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2009年7月28日

若さに「特権」はない

 阪神は、主力の高齢化が進んでいる。若手選手の成長が求められるが、坂井オーナーは「『さあどうぞ』といってチャンスを与えるものじゃない」と不自然な形の若手起用を否定。真弓監督も同じスタンスだ。

 この考え方を聞いて、思い出した言葉があった。中日落合監督には世代交代に関する口癖があった。「ベテランと若手が同じ実力だったら、おれは絶対にベテランを使う」。プロの世界で培われてきたプラスアルファを重視する考えだった。
 中日は昨季が世代交代の時期だった。主力野手が高齢化しており、チームは低迷。シーズン終盤まで広島と3位を争った。けが人の続出、4番ウッズの低迷、守護神岩瀬までの勝ちパターンが確立できない苦しさ。何とか3位を確保したが、落合政権5年目で最も苦しいシーズンとなった。今の阪神と少し似ている。中日は今季、新戦力が台頭して、巨人を追撃している。
 真弓監督は「勝負を度外視してまで若手に簡単にポジションを与えることが来季につながるとは言えない。阪神の中だけでレギュラーになっても仕方がない」という。簡単ではないだろうが、殻を破って飛び出してくる選手に期待したい。

(益田一弘)


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町田達彦(まちだ・たつひこ)
 運動セクション。95年入社。一般スポーツ担当を経て96年から阪神担当。99~01年はオリックス、02年は遊軍で03年から阪神担当復帰。東京都生まれ。
田口真一郎(たぐち・しんいちろう)
 97年入社。四国総局員として高校野球取材を中心に4年勤務。01年から阪神、遊軍、アマ野球担当を経て、07年11月から再び阪神担当に。神戸市出身。
益田一弘(ますだ・かずひろ)
 00年に入社してボクシング、相撲、サッカーなどを取材。「突撃取材」でボクシングの世界王者とスパーリングして3度ダウンした経験も。06年11月から中日担当になり、07年に53年ぶりの日本一に遭遇。08年11月から阪神担当。広島市生まれの32歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)西部日刊スポーツ新聞社入社。入社直後はアマチュアスポーツを担当し、04年1月からホークスを担当。08年11月から大阪日刊スポーツ新聞社へ出向となり、阪神タイガース担当に就く。福岡県出身。
佐井陽介(さい・ようすけ)
 運動セクション。06年入社。同年夏は研修を兼ねて高校野球担当に。整理部を経て07年6月から阪神担当。学生時代は野球ひと筋。生まれも育ちも兵庫県。
鎌田真一郎(かまだ・しんいちろう)
 09年入社。野球グループに配属され、夏は高校野球を担当。10月から正式に阪神担当に。法大時代は学生新聞を製作。鹿児島市出身。

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