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2006年5月08日

ガッツポーズが出る日まで

 2日に松本輝投手と楽天斉藤秀光内野手の交換トレードが発表された。楽天側が直々に松本を指名。ルーキー本多の故障、期待された仲沢の2軍降格など、内野手の控え層に厚みを増したいソフトバンクとの思惑が一致した、という。「両球団、両選手にとっていいトレードだったと思う」と角田球団代表は話した。

 95年のドラフト2位で熊本工からホークスに入団した。そのときの1位はエースの斉藤和巳。「高校生ビッグ3」と評価された斉藤和に対して、松本は「九州NO・1右腕」と呼ばれた。背番号は斉藤和が「66」、松本は「67」。隣り合わせの背番号は、2人で将来の投手陣を背負ってほしいという球団の願いが込められていた。

 入団時の取材で松本は自ら「格闘技ファン」であること明かした。入団前には東京にまでプロレス観戦に出掛けたほど。ハルク・ホーガンの筋肉パフォーマンスにあこがれたのがきっかけだったという。その影響で高校時代からガッツポーズを考案。「これからいろいろ考えます」とプロ初勝利のときに、独自のガッツポーズを用意することを宣言していた。どんなガッツポーズが出るか、楽しみだった。

 そのパフォーマンスをお披露目することなく、プロ11年目を迎えた。松本は5日の生涯2度目の入団会見では「僕の生命線ですから、どんどんシュートを投げて抑えたい。1試合でも多くチームの勝利に貢献したい」と話した。チームは変わっても、あのときに考えていたガッツポーズを、仙台で見せてほしい。【ソフトバンク担当・中村泰三】

(中村泰三)


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鷹番日記
中村泰三(なかむら・たいぞう)
 93年(平成6)入社。広告部、レース部競輪担当を経て報道部。94年オフからホークス担当。02年から東京本社野球部に出向し、巨人、横浜、米メジャーなどを取材。04年11月に西部本社復帰。現在ホークス担当。35歳。
石田泰隆(いしだ・やすたか)
 03年(平15)入社。報道部 入社直後は、アマチュアスポーツを担当し、04年2月からホークスを担当。現在に至る。27歳。
進尚幸(しん・なおゆき)
 96年(平成8)入社。報道部写真担当、ホークスを中心に九州のスポーツ全般を取材。全国津々浦々を取材する。スペイン1部リーグのバリャドリードに在籍した城彰二を取材。34歳。
梅根麻紀(うめね・まき)
 97年(平成9)入社。入社してからカメラマン一筋。ダイエーホークス、サッカー、高校野球、柔道など九州関連のスポーツ写真報道に携わる。イタリア・セリエAでヴェネチア在籍時代の名波浩(現磐田)を取材。31歳。
押谷謙爾(おしたに・けんじ)
 96年(平8)入社。総務部、レース部を経て報道部。99年秋からサッカー担当。大分、福岡、鳥栖を中心に九州リーグ、高校サッカーのほか、02W杯、セリエAなどを取材。03年から大分支局。33歳。
太田尚樹(おおた・なおき)
 02年(平14)大阪本社入社。中央競馬や大相撲などを担当後、アマチュアスポーツ担当として北京五輪を取材。08年11月に西部本社へ出向してホークス担当に。28歳。

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