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2008年3月24日

天然キャラ、フォードの魅力

 なんや、あれは? 東京ドームで「壁画の謎」に遭遇した。23日のアスレチックス戦の試合前。右中間フェンスに人の絵が描かれていた。カメラマンの望遠レンズをのぞいてみると、体には「55」の数字が…。すぐにピンときた。前日のレッドソックス戦でフォードがフェンスに激突しながら、大飛球をキャッチ。それを称えて、誰かがやったと考えた。テーピングをうまくキャッチの瞬間を表現していた。「こんなことをしそうなのは、ジェフやで」。周囲の記者と意見は一致。確認すると、その通りだった。

 「謎」だったのは、これではない。フォード像の隣に、これまたテーピングで「箱」が描かれていた。その中には「EAS」の3文字。これは何を意味するのか。「江草、安藤、下柳か?」「うーん、つながらん」「いいプレー、の意味ちゃうか」「違うやろ」。ああだこうだ、と思案したが、答えは見つからず。関係者に聞くと、驚くべき答えが待っていた。

 ある日、こんなことがあった。ウィリアムスとアッチソン、フォードの3人でジムに行こうとした。待ち合わせていると、フォードが大きな箱を2つ、小脇に抱えて登場した。EASというブランドのプロテイン。「そんなにいらんやろ!」。2人の外国人は激しく突っ込んだという。ウィリアムスはそのことを思い出して、茶目っ気たっぷりに「EAS」と記した。

 「とにかく天然なんですよ」と球団関係者は笑う。フォードはいつも笑みを絶やさない。それでいて、グラウンドではファイトあふれるプレーを見せる。さらに天然キャラ。壁画の謎が解け、新外国人の新たな魅力が発見できた。

(田口真一郎)


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