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新庄カウントダウン

最後まで全力なんです

 何かを残そうと、最後まで全力投球しています。きらびやかな外見からは想像できないほど、新庄選手は人間味あふれる人です。取材していても、ちょっと近寄りがたいオーラを放っています。それでも後輩思いの点は、チームのベテランの中でもトップクラス。森本選手をはじめ、同じ福岡出身の田中賢、ダルビッシュ選手ら後輩とよく食事をしているという話を取材して耳にします。

 ただ、その時間を楽しもうというだけではないような気がします。後輩に誘われたら、よほどのことがないと断ることがないとも聞きます。九州男児らしく人情に厚く、日本ハムの選手以外にもソフトバンク川崎選手、ロッテ西岡選手らからも慕われています。そんな行動はグラウンド内だけではなく、外でも、姿で、言葉で、空気で、自分の何かを伝えようという気がしてなりません。

 10月5日の紅白戦後にも、そんな人間性をうかがえるような出来事がありました。高卒ルーキーで将来のスター候補の陽選手が、ウキウキした表情で球場から帰ろうとしていました。すると、自慢げに「新庄さんからもらっちゃいました」とサインをしてもらった新庄選手の本を手に、飛び切りの笑顔を見せていました。ほとんど接したことがない新人にでも、しっかりした対応をしています。

 陽選手の一言が、すべてを表していました。「新庄さん、本当にいい人です」。ファンだけではなく、後輩たちも引き際を惜しんでいます。後輩たちは新庄選手に全力でぶつかり、全力で接してもらっています。こんな小さなことが、いつかスター誕生の芽になってくれることを期待しています。【高山通史】

2006年10月05日

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高山通史(たかやま・みちふみ)
 日刊スポーツ長野、新潟支局を経て02年入社。編集部。一般スポーツ、コンサドーレ札幌などを担当し、03年9月から日本ハム担当。高校3年夏の甲子園に出場して本塁打をマーク。新潟・小須戸町(現新潟市)出身。31歳。

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