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2009年3月20日

4度目の日韓戦、先発・張ウォン三とは?

 WBC2次ラウンド決勝戦で、4度目の顔合わせとなった日本と韓国。韓国の先発には、左腕の張ウォン三(チャン・ウォンサム)が指名された。張ウォン三はプロ入り4年目の25歳。低めへ制球されるスライダーと安定感が持ち味で、プロ1年目から先発ローテーション投手として活躍。昨季は自身2度目の二ケタ勝利を挙げ、チームのエース座を不動のものにしている。

 所属チームは、昨季、高津臣吾がシーズン途中から在籍していたヒーローズ。明るい性格の張ウォン三なら、高津との会話も弾みそうだが、張ウォン三はこう言う。「年の差があるから、気軽には話せないですよ」。上下関係が明確な韓国。年下が先輩選手と話をするのは、日本以上に容易ではないようだ。

 張ウォン三は2006年のアジア大会、北京五輪アジア予選、世界最終予選と続けて代表入りし、北京五輪では2試合に登板。先発したオランダ戦では、8回を散発4安打、無四球で0点に抑え、完封勝ち(8回コールド)。中国戦でも好投し、格下相手とはいえトータルで12回1/3を無失点に抑えた。

 決して派手さのない張ウォン三だが、昨オフ、思わぬ形で注目を浴びる。それは、三星(サムソン)へ30億ウォン(約2億1,000万円)での金銭トレードが発表されたからだ。その金額は張ウォン三の昨季の年俸、8,000万ウォン(約560万円)の37・5倍にもなる高額。これは、球団を維持するため、大金を手にしたいヒーローズと、左腕エースが欲しい三星の利害が一致したものだった。

 しかし、この移籍話にKBO(韓国野球委員会)が待ったをかける。ヒーローズは消滅した球団に代わって発足した経緯から、トレードにはKBOの承認が必要。韓国球界は、球団維持のため大物選手を放出し、結果、弱体化、そして球団解体という過去があり、いわば「人身売買」とも言えるこの行為を受け入れるわけにはいかなかった。結局、このトレードはご破算となったが、張ウォン三の評価の高さがうかがえるものとなった。

 これまでの国際大会で目立ちはしなかったが、安定した結果を残してきた張ウォン三。大会の度に「日本戦に投げたい」と話していた彼に、やっと日本戦の先発マウンドが回ってきた。この試合でいい結果を残せば、国内のみならず、日本でも張ウォン三の評価が上がることだろう。
1ウォン=約0・07円


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韓話球題
室井昌也(むろい・まさや)
 1972年、東京生まれ。2002年から韓国プロ野球の取材活動を行いWBC、アジアシリーズなど取材経験豊富。韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」では韓国語のコラムを執筆、リポーターやMC、コーディネーターなども務める。著書「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」は04年から毎年発行。室井昌也氏が取材、編集した「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009」(1300円、小学館スクウェア発行)が 3月5日に全国書店で発売。選手名鑑はもちろん、グルメ情報、地下鉄路線図、旅の手引きなど現地での観戦に役立つ情報が満載だ。また、WBC特集も12ページ展開で組まれており、韓国代表の金寅植監督のインタビューも掲載されている。韓国野球に興味のある方は必見!

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