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2005年7月25日

恩師の言葉は忘れない

 何年経っても母校(あるいは指導を受けた監督、コーチのいる高校)の結果は気になるものらしい。

 7月に入ると高校野球シーズンも真っ盛り。甲子園を目指し、連日、熱い戦いを繰り広げてきた高校球児の熱い夏も、いよいよ佳境に突入している。筆者も7月の1カ月はソフトバンク担当を離れ、毎日、高校野球の取材に明け暮れた。鹿児島を拠点とし、宮崎大会の取材にも出掛けた。

 宮崎では4年前に女子校から男女共学となり、創部4年目の聖心ウルスラ学園が初の栄冠に輝いた。スピード快挙を成し遂げたウルスラ学園を指導するのが、石田監督と小田原コーチの2人。実は2人とも延岡学園の監督経験があり、小田原コーチは、現在、ホークスの貴重な中継ぎ左腕神内を育てた名指導者なのだ。

 神内 今の自分があるのは、監督(小田原氏)が熱心に指導してくれたおかげ。野球のイロハをたたき込まれた。監督に出会ってなかったら、多分、野球選手にはなれていない。言葉では言えないくらい、本当にたくさんのことを指導してもらった。

 恩師に対する感謝の気持ちが強いのだろう。聖心ウルスラ学園の試合のある日は毎日筆者の携帯に電話をよこし、結果を気にかけていた。そして24日。恩師のいる聖心ウルスラ学園の甲子園出場が決まった。電話の向こうの神内の声は、明らかにう上ずっていた。「やっぱり刺激を受けますよね。自分も負けていられない。監督の高校に負けないくらい、自分も頑張らないとね」(神内)。

 ソフトバンクも、いよいよ26日から後半戦に突入する。といっても残り44試合。前半戦、チーム2位の38試合に登板した神内が刺激を胸に秘め、大車輪の働きでチームをプレーオフ1位進出に導くはずだ。

【ソフトバンク担当=石田泰隆】

(石田泰隆 )


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鷹番日記
中村泰三(なかむら・たいぞう)
 93年(平成6)入社。広告部、レース部競輪担当を経て報道部。94年オフからホークス担当。02年から東京本社野球部に出向し、巨人、横浜、米メジャーなどを取材。04年11月に西部本社復帰。現在ホークス担当。35歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)入社。報道部 入社直後は、アマチュアスポーツを担当し、04年2月からホークスを担当。現在に至る。27歳。
進尚幸(しん・なおゆき)
 96年(平成8)入社。報道部写真担当、ホークスを中心に九州のスポーツ全般を取材。全国津々浦々を取材する。スペイン1部リーグのバリャドリードに在籍した城彰二を取材。34歳。
梅根麻紀(うめね・まき)
 97年(平成9)入社。入社してからカメラマン一筋。ダイエーホークス、サッカー、高校野球、柔道など九州関連のスポーツ写真報道に携わる。イタリア・セリエAでヴェネチア在籍時代の名波浩(現磐田)を取材。31歳。
押谷謙爾(おしたに・けんじ)
 96年(平8)入社。総務部、レース部を経て報道部。99年秋からサッカー担当。大分、福岡、鳥栖を中心に九州リーグ、高校サッカーのほか、02W杯、セリエAなどを取材。03年から大分支局。33歳。

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