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2007年9月11日

王監督が本を配った意味

 「1日30分」を続けなさい!

 王貞治監督がナインに配った本だ。

 私は本が大好きだ。唯一チョンマゲ系(徳川、豊臣、など同じ苗字が出る本)がキツイ。もちろん日本史は五段階評価で下の下。

 この本は以前から全国の本屋のビジネスコーナーで注目されていて手にしたことがある。読んで自分なりに書評してみたがそんなにスゴイことが書いてあるわけではない。

 なんで売れるかっていうとやっぱり「文字が大きい」「成功した人が書いたから説得力あるかも」「勉強やメモの具体例などが実際に記してある」などの理由だからだろう。

 著名人の書評に「いままでのビジネス書になかった具体例が書いてある」とあったが、そんなことはない。

 自己啓発的な本は昔から立派な著作がある。社会心理学者・加藤諦三氏や中国文学者・守屋洋氏など。本が好きな人はご存知だろう。読んだの50冊越えるなあ。似たような本はたくさんある。
070911-01.jpg

 とにかく本は大好きなんでそれについて書かせるとマジで長くなるからちょっとこのへんでやめとくぜ。

 王監督がナインに配ったって話だよね。

 みんな読んだかな?

 ソフトバンクの担当記者はたぶん読んだであろう選手を当てられるのではないですか(笑い)。2軍の選手はもらってロッカーに入れっぱなしなんでは? だからたぶん2軍なんだなあ。

 1軍にいる選手の中には「1日30分」を実行している人がたくさんいる。やり方や時間は違うかもしれないが間違いなくそうだ。似たような内容の本は自分で購入した選手もいるだろう。

 一番大事なのは王監督が本を配った「意味」だ。今この状況でこんな内容の本を配った意味…。

 「僕はね、人に本を薦めるのは好きじゃないんだよね」。私が監督の好きな著作を尋ねたときに返ってきた言葉だ。でも本を配った。感じ取ってもらいたい「何か」が記してあったからだろう。

 「30分」「毎日」。どうしてもそこに注意が行ってしまうが、その本に書いてある本当に大事なことは「大人の社会人としてのマナーの在り方」だ。

 世界一の偉人が配った本だ。きっと世界一のヒントが隠されているはずだ。

 自己啓発書はいつだってビリーの「ブートキャンプ」だ。出来るヤツはそんなもんなくたってとっくにやせてる。それか黙って知らんフリして成果を挙げる。

 しかし何人かは確実にいる。それをきっかけに「やせた」「食事に気をつける」意識が芽生えた人。

 オレらもその「何人か」になりたくないか!? オレはなりたい! やってみせるぜ! かわいこちゃんにモテモテだぜ!

 ビクトリ~!! いえ~い!!

写真=先輩記者お薦めの本を買いに出かけたらこんなコーナーがありました=福岡・宗像市内

(梅根麻紀 )


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鷹番日記
中村泰三(なかむら・たいぞう)
 93年(平成6)入社。広告部、レース部競輪担当を経て報道部。94年オフからホークス担当。02年から東京本社野球部に出向し、巨人、横浜、米メジャーなどを取材。04年11月に西部本社復帰。現在ホークス担当。35歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)入社。報道部 入社直後は、アマチュアスポーツを担当し、04年2月からホークスを担当。現在に至る。27歳。
進尚幸(しん・なおゆき)
 96年(平成8)入社。報道部写真担当、ホークスを中心に九州のスポーツ全般を取材。全国津々浦々を取材する。スペイン1部リーグのバリャドリードに在籍した城彰二を取材。34歳。
梅根麻紀(うめね・まき)
 97年(平成9)入社。入社してからカメラマン一筋。ダイエーホークス、サッカー、高校野球、柔道など九州関連のスポーツ写真報道に携わる。イタリア・セリエAでヴェネチア在籍時代の名波浩(現磐田)を取材。31歳。
押谷謙爾(おしたに・けんじ)
 96年(平8)入社。総務部、レース部を経て報道部。99年秋からサッカー担当。大分、福岡、鳥栖を中心に九州リーグ、高校サッカーのほか、02W杯、セリエAなどを取材。03年から大分支局。33歳。

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