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2009年6月02日

ギラギラした若虎はどこだ!?

 札幌遠征ということで、高校時代に取材した日本ハムの中田翔と話した。1軍デビューしたときに、打席での構えが変わったことに驚かされ、その話題になった。胸の位置までグリップを下げて、それを前後に振りながら、相手の投球を待っている。大阪桐蔭では威圧感を与える大きな構えだったが、コンパクトになった印象だ。「力みをなくせるか考えたら、あの構えになった」。騒がれて入団したが、昨年は不本意な結果に終わった。どうすれば1軍から声がかかるか。「誰に教えられたわけじゃない。自分で考えた」。夜な夜なバットを振って試行錯誤した結果だ。

 元阪神の坪井はオープンスタンスで重心を低く構えていた。振り子打法と呼ばれたかつての面影は全くない。生き残るために、変化を恐れない姿勢に胸を打たれた。真弓監督は打撃フォームに関してこう言ったことがある。「投手は球を微妙に動かしたり、投球動作でタイミングを外そうとする。打者は崩されないように、足を高く上げなくなったり、できるだけ動かない構えになっていくもの。変わらない選手を不思議に思うよ」。延長12回で引き分けた前夜。普段は出番のない清水や大和にもヒーローになるチャンスはあった。2軍の選手だって、アピールすれば、1軍に上がる機会はあるはず。低空飛行のチームには、ギラギラした若いやつが必要だが、物足りなく思う。

(田口真一郎)


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町田達彦(まちだ・たつひこ)
 運動セクション。95年入社。一般スポーツ担当を経て96年から阪神担当。99~01年はオリックス、02年は遊軍で03年から阪神担当復帰。東京都生まれ。
田口真一郎(たぐち・しんいちろう)
 97年入社。四国総局員として高校野球取材を中心に4年勤務。01年から阪神、遊軍、アマ野球担当を経て、07年11月から再び阪神担当に。神戸市出身。
益田一弘(ますだ・かずひろ)
 00年に入社してボクシング、相撲、サッカーなどを取材。「突撃取材」でボクシングの世界王者とスパーリングして3度ダウンした経験も。06年11月から中日担当になり、07年に53年ぶりの日本一に遭遇。08年11月から阪神担当。広島市生まれの32歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)西部日刊スポーツ新聞社入社。入社直後はアマチュアスポーツを担当し、04年1月からホークスを担当。08年11月から大阪日刊スポーツ新聞社へ出向となり、阪神タイガース担当に就く。福岡県出身。
佐井陽介(さい・ようすけ)
 運動セクション。06年入社。同年夏は研修を兼ねて高校野球担当に。整理部を経て07年6月から阪神担当。学生時代は野球ひと筋。生まれも育ちも兵庫県。
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