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2011年3月01日

メジャーとFA補償整備を

 小林宏獲得による人的補償の問題が話題になっている。当事者には申し訳ないが、興味深い案件だ。今回、なぜここまで注目を集めているかと言えば、小林宏のメジャー断念を待っていたために契約が1月末にずれ込んだ。そして藤井や新井良ら新戦力もプロテクトする必要があったこと。さらにはキャンプ中のロッテ編成陣の視察や故障者続出による選考の見直し。高浜の出現などあまりにも劇的だ。

 ただ、この騒動にあらためて感じることがある。もし小林宏がメジャーに行っていれば、ロッテは1円も儲からない。阪神に移籍したから、主力投手が流出しても、金銭や人で代償を得る。これって、おかしくないか。

 FA移籍に伴う補償制度は戦力の偏りをできるだけ防ぐためにも、必要なことだ。今回の阪神とロッテのやりとりも理解できる。それがメジャー移籍のときは国内球団はマイナスだけ。FA制度を整備すれば、移籍金を得るポスティングシステムは不要。日本球界にメリットがないことをいつまで続けるのだろうか。

 サッカー界では、海外移籍によって、移籍金や育成費が古巣チームに支払われるケースがある。香川や長友などスター選手の流出は痛いが、金銭面で報われるのがプロの世界だ。次のスター育成にもつながる。そういう制度があることで、何より世界とのつながりを実感する。メジャーと日本球界。憧れだけで接点を持つのは、終わりにしないか。

(田口真一郎)


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田口真一郎(たぐち・しんいちろう)
 97年入社。四国総局員として高校野球取材を中心に4年勤務。01年から阪神、遊軍、アマ野球担当を経て、07年11月から再び阪神担当に。神戸市出身。
益田一弘(ますだ・かずひろ)
 00年に入社してボクシング、相撲、サッカーなどを取材。「突撃取材」でボクシングの世界王者とスパーリングして3度ダウンした経験も。06年11月から中日担当になり、07年に53年ぶりの日本一に遭遇。08年11月から阪神担当。広島市生まれの34歳。
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