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2007年11月05日

1週間で投手の心つかんだ的山

 去るものもいれば、新しく加わるものもいる。この時期、プロ野球の世界は人の“出入り”が激しい。

 10月末、オリックスから金銭トレードで、的山哲也捕手(37)がホークスに新加入した。プロ15年目のベテラン捕手。通算986試合出場は、これまでチーム最多出場を誇った的場(204試合)の約5倍にあたる。経験豊富なリードに加え、リーグ屈指の強肩を武器とする男に、王監督も「来てもらった以上、お客さんではない。レギュラーを取るつもりでやってほしい」と入団会見で期待を寄せるた。

 的山がチームに合流して、1週間が経過した。わずか1週間だが、早くも投手陣の「ハート」をつかみつつある。ある投手に言わせれば「ブルペンで球を受けてもらったけど、捕球技術が高い。ウチの捕手のレベルが低いという意味ではなく、的山さんは投げていて気持ちがいい」と大絶賛していた。

 城島(マリナーズ)が抜けてここ2年、投手陣の捕手陣に対する「信頼感」というものは正直、100%ではなかったように思える。ブルペン投球を受けてもらっただけとはいえ、投手側に「信頼感」なるものが“生まれた”ことは、来年以降、ホークスバッテリー陣にとって前向きな要素を含んでいるのではないだろうか。「捕手をやっていて一番心掛けていることは、いかに投手に気持ちよく投げてもらうか。性格も含め、まだホークス投手陣のことを知らないので、早く理解できるように頑張りますよ」。37歳の“新米捕手”が新天地で、新たなスタートを切った。

(石田泰隆 )


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鷹番日記
中村泰三(なかむら・たいぞう)
 93年(平成6)入社。広告部、レース部競輪担当を経て報道部。94年オフからホークス担当。02年から東京本社野球部に出向し、巨人、横浜、米メジャーなどを取材。04年11月に西部本社復帰。現在ホークス担当。35歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)入社。報道部 入社直後は、アマチュアスポーツを担当し、04年2月からホークスを担当。現在に至る。27歳。
進尚幸(しん・なおゆき)
 96年(平成8)入社。報道部写真担当、ホークスを中心に九州のスポーツ全般を取材。全国津々浦々を取材する。スペイン1部リーグのバリャドリードに在籍した城彰二を取材。34歳。
梅根麻紀(うめね・まき)
 97年(平成9)入社。入社してからカメラマン一筋。ダイエーホークス、サッカー、高校野球、柔道など九州関連のスポーツ写真報道に携わる。イタリア・セリエAでヴェネチア在籍時代の名波浩(現磐田)を取材。31歳。
押谷謙爾(おしたに・けんじ)
 96年(平8)入社。総務部、レース部を経て報道部。99年秋からサッカー担当。大分、福岡、鳥栖を中心に九州リーグ、高校サッカーのほか、02W杯、セリエAなどを取材。03年から大分支局。33歳。
太田尚樹(おおた・なおき)
 02年(平14)大阪本社入社。中央競馬や大相撲などを担当後、アマチュアスポーツ担当として北京五輪を取材。08年11月に西部本社へ出向してホークス担当に。28歳。

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