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新庄カウントダウン

引退表明…実は「2回目」

shi-060801-4.jpg契約更改交渉の際、「僕には野球センスがない」と引退を示唆、一大騒動を起こした新庄(兵庫県西宮市内の阪神球団事務所)=95年12月19日

 今年4月のお立ち台での引退表明は、実は「2回目」だった。阪神入団6年目を終えた95年オフ。12月19日の2度目の契約交渉の席だった。約4時間に及ぶ長い話し合いを終え、新庄から出た言葉は衝撃的だった。「2年前からそういう気持ち(引退)になっていた。自分としては一生懸命やったつもりだけど、野球に対するセンスがないんです。能力がないんです」。

 同月5日の第1回交渉でトレード志願をして騒動になり、その次の交渉で正式に引退の意思を球団側へ申し入れた。だがその2日後に翻意。心労が原因で体調を崩した父英敏さんがきっかけだった。「ユニホームを着ている姿を見せるのがオヤジへの一番の薬だと思ったんです。自分の人生どうこうじゃなく、命には代えられませんから」。契約書にサインした。

 良くも悪くもプレー以外で、日本中の注目を集めた「サプライズ」の第1弾だったといえる。交渉の先頭に立っていた、阪神の当時の沢田球団代表の言葉が新庄の波瀾(はらん)万丈で破天荒なプロ野球人生のすべてを表していた。「新庄の考えというのは、我々の理解の及ばないところがある。彼は純粋で常識では測れないところがある」。

2006年08月01日付 紙面から

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