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2007年2月13日

ホークスは情報発信基地

 「むちゃ多いな」が、生目の杜(もり)運動公園であいさつ言葉になっている。ソフトバンクの宮崎春季キャンプ。11日に球団史上最多の4万5000人を数え、人、人、人であふれている。サッカー担当から野球担当に「移籍」して半月ほどが経過。Jリーグのキャンプ取材だと「観衆たったの3人」という手の記事が定番だっただけに、文字通り「ケタ違い」の人気に単純に驚くしかない。

 宮崎市観光協会が駐車場のナンバープレートを調べたところ、週末になると宮崎県外が全体の6割に達するという。選手の奮闘ぶりを見ようとほぼ九州全域から人々が詰めかける。人が集まるところに物や情報が集まる。売店には地元宮崎の食がズラリ。地鶏の炭火焼やチキン南蛮、レタス巻、焼酎など名物料理に舌鼓を打てるほか、足湯もある。これだけ人が集めるのだから、格好の宮崎PRになる。

 球団の竹内常務COOには「われわれが宣伝媒体になっていきたい」という考えがある。情報発信できるのはテレビや新聞、ネットだけでない。竹内COOは続けて「例えば王監督は各地域のおいしいものを知ってらっしゃる。試合の日に少しずつ紹介するのもいいね」と語る。昨年の公式戦主催試合の総動員数は約204万人、1試合平均で約3万人。福岡ヤフードームを情報発信基地の1つに、野球を包含した大きな情報サービスの可能性が秘められている。キャンプでさえも貴重な「媒体」になる。サッカーとはまた違った、ホークスの魅力を少しずつ迫って行きたい。

(押谷謙爾)


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鷹番日記
中村泰三(なかむら・たいぞう)
 93年(平成6)入社。広告部、レース部競輪担当を経て報道部。94年オフからホークス担当。02年から東京本社野球部に出向し、巨人、横浜、米メジャーなどを取材。04年11月に西部本社復帰。現在ホークス担当。35歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)入社。報道部 入社直後は、アマチュアスポーツを担当し、04年2月からホークスを担当。現在に至る。27歳。
進尚幸(しん・なおゆき)
 96年(平成8)入社。報道部写真担当、ホークスを中心に九州のスポーツ全般を取材。全国津々浦々を取材する。スペイン1部リーグのバリャドリードに在籍した城彰二を取材。34歳。
梅根麻紀(うめね・まき)
 97年(平成9)入社。入社してからカメラマン一筋。ダイエーホークス、サッカー、高校野球、柔道など九州関連のスポーツ写真報道に携わる。イタリア・セリエAでヴェネチア在籍時代の名波浩(現磐田)を取材。31歳。
押谷謙爾(おしたに・けんじ)
 96年(平8)入社。総務部、レース部を経て報道部。99年秋からサッカー担当。大分、福岡、鳥栖を中心に九州リーグ、高校サッカーのほか、02W杯、セリエAなどを取材。03年から大分支局。33歳。
太田尚樹(おおた・なおき)
 02年(平14)大阪本社入社。中央競馬や大相撲などを担当後、アマチュアスポーツ担当として北京五輪を取材。08年11月に西部本社へ出向してホークス担当に。28歳。

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