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新庄カウントダウン

熱烈歓迎で新千歳パニック!花道へ完全燃焼態勢

h-sh-061024-1.jpg日本ハム新庄(中央)の周りには報道陣やファンが殺到(撮影・小沢裕)

 3連勝で本拠地胴上げしかないっしょ! 日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が、引退の花道となる日本シリーズでの完全燃焼態勢を整えた。北海道での初の日本シリーズを翌日に控えた23日、ナインは空路、名古屋から札幌へ移動して札幌ドームでの全体練習に参加。新庄は第2戦での激走などで満身創痍(そうい)の体を休めるため、打撃練習を行うことなく「早退」し、英気を養った。新千歳空港では数多くのファンが熱く出迎えた。初冠雪のあった北の都を、天気図にはない熱気が覆っている。

 午後1時35分、名古屋からの航空機が新千歳空港に到着。約10分後、新庄らが到着ロビーに登場した。50年から始まり57回目を数える日本シリーズを、日本ハムが初めて北海道に運んできた。新庄らは待ち受けた約200人のファンにもみくちゃにされながら、空港外に横付けされたバスへ向かう。その波に押され女性やサラリーマンが転倒。警察官と警備員約20人の注意が飛び交う。新庄の愛弟子の森本のそっくりさんまで現れて、空港は騒然となった。

 そんな凱旋(がいせん)風景が、北海道の「熱さ」を証明している。この日、札幌市の手稲山に初冠雪を観測した。初雪が降るころに、これまで考えられなかった「野球」が話題の中心になっている。「本拠地球場へ戻るのは気持ちがいい」のヒルマン監督の言葉が、新庄の思いを代弁しているかのようだった。

h-sh-061024-2.jpg日本ハム新庄はアップ中に大あくびする(撮影・浅見桂子)

 決死の覚悟で、札幌決戦に臨む決意が行動に表れた。空港から移動後、午後3時から札幌ドームで全体練習を実施。新庄はウオーミングアップには姿を見せたが、打撃練習を行わずに「早退」した。稲葉に「シンプルですね」と言われて笑顔で「よかろ」と博多弁で返した。お気に入りの真っ白なジャージーを着用して体を少し動かしただけ。到着からわずか1時間30分後に球場を後にした。

 完全燃焼するためだった。第1、2戦とフル出場。2試合で6打数3安打の打率5割、1打点と打線をけん引した。第2戦で慢性的な両太ももの張りを抱えながら激走するなど、満身創痍の体を押してフル稼働。この日は練習メニューが各自に任されており、新庄は「特別休暇」を選んだ。今日24日の出場に関してヒルマン監督は「ラインアップ(先発メンバー)については言えない」としたが「彼も元気。みんな元気だ」と説明。満を持しての出場となりそうだ。

 1勝1敗。本拠地3連勝なら44年ぶり日本一が決まる。3戦とも超満員は確実。第1、2戦の道内のテレビ視聴率はそれぞれ瞬間最高で50%に迫る数字を記録した。第3戦を放送するキー局のテレビ朝日はバックネット裏、三塁側に2台ずつテレビカメラを設置。それぞれ1台ずつは、一挙手一投足を追う「新庄カメラ」だ。約562万人道民が、新庄の花道を後押しする。燃える北の大地で、ラストストーリーを完結させる。

2006年10月24日付 紙面から

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