日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの野球ページです。

  • 日刊スポーツIDについて


ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


2009年6月28日

茨城、栃木、山梨/高校野球展望

 第7回は茨城、、栃木、山梨です。

茨城=常総本命、追う水戸桜ノ牧

 4年連続出場を目指す常総学院が本命。春の県大会は5試合で1失点、安定した試合運びが光った。絶対的エースは不在だが、そこは木内幸男監督の采配力。決勝は変則左腕・長谷川悟投手(2年)がセンバツ出場校・下妻二を完封、三塁を踏ませなかった。関東大会でも2試合で1点差を制して準優勝。準決勝は4投手の継投で延長10回を乗り切った。この試合、特筆すべきは攻め方。4回から4イニング連続得点を挙げ、どの打順からでも得点できることを証明。特に、羽鳥尊捕手(3年)が多彩な投手陣と4番の攻撃を支える頼もしい存在だ。

 水戸桜ノ牧は強力打線が持ち味。河井甚哉遊撃手(3年)は181センチ、85キロで投げても最速144キロをマーク。茂垣智大三塁手(3年)は190センチ、86キロの主砲だ。2人合わせて63本塁打を量産している。春は準決勝で常総学院に敗れたものの、破壊力は他校を凌ぐ。さらに、上遠野秀隆投手(2年)が急成長。常総学院戦でも10回2失点と好投を見せている。

 ディフェンス力では藤代。右腕・山崎祐樹投手(3年)が3試合連続無四球完封を成し遂げた。主将の岩瀬将太捕手(3年)とのバッテリーは県随一。左腕・堀口智哉投手(3年)も旧チームからエースとしてフル回転してきた。経験を武器に両輪が充実の夏を迎える。

 センバツ出場の下妻二もチャンス。複数投手で挑むが、春は失策が失点につながるケースが目立った。


栃木=文星芸大付か作新か

 秋と春で上位の顔ぶれが変わり混戦模様だ。

 総合力は文星芸大付、作新学院が高い。文星芸大付は、薄井貴史一塁手(3年)が4番で主将という任務を背負う。1番・荒井千輝外野手(3年)も3拍子そろった好選手。キーマンはエース・中山匠投手(2年)だ。186センチ、80キロの大型右腕として来年のドラフト候補にも挙がっている。しかし、今シーズンは故障で思うような結果が出ていない。中山投手の復活が明暗を握る。
 
 春の覇者・作新学院は松崎啄也捕手(3年)の集大成が楽しみ。1年時からマスクをかぶり、県大会では打率5割8分8厘、10打点を叩き出した。50メートル6秒前半の脚力も魅力だ。31年ぶりに夏の扉を開けるか。

 また、左右の好投手が注目を浴びている。右は栃木工・中田智暁(ちあき)投手。182センチ、76キロで常時130キロ中盤をマークする。春の県大会は白鴎大足利に勝ってベスト8へ進出した。主軸としてもチームをけん引し、まさにチームの柱と言える。

 左は佐野日大の西宮悠介投手(3年)。177センチ、75キロだがマウンドでは数字以上に大きく見える。秋は3回戦、春は初戦で敗れており、最後の夏にかける。
  

山梨=富士学苑がリード

 富士学苑は関東大会で横浜(神奈川)に勝ってベスト4。小柄な選手が多く、その代表格がエース・山本淳貴投手(2年)。165センチ、64キロだが、左腕から強気の投球が持ち味。遊撃手の西村亮祐選手(3年)は162センチだ。後藤篤監督は98年の夏の甲子園、豊田大谷(愛知)を率いてベスト4に進んでいる。元巨人の後藤孝志選手は実弟だ。

 僅差で追うのが日本航空。昨夏の甲子園メンバーが1人しかいないなか、秋優勝、春準優勝。3番・辻田賢遊撃手(2年)はパンチ力と足も兼ね備える好選手。4番・北田真也捕手(3年)など打力は県ナンバーワンだ。制球力に課題を残す奥田敦俊投手(3年)が、どこまで力投できるか。

 東海大甲府は県屈指の左腕・渡辺圭投手(3年)次第。今シーズンは腰痛で出遅れており、回復が待たれる。

(ノート)


この記事には全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは

コメントする



公開されません



コメントを書くには日刊スポーツIDでログインしてください。日刊スポーツIDについてはこちら

矢島彩「アマ〜い野球ノート」
矢島彩(やじま・あや)
 1984年、神奈川県生まれ。5歳くらいから野球に夢中になり、高校時代からアマチュア野球中心に本格観戦を開始。北海道から沖縄まで飛び回り、年間150試合を観る。今春、めでたく都内の大学を卒業したが就職はペンディングし、今年も大好きな野球を追いかける。取材先の監督さんたちからは「若いころの(失礼!)薬師丸ひろ子に似てるね」と言われ、かわいがられているようだ。大好物のオムライスをお腹に詰め込んで、今日も球場に行ってきま~す!

最近のエントリー





野球ニュースランキング




日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 野球
  3. コラム
  4. 矢島彩「アマ〜い野球ノート」

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/PA SportsTicker Inc

ここからフッターナビゲーションです