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新庄カウントダウン

200号空砲も2カ月ぶりコメントで喜び表す

h-sh-060617-1.jpg8回に逆転されほおを膨らませてベンチに引き揚げる新庄(撮影・中川敬補)

<広島3-2日本ハム>◇6月16日◇札幌ドーム

 日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が日本通算200号本塁打を達成した。プロ野球史上87人目。2回2死から、佐々岡の外角高め137キロ直球を高々と打ち上げると、ボールは右翼ポール際最前列席へ飛び込んだ。本人もビックリの今季11号ソロで先制したが、試合は終盤8回に逆転を許し、節目のアーチは惜しくも「空砲」になった。

 いつものお返しとばかりに、野球の神様が「サプライズ」をプレゼントしてくれた。記念弾を決めた新庄の口元を、球場モニターが映し出す。「えっ、うっそ~」。はっきりと読み取れるほど動いていた。2回2死、カウント1-1からの外角高めの137キロ直球。珍しく逆らうことなく右翼へ打ち返すと、思いがけない1発が生まれた。

 打球はフラフラと舞い上がる。一塁塁線上をなぞるように右翼ポール際の最前列へ吸い込まれた。先制11号ソロ。いつもファンを「サプライズ」で驚かす新庄がビックリの日本通算200号だ。阪神でプロ野球人生をスタート。メジャーの3年間を除けば日本で14年目で大きな節目にたどり着いた。

 金曜日のナイターで観衆1万3961人。あの物議を醸した「襟付きアンダーシャツ」を着用した4人のボールボーイはグラウンドから“無言の声援”を送っていたが、スタンドはガラガラだった。だが裏切らなかった。「ファンがこんなに少ない中で打つなんて…。だからこそ今日、見に来てくれたファンのためにも打ちたかった」。試合中には引退表明した4月18日オリックス戦(東京ドーム)以来、約2カ月ぶりに広報発表でコメント。周囲に「(記録達成を、19日阪神戦の)甲子園で打ちましょうか」と話していたが、いつも通り全力だった。

 見た目とは裏腹に、根っからの九州男児で頑固者。苦手とされる打撃でも自分のスタイルを貫いてきた。昨季は外国人打撃コーチと意見が衝突したが、頑として受け入れなかった。専属の荒井広報や裏方さんらにスイングをチェックしてもらい、助言を聞き入れ、狂いが出るたびに矯正してきた。自分が信じてきたことを信じ続け、ようやく「200」まで積み重ねた。

 現役ラストイヤーの今季。メジャーでも評価が高かった守備ではなく、打撃で、しかも自力で遂げた「快挙」だけに価値がある。ヒルマン監督も「偉業です」と短いが最高の賛辞を贈った。物には執着しないが、日本通算100号、150号など節目の記念ボールは大切に保管してあるという。逆転負けで記念日は飾れなかった。だが永遠に色あせることのない大切なボールはまた1つ、増えた。【高山通史】

2006年06月17日付 紙面から

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新庄選手の200本記念黄金バットが なんと8分10秒で完売したとのこと。 1本1 [続きを読む]

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