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2008年12月31日

阪神担当は寒さとの戦い

 この1カ月はまさに「寒」との戦いだった。
 

  甲子園球場での自主トレ取材。報道陣は選手が練習を終えて帰りに着くまでを、クラブハウス付近の駐車場で待ち伏せることになっている。もちろんプレハブ小屋などない。吹きさらしの中、雨が降ろうが雪が舞おうが、そのスタイルが変わることはない。

 そこで欠かせないのが、下半身を寒さから守ってくれる「パッチ」。「ももひき」のようなものといった方が伝わり安いだろうか。オッサン臭いと思われようがなんだろうが、これを抜きに甲子園球場での自主トレ取材などやってられない。20代前半の記者連中も常に着用していたくらいだから、その過酷さを? 分かっていただけるだろう。とにかく、これがないと体が芯から冷えて取材をする気など到底なれない。

 それを知ってか知らずか、ある選手は「毎日、大変ですね。こんな寒い中、ずっと外で立っているだけなんて」と同情されることも。だったらこの“激務”に考慮して、何かネタをくれと思ったことは1度や2度ではない。

 唯一の楽しみは時計の針が午後3時を指す時。取材時間の終了だ。阪神の駐車場取材の場合、午前11時から午後3時までが取材時間と決まっている。ネタをつかもうが、そうでなかろうが、午後3時でようやく寒さから解放される。

 ただ、ネタを取って来なければ、それもぬか喜びに終わることもしばしば。町田キャップから「次は○○へ行って来て」と言われ、再度、寒風吹きすさぶ街の中へと送り込まれることもある。まさに阪神担当は、寒さとの戦い。その寒さも吹き飛ぶようなネタを、来年は読者の皆様にお届けできればと願い、本年度の仕事納めとしたい。

(石田泰隆)


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町田達彦(まちだ・たつひこ)
 運動セクション。95年入社。一般スポーツ担当を経て96年から阪神担当。99~01年はオリックス、02年は遊軍で03年から阪神担当復帰。東京都生まれ。
田口真一郎(たぐち・しんいちろう)
 97年入社。四国総局員として高校野球取材を中心に4年勤務。01年から阪神、遊軍、アマ野球担当を経て、07年11月から再び阪神担当に。神戸市出身。
益田一弘(ますだ・かずひろ)
 00年に入社してボクシング、相撲、サッカーなどを取材。「突撃取材」でボクシングの世界王者とスパーリングして3度ダウンした経験も。06年11月から中日担当になり、07年に53年ぶりの日本一に遭遇。08年11月から阪神担当。広島市生まれの32歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)西部日刊スポーツ新聞社入社。入社直後はアマチュアスポーツを担当し、04年1月からホークスを担当。08年11月から大阪日刊スポーツ新聞社へ出向となり、阪神タイガース担当に就く。福岡県出身。
佐井陽介(さい・ようすけ)
 運動セクション。06年入社。同年夏は研修を兼ねて高校野球担当に。整理部を経て07年6月から阪神担当。学生時代は野球ひと筋。生まれも育ちも兵庫県。
鎌田真一郎(かまだ・しんいちろう)
 09年入社。野球グループに配属され、夏は高校野球を担当。10月から正式に阪神担当に。法大時代は学生新聞を製作。鹿児島市出身。

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