〜い野球ノート」
矢島彩(やじま・あや)
 1984年、神奈川県生まれ。5歳くらいから野球に夢中になり、高校時代からアマチュア野球中心に本格観戦を開始。北海道から沖縄まで飛び回り、年間150試合を観る。今春、めでたく都内の大学を卒業したが就職はペンディングし、今年も大好きな野球を追いかける。取材先の監督さんたちからは「若いころの(失礼!)薬師丸ひろ子に似てるね」と言われ、かわいがられているようだ。大好物のオムライスをお腹に詰め込んで、今日も球場に行ってきま~す!

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