2008年6月26日
夏の高校野球を占う/九州
九州は来月5日が開幕ラッシュだ。全体的に好投手が多く、ハイレベルな戦いが予想される。皆さんおすすめの学校もぜひ教えてください!
<沖縄、熱戦中>
センバツ王者・沖縄尚学が中心だ。エース・東浜巨(3年)はもちろん、左腕・上原亘(3年)にも目処が立った。特にセンバツのときよりもフォークに磨きがかかり、将来性の高さを感じさせる。沖縄尚学がライバル視しているのが昨夏代表の興南。同じ市内の私学として負けられないという思いがあるという。伊波翔悟(3年)擁する浦添商のほか、ロッテ・大嶺祐太の弟・翔太(2年)がいる八重山商工は、大会初日に春準優勝の中部商をコールドで下して勢いに乗っている。昨年から関西圏の選手が入部するなど、前回出場時とは違ったカラーを見せる。
<鹿児島、29日開幕>
センバツ出場の鹿児島工、春優勝・神村学園、NHK旗優勝・鹿児島実の3チームが中心だ。鹿児島工は内村尚弘(3年)、石堂達也(3年)のタイプの異なる2枚看板で挑む。石堂は九州大会でも好投し、着実に経験を積んでいる。神村学園は切れ目のない打線が持ち味。甲子園経験者の鶴田都貴(3年)、小原圭人(3年)のクリーンナップは県内屈指と評判高い。鹿児島実は主将の湊崎諭史(3年)に注目が集まる。打っては4番、守っては強肩捕手とチームの要。昨夏決勝でのサヨナラ負けを糧に戦う。
<宮崎、5日開幕>
好投手がひしめき、混戦模様が予想される。投手層では日南学園がリードする。力投派の有馬翔、中崎雄太(ともに3年)の左腕コンビが控え、宮崎商の左腕・赤川克紀(3年)。「素材がいいからこれからの成長が楽しみ」とは関東遠征を視察したスカウトの言葉だ。常時140キロ台をマーク(最速147キロ)する左腕は貴重。下級生のときから試合を積んでいる選手が多いのも強みだ。宮崎日大も2年生・宇戸直哉、安藤拓哉(3年)の2枚看板で11年ぶり出場を目指す。
<大分、5日開幕>
大分は参加校数が少ないにも関わらず、5年連続で異なるチームが出場している戦国だ。春夏連続出場を狙う明豊のゾーンに、春優勝の日本文理大付が入った。河本啓靖監督は「春は打線が出来すぎていた」と話すが、好左腕・日高亮(3年)の存在が大きい。最速142キロのストレートとカーブ、スライダーの緩急を使った投球が持ち味だ。「気持ちだけでなくフォームまで前に行ってしまうことがあるので注意したい」と課題を口にしていた。
<熊本、5日開幕>
熊本工-開新の好カードで幕を開ける。鎮西は毎年好チームを作り上げながら、いつもあと一歩。今年こそ決勝進出の壁を、栄冠を掴み取りたいところだ。今年はNHK旗3試合で30得点を挙げるなどの強力打線が売り。主将の立岡宗一郎(3年)は1番・中堅のキーマン。強肩捕手・猪本健太郎(3年)ら大型で身体能力の高い選手が揃っている。この鎮西に打ち勝っているのが城北だ。センバツではエース・村方友哉(3年)が孤軍奮闘。攻撃力が課題とされたが、解消されつつある。何より彼らには昨夏準決勝で9回に6点を入れられ大逆転負けした苦い経験がある。これを財産にできるか、戦いぶりに注目が集まる。
<長崎、5日開幕>
清峰の2年生右腕・今村猛が楽しみで仕方がない。春はリリーフでの登板が多かったが、本人は先発志望。140キロ前後をマーク(最速146キロ)するストレートが「一番自信があります」とのこと。語り口は静かだが、芯の強さがうかがえる。お手本のような美しいフォームが魅力的だ。チームは今村と近藤聡一(3年)を中心とした守りの野球で頭一つ抜け出す。連覇を目指す長崎日大は西陵、波佐見、佐世保実のいる激戦ゾーンに入った。ここは初戦から見逃せない試合が多く、大会を盛り上げてくれそうだ。
<佐賀、5日開幕>
佐賀は佐賀、鳥栖の両市内からの出場が圧倒的に多い。戦力拮抗と言われる今年も鳥栖商、佐賀商などの上位進出が予想されるが、ここは伊万里市勢に期待したい。伊万里農林は旧チームから打線の評判が高かった。今年は佐藤祐麻(3年)、中井健人(3年)のバッテリーも残り、さらに投打のバランスが整った。NHK旗で優勝し、結果を残したことも大きな自信になったはず。伊万里商はエースで4番の下平裕次郎(3年)に注目が集まる。
<福岡、5日開幕>
福岡工の勢いが止まらない。エース・三嶋一輝(3年)の好投で九州大会を制し、今度は三嶋抜きでNHK旗も優勝。スタミナにあまり自信がないという三嶋にとって、篠原拓矢(3年)と多田羅幹樹(3年)両投手の台頭は頼もしい。創立112年の伝統校らしく、スタンドを含めきびきびした行動も好印象だ。独走に待ったをかけたいのが東福岡だ。昨夏2年生主体で甲子園出場し、虎視眈々と連覇を狙っている。また、南部が11年連続で優勝しており北部勢の巻き返しにも期待したい。
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私の地元、福岡では先日組み合わせ抽選会が。
このニュースを聞くと、気が引き締まりますね。
矢島さんも、福岡工VS東福岡の一騎打ちと予想してますね。
私は、福岡工が春の九州大会を制してからそう感じました。
また、この夏は自身の母校にも注目したいです。毎年のことですが・・・
実は去年、部員の不祥事で出られなかったのです(泣)。
投稿者 ともみ : 2008年6月26日 17:09
北海道は既に南北の地区大会が開幕しています。
旭川地区では、旭川工と旭川大がいきなり初戦で激突し大接戦を演じ、室蘭地区では春季大会準優勝の北海道栄が初戦で敗退という波乱もあります。
一発勝負の怖さが出てます・・・。
投稿者 ディープコンパクト : 2008年6月26日 23:52
しばらく元気がなかったわが母校の福工野球部が、昨年よりえらい調子が上がって来ているのは心強い限りです。
今年は応援にも力が入りそうです。
頑張れふっこお~
投稿者 Hawks7 : 2008年6月27日 22:13
ともみさん
九州大会前までは東福岡が圧倒的に強いものだとばかり思っていました。
新たなライバルが加わって、さらに面白くなりそうです。
今年の夏は母校も出場できるんですね。
昨年のぶんも応援したいですね!
ディープコンパクトさん
おひさしぶりです。
北海道栄の初戦敗退は北海道高校野球ファンを驚かせましたね。
それだけ室蘭支部のレベルが高いということですよね。
南、北大会の戦いも注目したいです。
Hawks7さん
福岡工の急成長ぶりには目を見張るものがありますね。
九州大会で初観戦し、マナーが良かったのでファンになりました。
ぜひ応援にたくさん足を運んでください。
投稿者 矢島 : 2008年7月06日 19:03
KABACHIです。鹿児島大会は、鹿児島実業の優勝で終了しました。
今年のベスト4は、過去4年間の代表校の戦い(神村学園、鹿児島工、樟南、鹿児島実)でした。順当といえば順当でしたが、高校野球ファンとしては、チョッと物足りませんでした。でも、今年の予選は離島高校の活躍が目立ち、なかなか面白かったですよ。
鹿児島県代表として、唯一全国制覇の経験がある(春の大会で全国制覇している)鹿児島実業。是非とも夏を制覇して、真紅の優勝旗を初めて鹿児島に持ってきて欲しいものです。
投稿者 KABACHI : 2008年7月18日 14:49