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2009年9月01日

借金を授業料に若手台頭

 先日、試合前のベンチにいると、ブラゼルが「センパイ」と言いながら、4歳下の清水にちゃちゃを入れていた。どこかで先輩という言葉を知ったのだろう。それを見ていた真弓監督が狩野に聞いた。「20代の野手は何人いるんだ?」。アラフォーや世代交代など、今年の阪神は年齢の話題になりがちだ。そこで調べてみた。80年生まれの「松坂世代」であるブラゼルに“後輩”は何人いるのか。

 8月30日時点の1軍登録28選手を見ると、ブラゼルよりも年下は9人いる。昨年もB砲が阪神にいたと仮定して、同時期と比べると3人増だ。たった3人とは思わない。桜井や狩野がレギュラーとして、ほぼ定着。大和もスタメンに名を連ねておかしくない選手に育ってきた。ウィリアムスや横浜に移籍した野口らがいなくなった今、チームの平均年齢は確実に下がっている。ある関係者は言った。「前半戦の借金は、高い授業料になったが、その分、若い顔ぶれが出てきて、チームに活気がある」。

 チーム改革にある程度の出費はやむを得ない。優勝が絶望的な状況は、真摯(しんし)に受け止めなければならないが、Aクラス入りの可能性も出てきた。真弓監督が就任時に掲げた「育てながら勝つ」の難問クリアに道筋が見えてきたのではないか。

(田口真一郎)


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 運動セクション。95年入社。一般スポーツ担当を経て96年から阪神担当。99~01年はオリックス、02年は遊軍で03年から阪神担当復帰。東京都生まれ。
田口真一郎(たぐち・しんいちろう)
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 03年(平15)西部日刊スポーツ新聞社入社。入社直後はアマチュアスポーツを担当し、04年1月からホークスを担当。08年11月から大阪日刊スポーツ新聞社へ出向となり、阪神タイガース担当に就く。福岡県出身。
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