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2006年8月21日

甲子園の実績とプロでの実績

 熱戦続きの高校野球は、ソフトバンク王監督の母校・早実(西東京)の初優勝で幕を閉じた。今年の大会は打撃戦が多く、最後の最後まで試合の行方が分からない白熱した試合が目立った。だが、駒大苫小牧・田中(南北海道)、早実・斎藤(西東京)と好投手を擁する両チームの間で行われた決勝戦は、37年ぶりの決勝再試合になるなど、やはり野球は投手の出来が試合の行方を左右すると、あらためて思い知らされた大会だと思う。

 この熱戦続きの高校野球には、ホークスの「元高校球児」たちも当時を思い出しながら、それぞれが自慢話? を繰り広げていた。中でも一番ノリノリだったのが、尽誠学園(香川)のエースとして3年夏の甲子園ベスト4に進出した宮地選手。駒大苫小牧と早実の決勝戦延長再試合をテレビ観戦しながら、当時の自身とダブらせていた。

 宮地 あそこのマウンドで、これだけのお客さんがいる中、あれだけの投球ができる田中君と斎藤君はすごいですよ。僕はあそこまで精神的に強くなかったから、準決勝で負けちゃったんだろうな。決勝は普段以上にプレッシャーもあるはずなのに、その中で自分の力を出せる。本当にすごいことなんだよ。なあ、本間。

 と、隣にいた甲子園出場経験はあるが、上位進出経験のない本間に対し自慢げに? 話していた。だが、3年夏に優勝経験のある育英出身の大村選手が現れると「オレも偉そうなこと言ってるけど、大村にはかなわんわ。全国制覇ですからね。恐れ入ります」と先ほどとは打って変わって低姿勢に。さらに上宮(大阪)で2年時に準優勝経験のある宮田打撃投手を見つけると「ミヤ(宮田打撃投手)にも頭が上がらんわ。何てたって準優勝投手だから」とまたも腰を低くした。

 高校時代に甲子園で残した実績と、プロに入って残した実績。必ずしも正比例しないのも、また面白い。

(石田泰隆 )


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鷹番日記
中村泰三(なかむら・たいぞう)
 93年(平成6)入社。広告部、レース部競輪担当を経て報道部。94年オフからホークス担当。02年から東京本社野球部に出向し、巨人、横浜、米メジャーなどを取材。04年11月に西部本社復帰。現在ホークス担当。35歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)入社。報道部 入社直後は、アマチュアスポーツを担当し、04年2月からホークスを担当。現在に至る。27歳。
進尚幸(しん・なおゆき)
 96年(平成8)入社。報道部写真担当、ホークスを中心に九州のスポーツ全般を取材。全国津々浦々を取材する。スペイン1部リーグのバリャドリードに在籍した城彰二を取材。34歳。
梅根麻紀(うめね・まき)
 97年(平成9)入社。入社してからカメラマン一筋。ダイエーホークス、サッカー、高校野球、柔道など九州関連のスポーツ写真報道に携わる。イタリア・セリエAでヴェネチア在籍時代の名波浩(現磐田)を取材。31歳。
押谷謙爾(おしたに・けんじ)
 96年(平8)入社。総務部、レース部を経て報道部。99年秋からサッカー担当。大分、福岡、鳥栖を中心に九州リーグ、高校サッカーのほか、02W杯、セリエAなどを取材。03年から大分支局。33歳。
太田尚樹(おおた・なおき)
 02年(平14)大阪本社入社。中央競馬や大相撲などを担当後、アマチュアスポーツ担当として北京五輪を取材。08年11月に西部本社へ出向してホークス担当に。28歳。

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