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2009年9月16日

球児「火の球」復活

 ついに阪神がクライマックスシリーズ(CS)進出圏内の3位に浮上した。一時は3位ヤクルトに13・5ゲーム差をつけられていたが、約1カ月半で追い越した。まだ借金を背負っているから素直に喜べない人も多いだろう。

 でも、もう余計な心配はいらない。阪神は間違いなく、近いうちに借金を完済し、貯金をつくってCS進出を果たすはずだ。自信を持って言える根底には、守護神藤川の完全復調が挙げられる。

 ここ11試合13回2/3を連続無失点の結果もそうだが、内容が実に素晴らしい。今季21セーブ目を挙げた13日の横浜戦(甲子園)では、全14球中11球が直球で、9球が150キロを越えた。11日の同戦では154キロの剛球を投げ込むなど、魂のこもった藤川本来の投球が多く見られるようになった。

 山口投手コーチも「前半戦とは比べものにならないくらい状態がいい。直球に勢いも戻った。アイツの存在は本当に心強い」と絶大の信頼を寄せるほどだ。

 3位ヤクルトには林、広島には永川と、CS進出を狙うライバルチームにも絶対的な守護神は存在するが、今の藤川の比ではない。残り20試合。経験豊富で、本来の安定感を取り戻した守護神の存在は、大逆転でのCS進出を狙うチームの“安定剤”となって、ライバルチームに立ちはだかるに違いない。

(石田泰隆)


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町田達彦(まちだ・たつひこ)
 運動セクション。95年入社。一般スポーツ担当を経て96年から阪神担当。99~01年はオリックス、02年は遊軍で03年から阪神担当復帰。東京都生まれ。
田口真一郎(たぐち・しんいちろう)
 97年入社。四国総局員として高校野球取材を中心に4年勤務。01年から阪神、遊軍、アマ野球担当を経て、07年11月から再び阪神担当に。神戸市出身。
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 03年(平15)西部日刊スポーツ新聞社入社。入社直後はアマチュアスポーツを担当し、04年1月からホークスを担当。08年11月から大阪日刊スポーツ新聞社へ出向となり、阪神タイガース担当に就く。福岡県出身。
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