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2008年7月10日

夏の高校野球を占う/関東

今週は2分割された神奈川や千葉などが幕開け!

<南神奈川、12日開幕>

 優勝候補筆頭は横浜。土屋健二(3年)、田山豊(3年)の2枚看板、松本幸一郎(3年)らの攻撃陣、チーム力は抜きん出たものがある。とは言え、同ゾーンに日大藤沢、春の県大会で苦戦した藤嶺藤沢がおり、初戦から気の抜けない相手が続く。対抗馬の横浜創学館は秋山和也(3年)など破壊力抜群の打線が持ち味。失点を計算できる投手が不在のため、打撃戦に持ち込みたいところだ。


<北神奈川、12日開幕>

 全国屈指の激戦区。東海大相模の主砲・大田泰示(3年)は「4番の自分が打てばチームも勝つ」と気合い十分だ。慶応は故障中だった田村圭(3年)が復活し、チームの雰囲気も良くなってきた。だが、混戦の展開に最も強いのが桐光学園だ。今年も攻守にバランスの取れた布陣に仕上がった。ライバル曰く、エース・鈴木健太郎(3年)の投球術には「上手さがある」とのこと。期待の1年生・石川賢太郎が早くもスタメンに名乗りを上げてきた。


<西東京、熱戦中>

 やや混戦ながらも日大三がリード。竹内啓人(3年)、岡翔太郎(3年)など180センチ台の強打者が頼もしい存在だ。対する日大二はエース・沢田健太(3年)の力投次第。連投になったとき打線の援護がほしいところ。東亜学園は日大三との対戦成績が1勝1敗。夏こそ決着をと力が入る。


<東東京、熱戦中>

 剛腕・高島祥平(3年)擁する帝京。在京スカウトは「モノが違う」と太鼓判を押す。米持優一(3年)が台頭し、1年生の鈴木昇太も140キロをマークしている。攻撃も杉谷拳士(3年)を中心に足技が光る。打力なら関東一も負けていない。安定した成績を残しているのは国士舘だ。井上雄貴(3年)らを軸に今春も4強入りを果たしている。
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<西千葉、11日開幕>

 千葉は中1、2日で試合があるため高い投手力が求められる大会だ。西は千葉経大付が大本命。斎藤圭祐(3年)―谷勇哉(3年)のバッテリーに、内藤大樹(3年)、重谷祐弥(3年)らの野手陣。投打において他校を圧倒している。ライバルは市柏、市船橋、習志野の市立勢。特に144キロ右腕・松村直弥(3年)のいる市柏は対抗一番手だろう。


<東千葉、11日開幕>

 春の関東大会を制した木更津総合。左腕・田中優(3年)、右腕・淡路大悟(3年)の両輪で5年ぶりの覇権を奪う。ものすごいボールを投げるわけではないが、的を絞らせない投球術を持っている。秋も大会前は優勝最有力と言われていたチームで、夏も本命で間違いない。東総工は強肩・杉山翔大(3年)はもちろん、エース・高橋佑貴(3年)、菱木淳(3年)も好選手だ。東海大望洋の右腕・佐々木佑紀(3年)もスライダーを武器に安定した投球を見せている。


<南埼玉、熱戦中>

 市川越、聖望学園、浦和学院、武蔵越生の春4強がしのぎを削り合う。本命はセンバツ準V・聖望学園だが、大黒柱・大塚椋司(3年)を後押しする打線の仕上がりが気がかり。市川越は投手層で勝負。エース・井口拓皓(3年)、下手投げ・下村健人(3年)など多彩な顔ぶれだ。浦和学院は過去8年で5度の優勝を誇るなど、今年も3連覇へむけ照準を合わせるだろう。


<北埼玉、熱戦中>

 第1シード・春日部共栄を、ノーシードの花咲徳栄昌平などが僅差で追いかける。春日部共栄は迫力は欠けるものの2年生が多く若いチーム。花咲徳栄は総合力が高い。大久保匠、左腕・青柳宇紀、右腕・土屋昇大の3年生投手トリオ、打線も大砲はいないがしぶとさがある。昌平はエースで主軸の小室和弘(3年)が楽しみだ。


<茨城、熱戦中>

 センバツ出場候補止まりに泣いた霞ヶ浦。しかし、春も安定したディフェンス力で準優勝を成し遂げた。完投能力のある岡本力哉(3年)、大塚貴浩(3年)の2本柱は健在だ。常総学院は土肥慎(3年)―飯田大祐(3年)の経験豊富なバッテリーが軸。木内幸男監督は今月12日に喜寿を迎える。復活の夏にどんなマジックをかけるのか。


<栃木、11日開幕>

 一冬越えて上位の顔ぶれも変わり、横一線の様相だ。作新学院が31年ぶりの優勝へチャンス。チームの要である正捕手・松崎啄也(2年)は肩だけでなく足もある。宇都宮南はエース・山井佑太(3年)を柱に、自慢の守備力が健在なら優勝候補だろう。昨春の甲子園経験者が残る佐野日大もチーム力は高く、侮れないチームだ。


<群馬、熱戦中>

 前橋育英は完投能力のある3投手を擁する。下手投げの中西隼人(3年)、左腕・石田卓(3年)、制球力のある町田大介(3年)。“野球は守りから”と言うように、攻守で基本に忠実なプレーが際立つ。桐生一は秋の初戦敗退から春準優勝。例年のことを考えれば、夏もきっちり仕上げてくるだろう。2年ぶりの優勝へむけエース左腕・田中清文(3年)の復帰がカギを握る。

(ノート)


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コメント:5件

スポーツ報知に見たびっくり。

昨日の試合、プロスカウトさんに持ちスピードガン・145㌔マークした。一年生の新怪物くんだぁ、すごく驚きました。
松阪のレベルように新怪物になった帝京一年生・鈴木昇太投手です。甲子園大会でも150㌔マーク期待しています。
高島・鈴木、豪腕のコンビです。

投稿者 かき : 2008年7月16日 16:34

かきさん
初戦からスポーツ紙が大々的に掲載していたんですね。
コーチの方は「精神面はまだまだ」と話していました。
しかし、1年生であの体格、スピード。魅力的ですよね。

投稿者 矢島 : 2008年7月17日 23:10

早実に1年生コンビがいた。

昔は1年生エース・アイドルだった荒木大輔ような
早実の1年生エースの小野田投手です。
リリーフも1年生・鈴木がいます。佑ちゃんより荒木のように見えるのです。

中学の時から世界大会出場経験がある小野田・鈴木です。
1回戦から5回戦に勝ち抜けた新星の1年生投手です。

甲子園切符まであと3勝

22日、準々決勝・早稲田実-都立小平戦も応援しています。

投稿者 かき : 2008年7月21日 09:38

早実一年生の小野田投手、6連勝。

今日は西東京大会・準々決勝

早稲田実 8-0 都立小平 7回コールドゲームが
勝ちましたねぇ。

次は24日・準決勝の相手、強豪の日大三対戦になりました。

頑張れ一年生エース・小野田投手。

投稿者 かき : 2008年7月22日 15:04

かきさん
両投手、中学時代からとても有名な選手ですね。
1年生の時点で、斎藤佑投手より上ではないかという
話も聞きました。まだ見たことはありませんが楽しみな選手の一人です。

投稿者 矢島 : 2008年7月24日 00:31

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矢島彩「アマ〜い野球ノート」
矢島彩(やじま・あや)
 1984年、神奈川県生まれ。5歳くらいから野球に夢中になり、高校時代からアマチュア野球中心に本格観戦を開始。北海道から沖縄まで飛び回り、年間150試合を観る。今春、めでたく都内の大学を卒業したが就職はペンディングし、今年も大好きな野球を追いかける。取材先の監督さんたちからは「若いころの(失礼!)薬師丸ひろ子に似てるね」と言われ、かわいがられているようだ。大好物のオムライスをお腹に詰め込んで、今日も球場に行ってきま~す!

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