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2009年3月17日

いよいよ実現、ダルビッシュ対韓国打線

 韓国と日本が三たび顔を合わせる。しかし「ようやく対決」とも思うことがある。それは日本の先発マウンドにダルビッシュが上がるからだ。ダルビッシュの韓国戦登板は、ダルビッシュが代表入りした、2007年12月の北京五輪アジア予選(台湾開催)以来、幾度も対戦が予想されるも実現せず、1年3ヶ月越しでの対決となる。

 韓国にとってダルビッシュは脅威だ。その理由はダルビッシュの多彩な変化球、とりわけ韓国打線はフォークボールに手を焼きそうだからだ。韓国はアメリカと考えが同じで、ヒジを痛めるという理由でフォークをあまり教えない。そのため、韓国にはフォークを投げる投手が少なく、投げるとしても空振りを狙うストンと落ちるフォークではなく、チェンジアップのようにタイミングをはずすようなボールが大半だ。韓国代表13人の投手の中でも、フォークを持ち球としているのは、孫敏漢(ソン・ミンハン)わずか1人しかいない。

 今年1月、韓国代表・金寅植(キム・インシク)監督に「日本代表の中で、最もイヤだと思う選手は誰か?」と尋ねた。すると、金寅植監督は迷わず「上原」と答え、「今回は上原が代表にいなくて良かった。彼のフォークには歯が立たない」と付け加えた。前回のWBC、準決勝に登板した上原は7回を散発3安打、無四球で韓国打線を0点に抑える。序盤は追い込んでからフォークで仕留め、中盤にはフォークを意識させて、ストレートで勝負するなど巧さが光った投球内容だった。上原が奪った8つの三振のうち、4つが3球三振。韓国はフォークを武器とする上原の術中に、完全にはまってしまった。
 
 韓国は9日の日本戦で勝利したが、ダルビッシュ同様に鋭いフォークを武器にする先発・岩隈に対し、挙げたヒットは2本のみ。4回の金泰均(キム・テギュン)のタイムリーも、前の打席から攻められていた、シュート系のボールを攻略してのものだ。

 ここまで書くと、ダルビッシュが先発する次の日韓戦は日本が圧倒的に優位に思える。しかし前回の韓国は、岩隈から挙げたたった1点だけで勝利を手にした。

 韓国ではこのような試合のあと、ある有名解説者の口ぐせが皆の口から飛び出す。
「ヤグ モルラヨ 【野球は(何が起こるか)わからない】」。
 ダルビッシュ対韓国打線は、セオリーどおりになるか、それとも「ヤグ モルラヨ」となるのだろうか。


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韓話球題
室井昌也(むろい・まさや)
 1972年、東京生まれ。2002年から韓国プロ野球の取材活動を行いWBC、アジアシリーズなど取材経験豊富。韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」では韓国語のコラムを執筆、リポーターやMC、コーディネーターなども務める。著書「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」は04年から毎年発行。室井昌也氏が取材、編集した「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑2009」(1300円、小学館スクウェア発行)が 3月5日に全国書店で発売。選手名鑑はもちろん、グルメ情報、地下鉄路線図、旅の手引きなど現地での観戦に役立つ情報が満載だ。また、WBC特集も12ページ展開で組まれており、韓国代表の金寅植監督のインタビューも掲載されている。韓国野球に興味のある方は必見!

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