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2006年9月18日

投手の仕上がりわかるインボイス

 18日の西武戦(インボイス西武)は、まさにホークスナインの気持ちが形となって表れた試合だった。エース斉藤和が自己最多の155球熱投で18勝を上げれば、ズレータは3年ぶりの1試合3本塁打をマーク。エースの気迫ある投球に乗せられるように、打線は14安打9得点で西武投手陣を粉砕し、西武を首位の座から引きずり降ろした。

 そんな敵地インボイス西武ドームでの試合の楽しみ方の1つに、投手起用がある。福岡ヤフー、大阪、札幌ドームなど、パ・リーグが本拠地とする球場でブルペンが外にあるのは、このインボイス西武だけ。試合展開によって投手が肩をつくるシーンが見られるため、普段は分からない継投のポイントなどが我々記者だけに限らず、ファンの方も楽しめるはずだ。また、投手によっては肩が仕上がるまでの球数も違うため、普段は知ることができない部分を目にできる。
 新人のシーズン最多登板記録にあと3(記録は56年、元西鉄稲尾氏の61試合)と迫る藤岡投手は、通常30球から40球ほど投げて肩を仕上げる。それに対し、ストッパーの馬原は20球もあれば肩が仕上がるという。「抑えになり立ての時は30球ほど投げてたけど、今はもう慣れましたからね。人間は置かれる立場によって、変わるものですね」。不動のストッパーは他人ごとのように、笑って説明した。
 今日19日の西武戦は、13勝でシーズン自己最多勝利を更新中の新垣がマウンドに上がる。相手はエース松坂。同い年対決で、投手戦が予想される。投手陣がブルペンで肩をつくり、投手継投策も楽しみではあるが、球界を代表する松坂と新垣の投げ合いも見てみたい。正直、複雑な心境だが、みなさんはどちらが楽しみですか。

(石田泰隆 )


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鷹番日記
中村泰三(なかむら・たいぞう)
 93年(平成6)入社。広告部、レース部競輪担当を経て報道部。94年オフからホークス担当。02年から東京本社野球部に出向し、巨人、横浜、米メジャーなどを取材。04年11月に西部本社復帰。現在ホークス担当。35歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)入社。報道部 入社直後は、アマチュアスポーツを担当し、04年2月からホークスを担当。現在に至る。27歳。
進尚幸(しん・なおゆき)
 96年(平成8)入社。報道部写真担当、ホークスを中心に九州のスポーツ全般を取材。全国津々浦々を取材する。スペイン1部リーグのバリャドリードに在籍した城彰二を取材。34歳。
梅根麻紀(うめね・まき)
 97年(平成9)入社。入社してからカメラマン一筋。ダイエーホークス、サッカー、高校野球、柔道など九州関連のスポーツ写真報道に携わる。イタリア・セリエAでヴェネチア在籍時代の名波浩(現磐田)を取材。31歳。
押谷謙爾(おしたに・けんじ)
 96年(平8)入社。総務部、レース部を経て報道部。99年秋からサッカー担当。大分、福岡、鳥栖を中心に九州リーグ、高校サッカーのほか、02W杯、セリエAなどを取材。03年から大分支局。33歳。
太田尚樹(おおた・なおき)
 02年(平14)大阪本社入社。中央競馬や大相撲などを担当後、アマチュアスポーツ担当として北京五輪を取材。08年11月に西部本社へ出向してホークス担当に。28歳。

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