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新庄カウントダウン

日本通算200号へあと1本

h-sh-060614-1.jpg3回表、日本ハム新庄は左越えに3点本塁打を放ち笑顔で三塁を回る(撮影・山口貢)

<日本ハム9-7ヤクルト>◇6月13日◇神宮

 日本通算200号へ王手。日本ハム新庄剛志外野手(34=SHINJO)が3回、ヤクルト・ゴンザレスから左翼へ10号3ランを放った。日本での199号目となる1発に加え、5回にも左前へ適時打と4打点。両チーム計6本塁打が飛び出す乱打戦を制する原動力となった。阪神、日本ハムと日本球界を沸かせてきた男が、現役ラストイヤーに記憶だけでなく、記録でも新たな足跡を残す。

 ジーコジャパンにはちょっと足りない「決定力」で、神宮に集った野球ファンをスカッとさせた。新庄がW杯ムード一色の世の中を振り向かせた。1点を追う3回、同点にしなおも2死一、二塁。ヤクルト先発ゴンザレスの内角に入ってくる甘いスライダーだった。左翼席へ勝ち越し3ラン。両軍合わせて6発が飛び交う空中戦の火付け弾が、勝利の呼び水となった。

 平等主義で、選手個人をなかなか褒めないヒルマン監督が迷わずヒーローに挙げた。「すべての本塁打が大きかったが、口火を切った新庄の一撃が大きかった」。2点差に迫られた5回には五十嵐から左前適時打。引退表明し5打点を挙げた4月18日オリックス戦(東京ドーム)以来、今季2度目の1試合4打点をマークする勝負強さで3連勝を呼び込んだ。プロの世界で日米17年間も生きてきた証しが、凝縮されていた。

 節目の記録にリーチをかけた。日本通算199本目は今季10号。メジャーに在籍した01年からの3年間(計20本塁打)をのぞけば、日本で「5年連続」となる2ケタ本塁打。日米通算では219本塁打目。現役ラストカードが濃厚な神宮では00年7月以来、6年ぶりのアーチでヤクルトファンも拍手。試合後には「もう、何も言わないから」とご機嫌で、神宮を後にした。

 オフだった前夜はW杯サッカー、日本対オーストラリア戦に日本中が熱狂していたが、テレビ観戦はしなかった。そんな根っからの野球好きぶりは、今季の春季キャンプの昼食シーンにも…。極度の猫舌で、時々、球団提供の温かいそば、うどんには氷を入れて「冷やし」に改良した。練習に支障を来さず、一定の時間をキープするため。そんな小さな努力も怠らなかったから、1本ずつ積み上げてこれた。世間の目はW杯に向いていても-。誰よりも目立ちたい永遠の「野球小僧」は、どんな時も全力で駆け抜けていく。【高山通史】

 ▼新庄の球場別本塁打数 新庄が本塁打を打ったのは15球場(名称変更含む)。神宮は16本で5番目に多い。1位は甲子園の63本。2位は東京ドームで26本。札幌ドームは3位で19本。次いでナゴヤの18本(ナゴヤ球場14本、ナゴヤドーム4本)。6位広島15本、7位横浜14本までが10本以上。福岡・ヤフードームと大阪ドームは同数7本で8位。フランチャイズ球場以外で一番多いのは札幌円山の3本。

2006年06月14日付 紙面から

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新庄が200本HRにリーチ!! ・・・ということは・・・ コレがHRだったら、 [続きを読む]

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