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2008年7月01日

夏の高校野球を占う/四国、中国

四国、中国地区の特徴はノーシードに力のある学校が多いこと。開幕試合から見逃せないカードも多い!

<高知、12日開幕>

 2季連続四国王者の明徳義塾がリードする。エース左腕・南野悠介(3年)を中心に「守りの野球」で3年ぶりの覇権を狙う。96年から決勝進出を一度も逃したことはないが、過去2年は準優勝に泣いている。春優勝の古豪・土佐も楽しみだ。こちらもエース・久保地涼太(3年)が引っ張る守備重視のチーム。昨夏で高知中央戦で久保地が敬遠暴投してサヨナラ負け。そして今夏、因縁の相手と再び初戦で激突することになった。


<愛媛、11日開幕>

 今治西が5季連続出場へ一歩リードする。エース・水安洸太(3年)の安定したピッチングには定評があり、バックも盛り立てる。対照的なのが済美。トップバッター・岡田大地(3年)を中心に機動力野球で相手を揺さぶる。水安のような柱がいないのが課題だが、そこは名将の采配に注目したい。


<香川、11日開幕>

 香川西尽誠学園寒川の私学3校を中心とした争い。寒川は145キロ腕・浜田裕也(3年)擁する尽誠学園や<春準Vの志度と同ゾーンだ。それでも、松村拓己(3年)、和真(3年)兄弟の俊足で悲願の初出場を目指す。香川西も攻撃力が持ち味で2年ぶりの王者奪還を狙う。


<徳島、11日開幕>

 センバツ出場の小松島か、3連覇を目指す徳島商か。小松島は井内学(3年)、鳴滝拓馬(3年)の2枚看板が安定しているものの、初戦が春4強の徳島東工に決まり油断は禁物。順当に勝ち上がれば準決勝で徳島商とぶつかる。21世紀枠候補だった富岡西も春を制して自信をつけている。


<山口、13日開幕>

 全体的に力のあるチームが多く激戦だ。春季中国大会を制した宇部商は投打の柱・三上慎司(3年)次第と言える。連覇を狙う岩国は県随一の強力打線が持ち味だ。両チームには夏に照準を合わせてくる調整力がある。下関商も浜崎知義(3年)、島田拓(3年)の両投手に驚異的な粘りを持つ打線と総合力で一歩リード。好投手擁する西京に勝てば勢いに乗りそうだ。


<島根、12日開幕>

 3連覇を狙う開星は安定した戦いぶりが際立つ。秋、春、山陰大会を制し、優勝候補筆頭で異論はない。昨秋はセンバツ出場まであと一歩だった。エース・小池洋史(3年)を軸にそつのない野球を展開する。ライバルになりそうなのが好投手擁する浜田大社か。大社は春の決勝で開星に競り負けたリベンジに燃えるが、初戦の相手は江の川。手ごわい相手だ。


<鳥取、12日開幕>

 本命・八頭はノーシード。徳永昌平監督は「いの一番に打撃を強化する」と気合いを入れており、大会終盤のエースの疲労をどこまでカバーできるか。平木良典(3年)はセンバツで披露した制球力が健在、磨きをかけたストレートも楽しみだ。鳥取商は強力打線で春優勝。左打者を中心に集中打が光る。今夏はノーシードに実力校が多く、3日の組み合わせ抽選から目が離せない。
 

<広島、12日開幕>

 どこが広陵の連覇を阻止できるのかに注目が集まる。広陵は前田貴史(3年)、中田廉(3年)、森宗順平(3年)の投手陣に林竜希主将(3年)らの経験者が引っ張る。課題の守備力を上げていきたいところだ。対抗一番手の総合技術はノーシード。開幕試合で強豪・崇徳とぶつかり、高陽東とも同ゾーン。厳しい戦いを強いられそうだ。また、広島市民球場が甲子園出場を見届けるのは今大会が最後になる。
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<岡山、11日開幕>

 本命不在のなか投打の安定感で優勝候補に挙げられている倉敷商玉野光南。いずれも激戦ゾーンに入り、上位進出は一筋縄ではいかないだろう。玉野光南は矢内雄大(3年)、三宅庸史(3年)、片岡直樹(2年)の左腕トリオが充実し打線もしぶとい。倉敷商のエース・木元秀映(3年)は驚くようなボールはないが、巧みな投球術が光る。岡山理大付も連覇へむけ十分な戦力が整っている。センス溢れる遊撃手・高田知季(3年)を中心に投手陣を援護したい。

(ノート)


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コメント:6件

こんにちは。山口県人のQです。

今夏の山口代表は西京高校に是が非でも出場して欲しいです。

2回戦でぶつかるセンバツ出場の下関商業を倒せば、ほぼ甲子園切符は手中にするでしょう。

岩国高校は県内での勝ち方は知ってるけれども、甲子園での勝率はあまりよくないです。

西京なら全国の強豪相手に互角に戦える様な気がします。

今夏こそ山口に2度目の優勝旗を!!

投稿者 山口のQ : 2008年7月13日 12:17

はじめまして。私は今鹿児島にいますが、広島にいた頃は、毎日のように高校野球の予選を観戦していました。
去年から、総合技術高校という聞きなれない名前を目にし、気になっていましたが、今年になってようやく解決しました。あの小田監督が指揮を執られているのですね。海田高校や、如水舘高校が勝ち進んでいた時も、やっぱり実績のある監督さんが指揮を執られてました。
今年の総合技術は、開幕戦で崇徳高校にコールド勝ち。目が離せません。

投稿者 KABACHI : 2008年7月13日 21:51

山口のQさん
お返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
西京高校、今日下関商と対戦し残念ながら負けてしまったそうですね。
田中皓投手が150キロ近いボールを投げたと聞きました。
岩国高校も破れて山口の混戦模様が目に浮かびます。

KABACHIさん
はじめまして。私も昨年準優勝するまで総合技術について
全く知りませんでした。監督の指導一つでこんなにも
チームが変わるものなのですね。
崇徳がコールド負けしたのも、信じ難いです。
今夏もその戦いぶりに注目したいところです。
鹿児島も広島も野球への関心が高い地区ですね。

投稿者 矢島 : 2008年7月17日 23:03

広島県大会準々決勝、広陵対広島商は広陵のコールド勝ち・・・
広島商業と言えば、広島県代表としてかなりの実績のある高校ですが、今から20年前の第70回大会で全国制覇してからは、たった一度しか代表として出場していません。そのときも初戦負け・・・
時代の流れでしょうか、チョッと寂しい気がします。古豪復活!

投稿者 KABACHI : 2008年7月20日 18:01

 天候に恵まれ、初日から決勝まで予定通りの日程で試合が行われた徳島の代表が今日決まりました。みんなの予想に反して鳴門工業が優勝です。鳴門工業の試合は準々決勝の試合しか見ていませんが、さすが高橋監督と思わされる采配が随所に見られました。何度も甲子園の土を踏んでいるだけのことはありますよね。秋の大会も春の大会も名を潜めていたのは、夏のこの大会に標準をあわせて、選手の調整をしてきたのではないでしょうか。話は変わりますが、私が今回残念でならないのは、四国のダルビッシュと呼ばれている小松島高校の鳴滝君が、この大会で活躍できなかったことです。大学か社会人で今後花を咲かせてくれることを期待しています。

投稿者 昔はスポーツマン : 2008年7月23日 16:48

KABACHIさん
ここ数年、広島商は元気がないですね…。
センバツ出場の印象が強いですが、その春も6年前まで遡らないといけません。
今夏もコールド負けしてしまうほどの戦力差があったと思うと気がかりですね。

昔はスポールマンさん
鳴門工のなの字も紹介することができず恥ずかしい限りです。
しばらく甲子園から遠ざかっていましたが、高橋監督の采配は健在ですか。
2年生主体で小柄な選手が多いようですね。
小松島の鳴滝投手ですが、夏は1試合しか投げていなかったのですね。
不完全燃焼だったことと思います。私も次のステップでの活躍を期待します。

投稿者 矢島 : 2008年8月04日 01:05

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矢島彩「アマ〜い野球ノート」
矢島彩(やじま・あや)
 1984年、神奈川県生まれ。5歳くらいから野球に夢中になり、高校時代からアマチュア野球中心に本格観戦を開始。北海道から沖縄まで飛び回り、年間150試合を観る。今春、めでたく都内の大学を卒業したが就職はペンディングし、今年も大好きな野球を追いかける。取材先の監督さんたちからは「若いころの(失礼!)薬師丸ひろ子に似てるね」と言われ、かわいがられているようだ。大好物のオムライスをお腹に詰め込んで、今日も球場に行ってきま~す!

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