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2011年1月11日

城島のこだわり「ベスト」復帰

 城島の取材で9日、佐世保を訪れた。昨年10月17日CS巨人戦以来84日ぶりの公の場だった。約20分の取材で10回以上も口にした言葉がある。「ベスト」だ。

 城島は昨年11月の左膝手術からベストパフォーマンスを取り戻すことに全力を傾けている。それは復帰の時期よりも優先順位が上だろう。「開幕がベストじゃなければ、次の日。開幕でベストならその前の日(にベスト)を目指す」。プロとして1日でも早い復帰を追求する。ただ大前提はベスト。ベストでなければ復帰ではないということだ。

 5年ぶりに日本球界に復帰した昨季は常々、レギュラー捕手の責務を口にしていた。ひと言でいえば「トータル」。144試合の長丁場で最終的にチームを勝たせることだ。「開幕を目指し、開幕の日にプレーすれば自分の目標を達成した、ではない」という言葉に強い自覚がにじんでいる。

 城島が開幕に間に合えば、それに越したことはない。ただプロスポーツの大原則は勝利の追求、団体競技でいえばチームの優勝になる。復帰時期よりも大切なものを城島は重々承知している-。寒風吹きすさぶ佐世保球場で強く感じた。

(益田一弘)


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