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新庄カウントダウン
プレーオフも仕切る!外野陣頭指揮委任だ
日本ハム新庄の練習に大勢の報道陣が集まる(撮影・黒川智章)
日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が守備の「司令塔」に指名された。今日11日からプレーオフ第2ステージが開幕。1つのミスが命取りになる短期決戦でレギュラーシーズン通り、外野の陣頭指揮を任された。新庄本人は最終調整を行った10日、公式には無言だったが、右翼を担う稲葉は「(守備位置の)確認はしない。データは新庄さんの頭の中に入っている」と陣形を一任するつもりだ。
好調ホークス打線を「新庄シフト」で封鎖する。常に打者の特性、投手の球種によって細かく両翼に指示を出していたこれまで通り、新庄にポジションチェンジを自由に行える特権が託された。この日は左翼の森本を含めた3人で細かい打ち合わせは行わずに1球、1プレーごとに随時、新庄が指示を出す形の通常モードで臨むことを決めた。
敗退=引退、負けたらすべてが終わりの「サバイバル引退興行」になる。この日はキャッチボール中に「肩の張り、来年手術や!」とジョークを飛ばすリラックスムード。帰り際には群がる報道陣を「明日、明日」といなし、集中力を高めた。フリー打撃でも53スイングで3本の柵越えを放ち、戦闘態勢を整えた。
同じ札幌ドームでの9月27日ソフトバンク戦以来となる実戦。引退セレモニーで1度は脱いだユニホームを再びまとい、グラウンドに立つ。ヒルマン監督も「心身ともにベストで戦ってほしい」と有終の美を期待した。「新庄劇場」の幕引きへ、後がないカウントダウンが始まる。
2006年10月11日付 紙面から
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